【KURENAIプロジェクト】北極星は、アイルランドのシャノン空港!

2021年03月31日 | 「KURENAI」とは

KURENAIプロジェクトとは、
茨城空港を核とした新たなまちづくりが目的です。

目指す北極星は、アイルランドのシャノン空港!

「人が集う処に商いは起こる」
として3つの構想を夢みています。

 


NO.1は、「安全な空・整備街構想」茨城空港をアジアの整備基地にすることです。

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まずは、茨城空港で遊ぼう!と題して「スカイスリーフェスタ」を年に3~4回企画し、
空港に一度お越し頂く事で、自我意識を持ってもらう活動を行っています。

更に遊んで楽しめる施設として以下を提案します。

1、百里バルーンクラブから展開する「KURENAIミュージアム」
百里の歴史や地元の芸術家の作品を展示、熱気球などのスカイスポーツを体験しながら「空」と「国防」を考える事が出来る楽しい施設です。

2、おみたまプリンから展開する「KURENAI牧場」
「おみたまシリーズ」商品を購入する事が出来、酪農、養鶏などの農業見学をし食べながら「食」と「農業」について考える事が出来る楽しい施設です。

3、初動負荷トレーニングを取り入れた「KURENAI運動公園」
「BMLトレーニング」を体感する事でスムーズな動きを学びながら、リハビリもでき「身体」も「心」も柔らかくなって地域の医療費を削減できる施設です。

 

*詳しくは、カテゴリーの各構想、さらには百里シンポジウムをご覧ください。


活動 H11~H17

2012年05月08日 | 「KURENAI」とは

H11.6~ 小川町商工会青年部農志会合同会議開催(5回)
H12.7   石岡JC例会 「空港が地域にもたらすこと」参加
H12.11 天草空港、AMAX小川町商工会青年部視察
H12.11 「アジアの整備街百里」構想作成
H13.2   (学)日本航空学園視察
H13.2   百里シンポジウム 「民間共用の現状と課題」開催
H13.2  エアーフロント会議「アジアの整備街百里」構想提案
H13.3   百里共用化推進フォーラム2001見学
H13.3   (学)日本航空学園小川町視察
H13.5   (学)日本航空学園小川町商工会青年部視察
H13.6  「シャノン空港」資料入手
H13.10 30周年記念事業日本航空学園ミュージカル公演
H13.11 例会「 (学)日本航空学園誘致について」開催
H13.11 「アスリートと老人が共存するまち」構想作成
H14.1  (学)日本航空学園小川町商工会視察
H14.2   ワールドウイング小川町玉里村商工会青年部視察
H14.3  例会「百里基地闘争 について」開催
H14.4   「有機農業と商品開発」構想作成
H14.4  小川町に複合ショッピング施設の企画書2案提出
H14.4  八郷町真壁町パラグライダーW杯誘致
H14.7   百里シンポジウムⅢ開催
H14.11 広域青年活動組織委員会発足
H15.3  PWC茨城大会を応援する会発足
H15.2  百里シンポジウムⅣ開催
H15.2  日本食農教育協会発足
H15.3   2003パラグライディングW杯茨城大会開催支援
H15.5  百里バルーンクラブ設立
H15.7   百里シンポジウムⅤ開催
H16.2  百里シンポジウムⅥ開催
H16.7  百里シンポジウムⅦ開催
H17.2  百里シンポジウムⅧ開催
H17.7  百里シンポジウムⅨ開催

*構想名が、現在とは異なります。


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「安らかな体」公園構想 (H13.11作成「アスリートと老人が共存するまち」構想)

2012年05月07日 | 「KURENAI」とは

~保険医療費の削減に効果~

 小山裕史先生(ワールドウイング代表・鳥取市)が考案した『初動負荷理論』が、現在、スポーツ界・医療界両方から注目を浴びています。
門下生には、シアトル・マリナーズのイチロー選手、ヴィッセル・神戸の三浦知良(カズヨシ)選手、ゴルフの青木功選手、マラソンの有森裕子選手、テニスの杉山愛選手など、様々な競技のトップ・アスリートが名を連ねています。

