茨城新聞5/4

2006年05月04日 | つぶやく
茨城新聞の記事を抜粋して掲載します!

護憲、改憲両派が集会 「憲法記念日」県内の動き
2006/05/04(木) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁

 憲法記念日の三日、水戸市内などで憲法を考える集会が相次いで開かれた。現憲法は、十一月に公布六十年を迎える。こうした中で、護憲、改憲両勢力はともに憲法を知る活動と幅広い議論を呼び掛けた。

 ■改憲派
 改憲を前提とする日本青年会議所(JC)茨城ブロック協議会主催の「茨城で考えるこれからの日本・憲法フォーラム」は同市千波町の県民文化センターで開かれ、JC会員を中心に約二百八十人が集まった。
 冒頭で改憲派の論客・小林節慶応大の教授が現状を解説し、「今の改憲論議が暴走していると危惧している」と指摘。イラクへの自衛隊派遣の過程を踏まえ、「概念と理念をごまかす奴に法律を与えて何をやるのか。こんな状態で憲法見直しを議論する資格はない」と切り捨て、「憲法は間違っても国民を縛るものではない」と国民の責務を盛り込んだ自民党新憲法草案を批判した。
 パネルディスカッションで、自民党衆院議員の葉梨康弘氏は「今の九条はたいへん危険。時の政権の解釈によってどうにもでなる」との見方を示した。民主党衆院議員の河村たかし氏は「(改憲論は)上から見下ろしてこうしろという感じがする」と語り、JC茨城協議会の立原正仁会長は「議論するのが大事」と述べた。最後に計十八項目についての“模擬国民投票”が行われた。




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