ホットな山紀行
登ったばかりの山の感想を写真を主にしてつづった紀行文です
 

坪山  



ヒカゲツツジで賑わう坪山を秋に目さきを変えてみれば   


…コースタイム…

羽置の里びりゅう館(8:25)→阿寺沢分岐(9:00)→坪山(10:40~10:50)
→西原峠(11:55)→大寺山(12:35~12:55)→1207m点(13:05)
→分岐(13:50)→林道(14:20)→阿寺沢入口(14:45)→羽置の里びりゅう館(14:55)


おまけ、と最初から言うのも可笑しいですが、今年の奥多摩湖
周辺の紅葉はホントウにキレイですね
色づくもの全てが総動員している感じで、奥多摩湖って
こんなにキレイだったの??
下山後、奥多摩湖の駐車場は満杯の状況でした
当然のことながら帰りは渋滞に巻き込まれました


さて、今日登る山は坪山
登山口は羽置の里びりゅう館ですが、二年前に下ったコースです
ヒカゲツツジの咲くコースは紅葉時には期待できないので
今日は最初からこのコースをねらっていました


夕べ、考え抜いた末に選んだの今日のコース
ところが、肝心の地図を忘れてしまい、一度歩いたことが
あるので坪山までなら、まぁ~何とかなるだろうと~
びりゅう館からのコースは標識は完備しているか、心配だったが
結構このように備わっていて心強かった


始めは植林の中でしたが、じきに雑木にかわります


盛りは過ぎているようですね


ここにも坪山を指す表示


このコースは左側が険しく、灌木が目隠しになって分かりませんがほとんど絶壁です


くすんだ色づきの黄葉ばかりを見て歩き、このように赤色が現れると心ははやります


コハウチワカエデ


山頂は一人で独占
ヒカゲツツジで賑わう頃は、この狭い山頂からはみ出てしまうほどなんですが
飛竜山、雲取山方面の眺めです


奈良倉山もなかな見栄えが良い山


登っている間、背後でいつも控えていた三頭山


富士もわずかに姿を出す


地図も持たないで気になっていたのがこれからのコース
ここも一度は歩いたコースですが、6年以上は前のことです


この場所では富士が大きく覗けた


林道を歩きに歩き、どの辺りまで歩いたらいいのか、結局は終点まで来ました
その場所から尾根に乗って僅かなの所が目指した大寺山です
前に歩いた時はずっと手前で尾根に向かったはずなんですがね??
とにかく、このコースは登山地図にも載っているにも関わらず、標識が不足です


大寺山の山頂


大寺山から下山道に採ったのが尾名手尾根です
このコースも一度歩いています。地図は無いのですが、ガイドブック
だけはしっかりと忘れずに持ってきました
踏み跡も割合しっかりしていますが、ともかくここはバリエーションルート
ですので、かえすがえすも心得違いはしないで地図などを持ち、用意万端で臨んで下さい


こんな感じの尾根です


紅葉は今時とあってはこんな感じです
雑木の尾根がもっと続くと思ったのですが
意外にあっけなく植林に変わります
このコース採りにしたのは尾名手尾根の下部の紅葉を
期待してのことでしたが、早々に植林に変わるなんて
一度歩いているのに、そんな事は忘れていましたね


平成24年11月18日 実施


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こころに残る秋の一日    


…コースタイム…

甲斐大和駅(8:40)→道の駅「甲斐大和」(9:00~9:15)→取付口(9:10~9:15)
→207号送電線鉄塔(10:00~10:05)→1211m点(10:25)
→米沢山(11:00~11:10)→お坊山西峰(12:00~12:30)
→お坊山東峰(12:45)→登山道出合(13:20~13:25)→大鹿林道(13:40)
→道証地蔵(13:50)→笹一酒造(14:35)


