菜根譚③

2008年03月28日 | つぶやく

10、欲よりやっかいなもの

○自己主張を説いた言葉
≪縦欲之病可医、而執理之病難医≫
私欲に凝り固まった病は治すことができるけれど、理屈に凝り固まった病は治しにくい。理屈っぽい人は、自己主張による手前勝手な理屈を振りかざすと、手に負えない。自己主張することは悪いことではないが、その主張が、他人の意見にいっさい耳を貸さないようでは困る。

11、「付け焼き刃」ははがれる

○自分を鍛えることの難しさを説いた言葉
≪磨礪当如百煉之金、急就者非邃養≫
自分を鍛えるときには、金を精錬するときのように、じっくり時間をかけなければいけない。速成ではどうしても人間の底が浅くなってしまう。
少しずつでもいい、毎日の積み重ねが望まれるのである。

12、死んでも逃げ腰になるな

○困難の対処を説いた言葉
≪毋持久安、毋憚る初難≫
最初の困難にくじけず、逃げ腰になるな。そして上手くいっても、今の幸せがいつまでも続くことを期待してはいけない。そのことを常に覚悟しておけ、ということである。

13、“厚み”のある生き方

○晩成型を応援する言葉
≪伏久者飛必高≫
長い間うずくまって力を蓄えていた鳥は、いったん飛び立てば、必ず高く舞いあがると言われる。たとえ逆境にあろうとも、じっと力を蓄えておけば、必ず力を発揮できる時が来るのである。

14、「未完成」を楽しむ心

○処世の極意を説いた言葉
≪花看半開、酒飲微酔≫
花を観賞するなら五分咲きのころ、酒を飲むならほろ酔い気分のあたりがよい。何でも思い通りになる満ちたりた境遇にいる人は、往々にして傲慢になり、人から嫌われることが多い。もう一度「半開の花」の段階に立ち返って、自らの生き方を考え直したほうがよい。

15、欲を減らせば重荷も減る

○悩む人への言葉
≪人生減省一分、便超脱一分≫
この人生では、何でも減らせば、その分だけ俗世間から抜け出すことができる。俗世間から抜け出せれば、それだけ気持ちが楽になる。

現代の我々は、どれをとっても増やさざるを得ない傾向にある。しかし、どれか一つでも減らせれば、その効果は意外に大きい。


菜根譚②

2008年03月28日 | つぶやく

6、相手の傷にさわるな

○思いやりの必要を説いた言葉
<不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪>
小さな過失はとがめない。
隠し事はあばかない。
さらに、古傷はそっとしておきなさい。
世の中には、その逆をしている人がいかに多いことか。

7、難関にさしかかったとき

○人生の基本的な条件のひとつ
<処変、当堅百認以図成>
「変に処して」とは、難関にさしかかったとき、あるいは人生の踏ん張りどころ。
そういうときは、ひたすら耐えしのんで初志を貫徹しなければならない。
ひとりでもわがままな人がいれば、そこに軋轢が生じる。
「百認」は、家族和合の秘訣であるばかりではなく、人生を生きていく上での基本的な条件の1つである。

8、「才子、才に溺れる」

○謙虚の美徳を説いた言葉
≪徳者才之主、才者徳之奴≫
才能も大切だが、人格(徳)が伴っていなければ十分とはいえない。才と徳は車の両輪のようなもので、しかも、どちらが大事かといえば人格のほうが主人で、才能は召使いにすぎないというのである。
つづけて、才能に恵まれても人格が伴っていないのは、主人のいない家で召使いがわがもの顔に振る舞っているようなものだといっている。

9、自ら水に濡れ、泥にまみれろ

○事業を例に「徳」を説いた言葉
≪徳者事業之基≫
事業を発展させる基礎となるのは、経営者その人のもっている「徳」ということである。「才」ではない。「徳」とは、謙虚、寛容、思いやり、信頼、精励などである。

「合水和泥」という道教の言葉がある。自分が水に濡れ泥にまみれなければ、溺れている人を助けることはできない、少なくともリーダーが、溺れる人を見て、自分の身を濡らさずに「その人を助けろ」と声高に叫ぶだけでは、人は動こうとしないはずである。


菜根譚

2008年03月28日 | つぶやく

1、お先にどうぞの精神

○謙虚の美徳を説いた言葉
≪径路窄処、留一歩与人行≫
道の狭いところでは、ちょっと立ちどまって、人に先を譲るようにすべきだ。そういうわずかな心掛けが、人生を楽しく安らかなものにしてくれるというのである。

2、「三分の男気」をもて

○侠気(男気)を説いた言葉
≪交友、須帯三分侠気≫
友達との付き合いでも、侠気は三分に抑えろといっている。

ひと肌脱いで格好いいところを見せようとすると、ついコントロールがきかなくなるという教訓。

3、非礼のお返し

○叱り方を説いた言葉
≪攻人之悪、毋太厳≫
人を叱るときはあまり厳しい態度で臨んではいけない。人間は他人の欠点はよく見えるのに、自分の欠点は見えない、つい自分を棚上げして度を越し本来の説得効果が薄くなる。