  『初動負荷理論』とは、1995年(平成7年)に国内学会で『小山裕史』先生が発表した理論です。
本来、人体の筋活動が最大にパワーを発揮するには、まず初動作に絶対的パワーとスピードが必要であり、それは、体の根幹部・上半身なら肩甲骨周辺、下半身なら股関節周辺といった筋肉の根幹部から生み出されるもので、その力が末端部に伝達されるということです。

 トレーニング法は、動作の最初に小さなな負荷を与えるだけで、あとの動きは伸縮、弛緩と慣性に任せることにより、理にかなった筋肉の動きが得られ、血流もスムーズになり、乳酸もたまることもなく、しなやかな筋肉がつくられるというものです。

 従来の筋力トレーニングの主流は、「終動負荷」と呼ばれ、動作の初めから最後まで負荷をかけ続けるため、血流が悪くなることから血圧・心拍数が上昇し、心臓に負担がかかってしまいます。 筋肉は肥大化しますが、硬直化を招くため、ケガをしやすく、スピード・持久力の低下、又、乳酸値が上がることで疲労の蓄積も招いてしまいます。これと正反対なのが「初動負荷」によるトレーニングなのです。

  この「初動負荷」のトレーニング、体の根幹部・筋肉の付け根の部分を伸縮、弛緩の繰り返しにより刺激することで、PNF以上の効果が得られ、神経系のトレーニングとして医療の面からも注目されております。実際に、下半身不随の人が歩けるようになった事例や、脳性マヒの人が回復に向かっているという事例が報告されています。

 しかし、この『初動負荷理論』クローズド・マーケットにしか広まっていないため、一般の人にはあまり知られておりません。なぜなら、この理論を忠実に教えられるトレーナーの絶対数が不足しているからです。

  そこで、はじめに、この『初動負荷理論』を正しく、教えられるトレーナーを育成する施設をつくり、そこで学んだ人材が、特別養護老人ホームとリハビリ・スポーツセンターの複合施設や、小山式のトレーニング・ジムで活躍する。私たちの暮らすまちに、このような施設が、点在すれば、素晴らしいことだと思います。

 まず、自衛隊を退役された方々に、トレーナーになってもらう。退役したといっても体力的には十分なものを持っております。この方たちに、この理論をマスターしてもらい、トレーナーとしてこの施設で働けることにより、この地域に、定住していただけるのではないかと考えられます。

  今現在、鳥取にある小山先生のジムでは、特養施設から医学療法士の方がこの理論を学びにきております。又、実際に、トップ・アスリートと並んで中学生や高校生、子供からお年寄りまで色々な方が目的を持ったトレーニングをおこなっております。

 スポーツ選手の隣で、トレーニングができる、子供達にとってこれほど刺激になるものはないでしょう。必然的に真剣に取り組むようになり、スポーツを通して青少年の健全育成が図られると思われます。もし関東圏に大きな施設が出来ればチームごとの移動が可能となり、チャーター便の確保に繋がると考えられます。プロ野球でいうと、中日・広島・オリックスがチーム契約をしております。

 初めに述べましたように、この「初動負荷」トレーニングは、体の根幹部・筋肉の付け根をほぐし、体を自然な状態に戻し、又、神経を刺激する効果があるので、老人の痴呆症の予防や体力の維持・寝たきりの防止、肩こりや腰痛などに効果があるということで、中高年層においての健康管理に効果が期待できます。しいては、保険医療費の削減にも効果が期待できます。

何よりも、各年代の体力に応じてトレーニングができ、体が軽くなる。効果が現れるのが速く、このトレーニングを続けることによって、健康な体の状態に戻るというのが、『小山式トレーニング』の特徴です。

