ホットな山紀行
登ったばかりの山の感想を写真を主にしてつづった紀行文です
 



紅葉真っ盛りは車で通り過ぎてしまい  

…コースタイム…
県立赤城公園おのこ駐車場(7:35)→黒檜山登山口(7:50)→駒ヶ岳分岐(9:25)
→黒檜山(9:27)→展望台(9:29~9:40)→花見ヶ原分岐(9:50)
→大タルミ(10:20~10:25)→駒ヶ岳(10:35)→駒ヶ岳登山口(11:20)


大沼に突き出た半島に赤城神社が祭られ、赤い欄干の橋も架けられている
ここまで車で上がって来ると湖面に映る木々もきらびやかさが失われ
真っ盛りの紅葉もこの辺りでは一週間以上も前のことだったような様子


おのこ駐車場から15分も湖岸周遊道路を歩けば
右側に黒檜山登山口がある


登山口からひとしきり登れば大沼がすっきりと視線に映る


尾根に立ったところから岩場になり、標識には猫岩と記す


地蔵岳の左側には富士山が山容を出していた
期待の紅葉は散々だったが、天気はすこぶる良く抜群の展望だった


僅かの木ながら紅葉にも浸れる


今日の黒檜山も登山者であふれかえっていた


山頂もこんな様子


双耳峰の燧ヶ岳が右側でそびえ、それにさし向かっている感じの左側の高い峰は至仏山かも?


真ん中は上州武尊山かな


先々週登った日光白根山が写っているかも


雲海なんて見るのは久しぶり


数枚写真を撮って展望台を辞し、混雑する山頂は
足早に通り越して南峰に着く
この場所には鳥居、石祠、石碑などが置かれている


南峰から急下降になり、木段道で下る
尾根通しの登山道を俯瞰する


振り返って眺めた黒檜山
裸木も目立ち、紅葉の最盛期を逃したことを実感する
それにしても登山者が次から次へとすれ違っては登って行く


この辺りを標識に大タルミと記して要するに黒檜山と駒ヶ岳との鞍部にあたる


駒ヶ岳を登って下った先の標識で一息を入れ
ここからは急下降の連続で今日の行程をしめくくる


ぼやいてもしょうがないが、今日は紅葉の読みがはずれた~
赤城山の黒檜山と同じ外輪山で鈴ヶ岳、あるいは荒山などが良かったかも

平成27年10月18日(日)実施


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展望があればこその山だと思うが???

谷急山は妙義山群の最高峰とのこと。

行程中に険しい岩場があるわけではないのですが、三方境から
しばらく進んだ先の突き上げる急坂はおののくような高度感があります。

ピークの間際でロープから鎖に変えて登ったところが984m点
であり、ここで一挙に標高を稼いでしまった感を覚える
のは、道中ずっとダラダラした登りが続いていたせいもあるようです。

国民宿舎裏妙義の駐車場に車を置いて
9時ごろに出発し、山行を終えたのが17時。

6時間そこそこのコースタイムのはずが、8時間もかかりました。

林道から三方境の目印を見て沢を越えますが、この
中木川の増水は予想外のこと。

昨夜来の雨のせいですが、難儀しながらもようやく沢を越しました。

その後は登っているのか、登っていないのか、分からないような
尾根をからめた緩やかな道がずっと続きます。

新緑の色も深まり、三方境を過ぎたあたりから紅色の
ヤマツツジもたくさん花開いている
のですが、鮮やかに目に入らないのは、これも予想外の天気のせいです。

昼間の一時でも陽が差してくれればと思い、行く先々で空を仰いで
いたのですが、結局一日中はこのような天気でした。

いつ雨が降ってもおかしくない空模様でしたので、谷急山に
立っても展望を望むのは無理とあきらめ、無事に
登り終える事だけに気持ちを切り替えました。

さて、これは予想外というのには当たらないのですが、薄々
気付いていたのはヒルの存在です。

数年前の出来事で、そういえば裏妙義からの帰路もこの道に
当たり、その時もこんなことがあったはず、と記憶がよみがえりました。

私自身はヒルという黒い小物体さえ見たこともないのですが、今日の
山行でからくもその被害をさけることができた
のは、先頭に立って歩いてくれた人が血祭りに上がっていたせいです。

以下は写真です



新緑が深緑に移りつつある


陽が指すと春を浅く感じる


三方境というところ


三方境から広い尾根を歩く


道中でしばしば目に付く山名標


ヤマツツジとミツバツツの両方が見られる


長い鎖場はここ一箇所


幾つもピークを連ねて登ったり、下りたり


山頂にはかわいらしい標示だけが


谷急山はこの通りで、今日はこんな天気だとは予想だにしなかった

平成20年5月18日 実施
山行詳細


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