そして、叱るときも相手に逃げ道を用意しておくものだ。

具体例
不覚にも酔って非礼をしてしまったが、詫びるにも恥ずかしい。すると、相手が酔って突然押しかけてきた。“非礼のお返し”をすることで相手の負担を軽くしてくれたのだ。

4、絶頂のあとは下るだけ

○良すぎる状態を戒めた言葉
≪敧器以満覆≫
敧器は、水が空のときは傾き、半分ほど入れるとまっすぐ立つが、いっぱいにするとひっくり返る。

満ちたりた状態は危険の前触れであり、もっとも注意しなければならない。

5、蜜を使って甘すぎず

○バランス感覚を説いた言葉
<清能有容、仁能善断>
清廉であって、しかも包容力がある。
思いやりがあって、しかも決断力に富んでいる。

具体的にいうと
「洞察力があって、しかもアラ探しをしない。純粋であって、しかも過激に走らない。これを蜜を使って甘すぎず、塩を使って辛すぎずという」


小美玉市茨城空港利用促進協議会

2008年03月26日 | つぶやく
午前:観光PR部会

先日、メンバー数人で集ってブレーンストーミングを行なったのですが、まずは、地元に対して空港ができることとその重要性を地道に投げかけていこうということになりました。

その方法として、「(仮称)茨城空港開港記念芸術展」を実施しようということになりました。これは、市内の小学生等を対象とした茨城空港をイメージした絵画等の作品を応募して藤代先生に審査してもらおうというものです。

足で稼いで応募数を増やしていくことが何よりかなと思いました。

マレーシアに行って頂いている課長の名代で県空港対策課のさっちゃん(同級生)も来ていました。


僕は何故か両方の部会に配属されているので、市役所で土地の調査をしてお仕事をしてから家に帰ってお昼を食べてまたまた会議です。

午後:名産品検討部会

今回は、地元の製造メーカーであるイトウ製菓さんと美野里ふるさと食品公社さんの開発担当者がいらしてご教授を頂きました。

前回は、既存の商品に茨城空港に関する告知をしていこうということでしたが、なんだか新商品を作っていただけそうなかんじで会議は終了いたしました。

我々の「おみたまブランド」商品は、「茨城空港」のロゴを使用した手提げ袋や、シールなどを既に発注しているので、新たな開発というよりは既存の商品をより多くそしてより良い場所で販売することでPRをして行こうかと思っています。

それよりも、マレーシアでのLLC「エアーアイジア」との交渉の方が気になります。

ピンチ!

2008年03月14日 | つぶやく
なんと、売りいき絶好調のプリンが売れていないと県庁職員の方から連絡が入ったからです。

今日1日ですが店頭に立って、札幌の皆さんにおみたまプリンの素晴らしさを伝えてみたいと思います。

札幌にお知り合いがいらっしゃいましたら、応援を依頼してください。

会場は、丸井今井札幌本店の大通館、地下一階のウィークリーイベント『茨城の味めぐり』、18日までやってます!

お待ち致しておりますので、宜しくお願い申し上げます。

マレーシアの総選挙

2008年03月10日 | 「安全な空」整備街構想
【緊急】マレーシアバルーンフェスティバル


各位


来る3月20~23日にマレーシアのケダ州アロースターで行われる予定の第1回マレーシア

インターナショナルバルーンフェスティバルが急遽延期となりました。

理由は昨日3月8日(土)に行われたマレーシアの総選挙で、政府が代わり新政府が樹立。

特に、ペナン州、セランゴール州、ケダ州、クアラルンプール特区は州政府自体も新し

くなり、すべてのファンクションが延期と決定されました。

ケダ州では収穫祭や私どもの準備していた熱気球大会も同様で、マレーシア全体では、

予定されていた他の州のゴルフやレガッタ他、多くの国際大会も同様に延期決定がなされ

ました。

新政府は本日3月9日15:00(マレーシア時間)から機能し始めましたが、現在のところは

延期日程等は決まっておりません。

皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんが、どうぞご理解

のほど、何卒よろしくお願いいたします。

尚、13日にマレーシアのケラン港に入港予定のバルーンを乗せたコンテナは、すぐに横浜港

に返送手続きをいたします。

また皆様の中で熱気球のために航空券、ホテル等をご予約された方は至急キャンセルのお手続

きを頂けます様お願い申し上げます。

以上、緊急のお知らせを送らせていただきます。


『KURENAI プロジェクト』の3安

『KURENAIプロジェクト』ブログは、「百里シンポジウム」での過程、「整備街・牧場・公園」の構想、有志の動きを随時掲載し、『IBARAKI』といえば「安全な空・安心な食・安らかな体」という3つの安を日本全国、アジア、世界に発信します。  この動きがまちを考える人達に勇気を与え、それぞれが動く事で発展していくことを希望します。