 実際に、私達もこの『小山式トレーニング』を体験して参りました。運動自体きついという感覚はありません、終わってみると体が柔らかくなっているのが一目瞭然で分かり、不思議と、爽快な気分になりました。

 その他といたしまして、東京に小山先生公認のジムが朝鮮学校空き校舎を利用して存在しております。現在、「初動負荷トレーニング」は「B.M.Lトレーニング」とも呼ばれ、「財団法人初動負荷トレーニング研究財団」においてトレーナーの人材育成を進めております。


KURENAI ~ゆっくり楽しく焦らずに~

2012年05月07日 | 「KURENAI」とは

我々は、平成11年ごろから百里飛行場民間共用後のまちづくりを近隣青年の仲間と色々な立場から勉強してきました。

コンセプト
21世紀、空港を核にした夢と希望溢れるまちづくリが必要である。
21世紀、誰もが安心して暮らせる平和な生活環境が必要である。
21世紀、青少年の健全育成を中心とするひとづくりが必要である。

シンポジウムは、旧小川町にある航空自衛隊百里基地の平成18年民間共用化後のまちづくりを組織を越えた広域の仲間達(商工会青年部、商工会議所青年部、青年会議所、まちづくり団体、農業グループ、)と合併などを見据えて調査、研究、提案、検証を行いながら9回を数えます。(計画は10回を最終回予定)

掲げている3つの提案は、現在実現に向けて行政を含め関係各所と打ち合わせをし、行政には親会から請願として、現場とは協働できるよう担当委員会が調整していました。

以前はこの広域的なネットワークを使って「常陸の国を造る会」という会を起こし、地域の歴史を勉強したり各地域での諸問題を持ち寄り、民間共用化後のまちづくりにつながる次の目標を検討していましたが、現在は、有志だけが集い「KURENAI」というチームでテニスなどをしながらワイワイと、ゆっくり楽しくやっています。


「安心な食」牧場構想 (H14.4 作成 「有機農業と商品開発」構想)

2012年05月06日 | 「KURENAI」とは

~観光地“いばらき”による「外貨獲得」~


 茨城県は、野菜・果物はもちろん、酪農・養豚・養鶏全国有数の緑豊かな農業地域であるが、それを観光として活かしきっていない。 また、地域においても農業と商業の繋がりが薄く、又、消費需要と生産供給のバランスがとれていないことから地産地消が進んでいないことが、茨城ブランドのイメージが希薄となった要因となっているのではないか。

しかも、日本の農業は生産性を追求したあまりエコ環境を破壊してしまい、そのことにより、我々の生活環境は化学物質によって汚染され、人間は細胞レベルで弱り、自己治癒力が低下し病気の原因を倒せなくなっている。

 これらのことから、生産高を競うよりも素材のブランド・イメージを確立する方が先ではないだろうか。

 そして、エコ環境を取り戻し、化学物質から人体を守る。 その為には、まず有機農業をバックアップしなければならない。
それには、有機を選択することができる食農教育と、安定した消費(市場確保)・計画生産によるコストの低減、それに応じた耕地の確保が必要となる。 その為には資金が必要なので、外貨(町外)を稼ぐ必要があり、地域性を活かした観光施設が必要となる。

初めに、農業・商工業、協力して健康加工食品の開発を進め付加価値を付けてから販売力を付け、有機の野菜や豚など茨城の素材としてブランド・イメージを持たせなければいけない。

 そこで、町外の人を集めて外貨を稼げる観光施設として、「SAIBOKU」や「伊賀の里モクモク手づくりファーム」をモチーフとし地元の素材を活かしたアグリカルチャー・ショッピングセンターを開設してはどうだろうか。