歩きはじめは日が山の陰で森の中は暗い
米沢山北尾根が今日の登りのルート


尾根が左側に曲がるように感じたところで笹子雁ヶ腹摺山が眺められ
陽に照らされた紅葉もこの辺りから見ることができる


207号鉄塔の下で黄葉していたダンコウバイ


次第に尾根は険しくなり、それと同時に赤色の木が増えてくる


コアジサイが黄葉している急な尾根を登りきれば1211m点


いやはや、紅葉が一段と鮮やかになった


岩稜の高みを急登で二つこなせば米沢山に着く
お坊山に向かい、あらかた落葉しているが、わずかに残っているものも


冬場に歩くことが多いのでこれまでハイカーにあまり会わなかったが
今日は多くのハイカーを見かけた


そりゃそうだ、こんなに天気が良いのだ
八ヶ岳が真ん中の奥で写っているが、雪の降った様子はない


富士山もばっちり


お坊山西峰で昼食を摂る


青空に映えるタカノツメの黄葉
と言っても、木は私が見定めたわけではない
頼りになる目利き人が同行しているのだ


落葉しているが、それでも素敵だ♪♪
お坊山東尾根に向かっている間で


お坊山東峰に着く


お坊山東峰から当面は南東尾根を辿る


この辺りもそうだったかな


頃あいを見て進路先をお坊山東面の散策路へ
だいぶん昔の事だが、あるハイカーと下山後に出逢い、こんな話をしていた
南東尾根を下るつもりが、間違って大鹿林道に下ったとのこと

お坊山の東側の緩斜面に何かが有りそう
とその頃から通るたびにいつも思っていた
それがバリエーションルートとして本でも紹介している散策路の存在
今年の春に一部を歩き、今日は残っているコースを歩こうというわけだ


ここで大鹿峠の登山道に合わさる
紅葉はしきっていないが、仮に紅葉の盛りに来ても
赤色が少ないので、どちらかというと新緑の頃の方がお奨めかな


下山後、恒例で笹一の新酒祭りへ
おらは、よっぱらっただ~~ 電車の中で爆睡していました


平成24年11月10日 実施


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ここに来たら何たって富士山でしょう   


…コースタイム…

明神峠(9:20)→三国山(10:40~10:50)→大洞山(11:55~12:25)
→立山(13:20~13:30)→立山休憩所(14:00~14:05)
→立山登山道入り口(14:15)→巡回バス停留所(14:30)


駿河小山駅からバスに乗って明神峠で下車
しばらくは車道沿いの登山道


富士山がすぐに山容を出す


愛鷹山もこのようにして眺めると登高欲をそそられる


車道を横切ってこの標識から階段の登山道になる


三国山までなら以前に一度登ったことがある
不老山からの縦走だったので、ここが最後の登りということもあって
辛かったという印象だけが鮮明に残っている


道志、丹沢の山の眺め


時節柄、紅葉を期待したのだが、三国山稜は何だか晩秋といった風情


三国山に着く、これから先は未踏の登山道


紅葉はこんな感じです


ノコンギク


トリカブトも咲き残っていた


ユニークな標識、登山道の折々のポイントで見かける
今日は思いがけずにこの標識を手掛けた作製者とも出逢う


ブナの黄葉


赤色が少ない、と言うか紅葉は終わったという感じ


ハイカーの多い大洞山


アザミ平の近くで眺めた富士山


アップ


さらにアップ


このように眺めても落葉が目立つ


リュウノウギク


リンドウ


フジアザミ


立山に進路を採る


立山は富士山の展望台


下山道では花の盛期はとっくに過ぎているが
シロヨメナが広い範囲にわたって咲きそう


先頭を歩いている方がユニークな標識の作製者


平成24年11月4日 実施


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タワ尾根をからむ尾根を自由自在に、が??   


…コースタイム…

日原鍾乳洞(7:15)→八丁橋(7:45)→登山口(8:10)
→篶坂ノ丸(10:15)→上段歩道(11:00)→四軒小屋取付点(11:35~11:55)
→ウトウノ頭(12:55~13:00)→上段歩道に出る(14:25)
→材木小屋尾根取付点(14:50)→日原鍾乳洞(16:05)


今日は朝から雲ひとつない天気、ヤッホ~


八丁橋からまずは孫惣谷(まごそうだに)林道に行き
途中の木の階段で作業道へ
杉林の中で見かけた花がヤクシソウ


作業道はしばらく経ってから二手に分け、タワ尾根をからむ
右側の作業道を進路に採った早々でオロセ尾根に取り付く
しょっぱなは緑色優勢の雑木もこの辺りでは色づいている


えぃ、コハウチワカエデにしちゃぇ??


