ホットな山紀行
登ったばかりの山の感想を写真を主にしてつづった紀行文です
 



なが~い、なが~い、登り下り   

…コースタイム…

一日目
笹ヶ峰(10:05)→黒沢出合(11:05)→富士見平(13:05~13:15)
→黒沢池ヒュッテ(14:10~14:25)→茶臼山(15:05)
→高谷池ヒュッテ(15:40)

二日目
高谷池ヒュッテ(4:30)→天狗の庭(4:50)→雷鳥平(5:35)
→火打山(6:15~6:20)→最低鞍部(8:05)→焼山(9:45~9:50)
→笹倉温泉分岐(11:15~11:20)→富士見峠(11:40~11:55)
→水場(13:20~13:30)→渡渉点(15:10)→杉野沢橋(16:30)
→笹ヶ峰(17:05)


笹ヶ峰を10時ごろ出発、今日は高谷池ヒュッテまで


黒沢を渉ったら、十二曲りの急登が始まる


十二曲りの先も急登が続くが、黒木帯に入ってから傾斜がゆるむ


富士見平で一息を付く
時間が早いので予定を変更し、黒沢池を回り込む


黒沢池に降り立ったところ


ワタスゲの咲く黒沢池


チングルマは終わって穂の状態


4、5回歩いたことがあるが、花の咲く時期に黒沢池を歩くのは初めて


ミツバオウレン、タカネニガナ
ツマトリソウ、ヨツバシオガマ
シナノオトギリ、イワイチョウ
ハクサンフウロ、キソチドリ


道端に咲くのはタカネニガナ


黒沢池ヒュッテが見えてきた


黒沢池ヒュッテから茶臼山の登りへ
この辺りもタカネニガナ


茶臼山


高谷池に着く、今日は高谷池ヒュッテに宿泊


ミヤマコウゾリナ、クルマユリ
ミヤマオミナエシ、キヌガサソウ
ハクサンシャクナゲ、ミヤマツボスミレ
タニギキョウ、シラネニンジン?


高谷池ヒュッテを4時30分に出発する
昨夜の天気予報では今日も昨日同様に曇りがちの天気とのこと


ハクサンコザクラの咲くお花畑を過ぎた頃には、うっすらと火打山がにじむ


今度は青空がにじんできた


天狗の庭を越してから本格的な登りになり、尾根上で旭日を迎える


ダケカンバの美しい尾根


天狗の庭が眼下に


雷鳥平


火打山も青空に山容を出す


振り返れば妙高山の山頂部が雲の上から出ている


この辺りはミヤマキンポウゲが多く咲いている


山頂に立ったら再びガスが覆う
以後、変わりばえのしない天気が続く


影火打の登り返し
この先、向かうのは焼山


ミヤマキンポウゲの中に道が付いている


影火打はこの稜線に立ったところのようだ


草に埋もれるままに歩く、下道はしっかりしている


焼山がガスの中におぼろげに輪郭を出す


最低鞍部に向かって下る


焼山が全容を出す


背後のこの稜線を下って来た


焼山の直下からの登り始めは、やはり草に埋もれた状態で歩く


チングルマ、アオノツガザクラ
ハクサンコザクラ、テガタチドリ
ウサギギク、ウメバチソウ
ミヤマキンポウゲ、サンカヨウ


四つん這いになって歩くことも強いられる登り


次第に足元がすっきりした登山道に


三角点の標石があった稜線


9時45分に焼山に到着


鞍部に下って休憩をはさむ


雷鳥の親子


焼山の山頂部の様子


左側に見える稜線は金山方面の登山道


富士見峠から望む金山方面の稜線


富士見峠から進路に採ったのが杉野沢橋に至る登山道


雪渓を三度横切り、四度目の雪渓は下方に向かって50mほど下る


最後の難所、岩壁をトラバースして上に登る


イワツメクサ、ヤマオダマキ
オオサクラソウ、エンレイソウ
ミヤマカラマツ?ノウゴウイチゴ
シナノキンバイ、オニノヤガラ

平成23年7月22日~23日 実施



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花に酔い、お花畑にとどまること1時間余り 

…今日のコース…

平標登山道入口(6:10)→松手山(8:10)→平標山(9:50~11:10)
→昼食(11:15~11:25)→平標山ノ家(11:50~11:55)
→林道に出る(12:35)→平標登山道入口(13:25)



青空に苗場山が映える。しかし、この天気も長くは続かない


20分後には苗場スキー場の上部の山に雲が広がる


さらに30分後、雲はますます広がる
鉄塔の建つピークを越してから振り返る


ベニサラサドウダンはどの木も花で鈴なり


ベニサラサドウダンのアップ


シャクナゲは終期


チゴユリ


タニウツギ


アカモノ


ウラジロヨウラク


ツマトリソウ


松手山を越してからは笹原の稜線歩き
急登はあらかた終り、この辺りからゆるゆると登って行く
一つ目の高まりは雲の中


ハクサンチドリ


一つ目の高みの直下に立つ


振り返ると背後でも青空は雲に押されがち


ミヤマカラマツ


タカネニガナかな?


オノエラン


マイズルソウ


ヨツバシオガマ


一つ目の高みを登ってしまえば、後は平標山を登るだけ
この辺りもゆるゆると登って行く
気持の良い稜線歩きだが、ガスがすっきり晴れない


エチゴキジムシロ


ハクサンイチゲ


この辺りはハクサンイチゲのお花畑だった
しかし、花は終わりに近い
鉄塔から辿って来た登山道を振り返ることが出来る


ハクサンイチゲの他にヨツバシオガマにオノエランも咲く


平標山はガスで陰っているピーク


平標山の山頂
ハイカーはこれからたくさん登って来る


仙ノ倉山方面に向かって鞍部へと下る
ガスで目の前は真っ白だが、晴れることも度々、繰り返す
この時点で仙ノ倉山は断念、もっと天気が良ければ行くのだが


山頂から鞍部に下って行くまでの間が登山地図にも載っているお花畑
主にハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ミヤマキンバイ
などが咲き、花の種類が多いわけではない


チングルマは一足遅かったようであり、ほぼ終わりの状態


ハクサンコザクラ


平標山から鞍部までが広い広いお花畑


チングルマの咲き残り


この辺りもチングルマの群生地でしょう


お花畑で一時間もくつろいでいました


端まで広がっているお花畑


ミヤマキンバイ
茎が長いのが気になるが、近寄って確かめ
られないでの、もしかしたらミヤマキンポウゲ?
でも花はキンポウゲとは違うな~


しつこいのを承知でハクサンコザクラ


ガスっても、見通しはたいへんよろしいです


仙ノ倉山方面のガスが晴れた感動的な瞬間
やっぱり行けば良かったかな~、この時点では引き返している態勢だった


湯沢方面も見えてきた


またガスで陰ってきた仙ノ倉山方面


平標山から北側方面を眺める
左側に見える登山道は松手山から延び、真ん中の湿地に向かって
いる登山道は平標新道で土樽に向かう


平標山でガスの晴れる瞬間も待っているハイカー


下山道は平元新道


イワカガミ


イワイチョウ


ワタスゲ


コバイケイソウ


ゴゼンタチバナ


平標山ノ家が近づいてきた


平標山ノ家から下の登山道は、花も何もない、ただ下るだけの道
コース採りは、今日のように松手山を経由して登るのがベストでしょう
きついけど、花をじっくり眺めながら歩けます


ショウキラン


サワハコベ

平成23年7月2日 実施



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