これにより、有機野菜、酪農・養豚・養鶏・養殖の素材、を通して商品のブランド・イメージを創出する。供給先の確保により農業の有機化を促進し、結果、化学物質汚染が減少するのではないかと考えられる。 地域密着の健康食品生産によって販売を増やし、農業の需給バランスを整えることにより、「作ってから売る」から「必要なものを作る」へと移行することできる。

 そして、ここで稼いだ外貨を基に有機農業専門学校や研究所を開設し、有機農業をさらに促進させていってはどうだろうか。同時に有機野菜・無添加食品による学校給食の提供も行うことが可能かと思われる。まさに、スローフード運動、地産地消ではないだろうか。

また、そこでは商工業と農業が協力して21世紀の新技術を使った商品開発を行ってみてはどうだろうか。 21世紀の技術と、有機農産物との提携が可能であり、商工業で加工してセンターや通販で販売することができる。

また、すべての施設において比較的安価な循環型のバイオガスを設置することによってエネルギー・糞尿・残渣問題を解決でき更にコストを抑えられる。これにより、観光地“いばらき”による「外貨獲得」、有機新商品による「ブランドイメージの創出」、「スローフード(地産地消)運動」の促進の3つが図られる。


2010年 茨城空港 開港

2012年05月05日 | 「KURENAI」とは

このブログでは「百里シンポジウム」でのプロセス(研究と過程)を報告しており、『KURENAIプロジェクト』として、「整備街・牧場・公園」の3つの構想を検証しながら実際の動きを掲載していきます。

『IBARAKI』といえば「安全な空」「安らかな体」「安心な食」という3つの安(あい)を日本全国、いやアジア、世界に発信します。

この動きが、色々な地域・立場・世代からまちづくりを考える人達に勇気を与え、それぞれのまちが動く事で発展していくことを希望します。

以下は、記事をご覧下さい。


エアーアジアの話しはこうして浮上した!

2012年05月04日 | 「KURENAI」とは

 皆さんは「茨城空港」を知っていますか?
羽田空港や、成田空港の慢性的な混雑を少しでも解消しようと、茨城県の小美玉市にある「航空自衛隊百里基地」の一部に民間機を就航させ、関東の第三の空港としての機能を目指す国策の一つです。開港予定までは残り2年をきっている今が旬の空港です。

 さて、私が小川町に移り住んで、約2年となりますが、こちらに来るまで、茨城空港の事など何一つ知りませんでした。名古屋出身であり、京都、東京と生活をしてきた私にとって、空港といえば当然、名古屋空港、関西空港、羽田、成田空港くらいしか知りませんし、地方空港といっても北海道の新千歳空港くらいしか思い浮かびませんでした。
 
 そんな私が何故、茨城空港と関係を持つようになってしまったのか?

それは、小川町商工会の提案した「おみたまブランドプロジェクト」に参加したからです。
空港ができて、茨城への観光客が増える期待があるのに、日本中に誇れる地元の特産品がないのは非常にもったいない、そんな気持ちから、商工会が有志を集い、始まったのがこのプロジェクトです。
 現在我々の先輩がこのプロジェクトを立ち上げてから、すでに6年の月日が流れています。
おかげさまで、このプロジェクトは「日本一高級なプリン」「世界が認めたヨーグルト」など、話題性が豊富で、テレビ、新聞など、多岐に渡る活躍を見せ、昨年はつくばと水戸にパイロットショップを1店舗づつ展開し、また、物産展に参加すれば即日完売という実績を残し、ある程度の成功も収めているように思います。
今後の展開としましても、日本中からオファーがある中、とりあえず福岡や名古屋での販売が今年から始まる予定もあります。

 さて、「おみたまブランド」での大きな実績を残した商工会ではありますが、果たしてこれだけで茨城空港に人が集まってくれるのでしょうか?私はそうは思いません。特産品だけで人が集まるのであれば、まちおこしなんて、非常に簡単な事のはずです。

 そこで、飛行場は空に関係しているし、まちおこしの一環として、スカイスポーツでもやろうかと、商工会関係者だけでなく、小美玉や石岡の様々な職業の有志が集まって百里バルーンクラブを結成しました。