樹木の開けたところからタワ尾根を覗く
上は色づいているな~


下部のオロセ尾根の林床はボサボサしていたが、次第にすっきりしてくる


まさしく今日も紅葉ガイドブックを手に持って
この木はハウチワカエデかな~、う~ん


赤色がふんだんに現れるとタワ尾根は近い


タワ尾根に辿り着いたところのピークが篶坂ノ丸
紅葉はこのあたりで最盛期といったところ


わざわざタワ尾根まで登ったのに、これから小川谷へ向かって材木小屋尾根を下る


材木小屋尾根の雑木の美しさはピカイチ、その場を借りてうたた寝をいつかはしたい


なにしろ仰向けばこの通りだ


ブナだってピカピカだ~


イヌブナの黄色もシミ一つもないほどに新鮮


半ば夢でも見ているようにして歩き、そんなこんなして上段歩道へ下る
材木小屋の取り付き点にはうまく合わさらなかったが
これは想定内の出来事
こんな広々とした尾根で私の力量ではとても無理
無事に降り立ったことで良しとしよう


メグスリノキにしちゃぇ~
他に三枚付いている葉の紅葉なんて知らんしな~


四軒小屋尾根の取り付き点で昼食を済まし、またまた紅葉の尾根へ
この尾根もはじめは緑色優勢、だがそれは束の間
四軒小屋尾根も材木小屋尾根と似たような雰囲気
樹木のそれぞれがある程度の間隔を保ち
そのさっぱりした風情がよろしいようです


いい季節はもう終わるな~


四軒小屋尾根を登り切ればウトウノ頭です。
時間は13時近く、この時間になっても澄んだ青空が広がり
ところがタワ尾根では紅葉は良いとしても展望がまったくダメで
二兎を追えないところがかえすがえすも残念です


こうなったら今日は紅葉三昧に徹し
ウトウノ頭から急坂を下り、傾斜の緩いところから
またまた紅葉の始まり始まり


紅葉に付いてはもう言うことはありません


あっちへ行ってはカメラでパチリ、こっちへ行ってはカメラでパチリ
あれれ~必ず通るはずの篶坂ノ丸は通り過ぎたのかな~
これがケチの付きはじめになるとは!!

写真を撮ることに夢中になった余り、どの時点か知りませんが
登山道から離れていることに気づきました
そう言えば目印の赤テープを見なくなってから久しいな~
登山地図では最新のものは知りませんが、未だに破線のままだったな~
登山道には赤テープに標石が目印になり
注意して歩けばまず見逃すことはありません

二重山稜と思えるところでも注意したし、どこで間違えたの??
山では行いの正しい私も、こうなったら必ず登り返してテープを
確認できるとまで戻るのですが、今日は聞く耳を持ちません

勝手知ったる山という訳でもありませんが、タワ尾根を
からむ水平道が有り、このまま藪をかき分け、かき分け、下っても
必ずその水平道に出くわすはずと思ったからです。
もくろみ通りにぴったしカンカンでその水平道に出遭いましたが
それはかえってあだになりました


その水平道が小川谷の上段歩道だったとは、トホホ
まったく逆のことを考えていました
つまり、孫惣谷側の水平道に出遭ったと勘違いし
逆の方向に進路を採ったからです

その水平道を散々に歩いて鍋を裏返しにして置いてある
知る人は知る材木小屋尾根の取り付き点まで
来て、どうしてまたこんなところに、と唖然としました

再び山歩きを再開したければ、材木小屋尾根でタワ尾根に出るか
それとも上段歩道を少し戻ってからタワ尾根を
またいでいる作業道を行くしかない
しかし、時間が時間、秋の日はつるべ落としと言うではないか
それに今は疲れ切って一歩も動きたくないし、こうなったら
必殺の一手を使うしかない


平成24年11月2日 実施


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