立派に戦う（戦いました）

雷鳴が遠くで聞こえます。窓から涼しい風が入ってきますが、一日熱せられた部屋は一向に温度が下がりません。身体がどこかおかしくなったのではと思うくらいの異常な暑さの天気です。

大谷翔平選手！４０盗塁と40本のホームラン！おめでとうございます！特に9回の第5打席でサヨナラグランドスラムを放つとは！野球の漫画を読んでいるような劇的な達成シーンです。そして、実に謙虚なインタビューへの対応。神は彼に二物どころかいくつのものを授けたのでしょうか。いや、そうではなく、彼の恵まれた才能プラス不断の努力なのでしょう。TVの特集番組で、ひじの手術後のリハビリの様子を放送していました。見ているほうが痛くなりそうなつらいリハビリでした。当然、不安もあったという話でした。そして、これ以上のパートナーの組み合わせはないという真美子さんとの出会い、結婚。ヒーローと言っていいのか。努力の人というのか。1日、1日、いつも立派に戦う彼の姿・・・。

我が家のメダカも、今日はもうお墓に埋めないとならないだろうと思うのですが、2匹とも頑張って生きています。何もすることができないのですが、今まで通りに餌をやっています。それも食べているのです！この暑さの中、小さな命が必死で戦っています。

ふと、思い出した言葉が、「亡き妻は最期まで立派に戦いました」という言葉でした。若くしてなくなられた奥さまはさぞ無念だったのではと思うのです。「生きる」ということのきびしさと残酷さ。しかし、それだけではないいのちの尊さが人を生かしていくのかもしれません。