バルーンクラブはその名の通り、熱気球を楽しむ団体です。大きな熱気球が空を飛ぶ姿は、多くの人の目を引きますし、なにより、隣の栃木県と茨城県の協力で、大きな大会を運営していたので、以外にも身近なスポーツだったのです。
このクラブの活動は主に、イベント毎に熱気球の体験搭乗をしたり、小学校での理科の実験に呼ばれたりと、地元からの注目は非常に大きいようでした。

しかし、一つだけ弱点があったのです。

熱気球は風の少ない早朝での運営が絶対条件であった為、イベントによっては午前3時に小川を出発することも多く、それが1週間近く続く事もあったのです。
 さすがにこんな状況だと、いくらガッツのある有志が集まったとはいえ、年々参加者は減り、最終的には3~4名で運営する状況になってしまいました。

考えても仕方がないので、苦肉の策として、昨今の報道でも騒がれているとおり、道路財源などの問題で、茨城空港は税金の無駄遣いだと、しきりに叩かれています。この不要の空港を、絶対必要な物にするにはどうすればいいのか。答えなどあるわけありませんが、先輩の一人が大きな野望を持ち上げました。

「茨城空港を日本初のローコストキャリアの飛行場に出来ないだろうか」

ローコストキャリアとは、簡単に言えば、作業の効率化を向上させ、低い運航費用を実現し、低価格でサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供するシステムです。
 
つまり、機内食などのサービスを行なわず、スタッフの人数を減らして、コストを安くおさえる事により、低価格で外国に行ける様になるのです。私がざっとネットで調べた限りですが、バンコク~チェンマイ間1300円というびっくりする記事や、また、茨城でこれを行なった場合バンコクまで1万円を切るのではないか、という情報まであるようです。

 しかし、ローコストキャリアを誘致したいなどと言っても、誰に対して、どのようにアプローチすればいいのでしょうか?もちろん、日本初の試みである為、誰一人知る由もありません。全てが八方塞がりなのです。正直、夢のまた夢でしかありませんでした。

 そのころ、「これでは熱気球のガス代、トラックの維持費、パイロットの人件費など、運営にかかるコストの支払いが厳しい、次の大会を最後に活動停止をしようか。」と、メンバーからの声も上がり、やむなく、2008年の11月に栃木県の茂木で行なわれる日本ホンダグランプリを最後に活動休止で執行部では決定しました。(現在も活動しています)

しかし、この最後の大会でとんでもない奇跡が起こりました。

なんと、この大会に偶然にもアジアナンバー1のローコストキャリアエアラインであるエアーアジアの関係者が来ていたのです。
実は、茨城空港が一般の住民になかなか浸透していなかったので、イベントに来られるお客様に少しでも知ってもらおうと、茨城県にお願いして「2010年茨城空港開港」と気球に大きく書いてアピールしていました。

 それを、偶然にエアーアジアの関係者が発見し、大会運営本部に「茨城に空港ができるのか?」 と、問い合わせをしてきたのです。
運営本部は、すぐに大会に参加していた百里バルーンクラブのスタッフを招集し、ついに、ローコストキャリアのエアーアジアXとのパイプが出来てしまったのです。

 ここから先、茨城空港をローコストキャリアにする計画の早い事と言ったら、尋常ではありませんでした。県の空港対策課にアポイントをとり、事情を説明すると、3月には数名の議員さんがマレーシアに渡り、茨城空港のローコストキャリア化について話し合いを行い、5月半ばには、ほぼ決定した様な報道もされたからです。

 最後に、私は思います。
おみたまブランドにしても、このローコストキャリアにしても、成功の秘訣は行動した事にあるのではないかと。もちろん初めから成功するなど考えてもみませんでしたが、何かしらアクションを起こせば、まわりの状況が変わり、物事は進んでいく事を私は学びました。失敗を恐れず、町の為にいい事だと思うことはどんどん行い、町全体をひっぱていく事、これこそが青年部のあり方ではないでしょうか?
 お祭りや各種イベントなども、もちろん重要な青年部活動ですが、部員一人一人のキャパシティーを増やし、多くの事を経験させ、若者を一回りも二周りも成長させる事が、今の不要と言われる商工会にとって、一番大切な事だと思います。 

 では、我々にはいま何が出来るのでしょうか?


「安全な空」整備街構想 (H12.11作成「アジアの整備街百里」構想) 

2012年05月03日 | 「KURENAI」とは

~子供達の地域離れ防止策~


 平成18年度開港に向けて民間共用化が推進されております百里飛行場は、現在、航空自衛隊百里基地として利用されております。百里の飛行隊は自衛隊の中でも特に優秀であると聞かされております。パイロット・整備士共に能力がかなり高い水準にあると考えられます。

しかし、隊の定年は50代前半、まだまだ働き盛りの年齢です。以前「最終赴任地として百里は人気がない。」という話を聞いたことがあります。この周辺には、再就職先として、ほとんどその能力とは関係のない職場しかないそうだからです。

 空港という特性を踏まえ、専門の教育機関による人材の育成を通して、地域における主導産業を創造する。『就労し、生活する人をまちに増やせれば商いは起きる。』このコンセプトのもと、民間共用化後のまちづくりを推し進めてみてはどうでしょうか。

 では、この方たちに整備の会社や学校の講師として活躍してもらってはどうでしょうか。

提言といたしまして、「整備学校や飛行学校の開設」・「整備会社や航空会社の設立」が挙げられます。

今までに培われてきた経験と優れた技術を活かせる職場を創り出すことにより、隊員の定住率の増加が見込まれ、しいては、購買の増加へと繋がるのではないかと考えられます。

これら「整備学校や飛行学校」などの教育機関を設置して「整備会社や航空会社」といった空港の特性を活かした基幹産業を興すことにより、子供達に将来の選択肢の一つとして考える機会を与えることができ、地元就職先の提供という点から、子供達の地域離れの防止にも役立つのではないかと考えられます。


 又、茨城県は「空港テクノパーク」という臨空型の産業団地を計画しております。地元に産業が確立されれば、それに付随した関連企業を誘致するのにも有利であり、産業団地の空洞化という事態は防げるのではないかと考えられます。

  例えば、アメリカ・西海岸に「シリコンバレー」という街があります。3~40年程前は何もない田舎町でした。そこに、IT産業を起こして「まちづくり」を進めた結果、関連の企業や研究機関・大学などが立ち並び、世界のIT先進地として人口が増えたということです。

又、アイルランドの「シャノン」は「空港のあるまちづくり」を通して地域の活性化を成功させました。そして、シャノンで学んだ人材が、その知識を活かして「ハブ空港」と呼ばれる世界中の巨大空港で、開発段階から携わっているとのことです。


 これらの事例からも、地域のブランドを確立することで経済の活性化が図られるものと考えられます。百里の将来の展望として、現在、大手の航空会社が海外へと発注している航空機の大規模な整備を行うことにより、「整備街・百里」というブランドを創っていってはどうでしょうか。

そこから、この地域の付加価値を高めて行き、商工業の活性化へと繋げてみてはどうでしょうか。

 そこで、航空を専門とする教育機関として、民間の学校で「日本航空学園」という学校がございます。実際に、今年、7月7日に開港する能登空港に、石川県と地元・輪島市からの誘致を受けまして、4月に高等学校と大学校を開設いたしました。ここで、簡単ではありますが、日本航空学園につきまして御説明させて頂きます。

 学校法人・日本航空学園は、創立70年の歴史を持ち航空技術者の養成に力を入れております。山梨県北巨摩郡双葉町に、日本航空高等学校と日本航空大学校、北海道千歳市に、日本航空専門学校、そして、石川県輪島市・能登空港臨接地に、この4月、日本航空第二高等学校と大学校が開校致しました。

 校風は、『自由と規律』。「飛行機は大空を自由に飛べるが、何よりも安全が最優先されなければならないことであり、整備士・パイロットは、厳しい規律のもと安全運航に努める。航空技術者としての誇りは大空を自由に飛ぶために最大の努力が出来る不撓不屈の精神をもちえること。」という教育理念のもと、全寮制によるユニークな人間教育が実践されております。

 この教育方針により、非常に真面目で、なおかつ妥協を知らない学生ばかりであるという評判から、この就職難の時代において高校で毎年100%、専門学校においては、昨年度400%、一人の学生に対し4社からの求人があったとのことです。又、千歳の専門学校では、最終学年において大手航空会社のインターン・シップ制度により、整備方式を在学中に習得してしまうとのことで、入社してから、即、働くことが可能であるということです。






「JOYO ARC」(常陽アーク)

2012年05月02日 | 「KURENAI」とは

「KURENAlプロジェクト」 山西 弘一郎さん

 平成11年に小川町商工会青年部と地元の若手農業者の農志会が中心となり、百里基地の民間共用化の動きに併せて、地元が主体のKURENAIプロジェクトを立ち上げました。「安全」をコンセプトに「茨城空港」の全国発信に取り組んで行っています。
 
安全な食
 安全と品質にこだわった「おみたまプリン」

 1万円の「おみたまプリン」の開発は、単なる話題性を狙ったものではありません。体に良いこと、有機食材を基本テーマに、茨城県は「たまご」産出日本一であったこともあり、安全と品質にとことんこだわった「プリン」による「おみたま」ブランドと「茨城空港」の全国発信がねらいです。おみたまプリンは「有機飼料」と「平飼い」による品質優先で鶏を育てている鶏卵農家を厳選し、もっとも貴重な「初生卵」を使用しています。高級プリンの開発は仕事で付き合いのあった東京のレストランのチーフパティシエが担当、器のデザインは市内小川在住の世界的グラッフイツクデザイナー藤代範雄さんの協力を得、また、器は、藤代さんの紹介を受けた北茨城市の陶芸家合田恵美さんの天心焼きを採用しています。全ての素材にこだわり、安全と品質を追求し、日本一の「プリン」をめざしました。
 1個500円の高級「おみたまプリン」は、週100個限定で、つくば市・水戸市・小美玉市のショップなどで販売し、午前中に完売しています。また、最高級の2個人り1万円の「おみたまプリン」は1ケ月50セットの冬季限定(要予約)で、即日完売となっています。
 ほかに、茨城県産の平飼たまご、小美玉市産のノンホモ生乳、つくばの蜂蜜を素材とした「おみたまアイス」の商品化による販売も順調であり、今後、さらに地域ブランド商品の開発の取り組みを通して「茨城空港」を全国に発信してゆきたいと考えています。

安全な空
 めざすは航空機の整備の街

 KURENAIプロジェクトの主要メンバーに石岡市のJCメンバーが加わり、航空機の整備工場、整備士を育成する大学の誘致等に成功しているアイルランドのシャノン空港をケーススタディしました。この集まりが中心となって「百里シンポジウム」を9回開催し、研究の結果を広く市民に報告し、情報を共有してきています。
 自衛隊の職員の間では「最終赴任地として百里は人気がない。」という話を聞いたことがあります。理由は、この周辺は、再就職先として、殆どその能力とは関係のない職場しかないからだそうです。
 航空機の整備等の技術力を有する人たちの定年後の第二の職場として活躍ができる航空機の整備学校や航空機整備会社の誘致が考えられます。経験と技術が活かせる職場を創り出すことにより定住率が高まります。現在、大手の航空会社が海外へと発注している航空機の整備をこの地域で行うことにより、「航空機の整備の街・百里」というブランドを創ってゆきたいと考えています。同時に、子どもたちが、将来めざす職業の夢の一つとなるような職場のある街をめざしてゆきたいと考えています。

熱気球により、
 空から「茨城空港」を国内外にアピール
 
 地元の百里バルーンクラブは、熱気球に茨城空港のロゴをつけています。国内の各地で開催される熱気球大会で飛行していますので、宣伝効果があります。近くマレーシアで開催される、熱気球大会に運営として参加、このロゴマークを付けてフライトし、世界に向けて茨城空港をPRする予定です。マレーシアにあるLCCの航空会社など、アジアの航空会社に茨城空港のアピールができればと考えています。


主な活動履歴

2012年05月01日 | 「KURENAI」とは

H11.6~ 小川町商工会青年部&農志会合同会議開催(5回)
H12.7   石岡JC例会 「空港が地域にもたらすこと」参加
H12.11 天草空港、AMAX小川町商工会青年部視察
H12.11 「アジアの整備街百里」構想作成
H13.2   百里シンポジウム (民間共用の現状と課題:小川)
       エアーフロント会議「アジアの整備街百里」構想提案
H13.9   百里シンポジウムⅡ (市町村合併:石岡)
H13.10 小川町商工会青年部30周年記念事業JAAミュージカル「翼をください」上演
H13.11 「アスリートと老人が共存するまち」構想作成
H14.2   鳥取ワールドウイング小川町玉里村商工会青年部視察
H14.3  小川町商工会例会「百里基地闘争 について」開催
H14.4   「有機農業と商品開発」構想作成
       小川町に複合ショッピング施設の企画書2案提出
H14.7   百里シンポジウムⅢ開催(シャノン空港:小川)
H14.11 広域青年活動組織委員会「常陸国造会」発足(全国商工会青年部連合会表彰)
H15.2  百里シンポジウムⅣ開催(整備街構想:小川)
H15.3  2003パラグライディングW杯茨城大会開催支援
H15.5  百里バルーンクラブ設立協力
H15.7   百里シンポジウムⅤ開催(初動負荷理論トレーニング:玉里)
       小川町議会「空港ターミナル内に初動負荷理論トレーニングジム設置」請願採択
町より茨城県に「空港ターミナル内に初動負荷理論トレーニングジム設置」要望
5市町村合併協議会設置請求(住民発議1359名署名)
H15.11 2003もてぎ熱気球インターナショナルチャンピオンシップ支援(毎年参加)
H16.2  5市町村合併協議会設置請求否決
  百里シンポジウムⅥ開催(真空低温調理法、グリーンツーリズム開催:玉造)
H16.7  百里シンポジウムⅦ開催(スカイスポーツによるまちづくり:石岡)
H17.2  百里シンポジウムⅧ開催(スカイスポーツフェスタ開催:石岡)
H17.7  百里シンポジウムⅨ開催(ワールドウイング町田視察)
H17.11 最高級「おみたまプリン」発売開始
H18.3  小美玉市誕生
H18.11 「初動負荷トレーニングジム設置」請願
H19.3  「初動負荷トレーニングジム設置」不採択
H19.11 2007とちぎ熱気球世界選手権大会でエアーアジアXとの交渉開始
H20.11 「おみたまプリン」の事業化開始支援
H22.5  西武筑波店特別販売会「春の霞ヶ浦味めぐり」支援
*構想名が、現在とは異なります。




『KURENAI プロジェクト』の3安

『KURENAIプロジェクト』ブログは、「百里シンポジウム」での過程、「整備街・牧場・公園」の構想、有志の動きを随時掲載し、『IBARAKI』といえば「安全な空・安心な食・安らかな体」という3つの安を日本全国、アジア、世界に発信します。  この動きがまちを考える人達に勇気を与え、それぞれが動く事で発展していくことを希望します。