啼かない鳥は空に溺れる 唯川恵

親子ってきっとそういうもんだよな。
母娘だけなかじゃなくとも。
心の中に、切っては切っても切れないものが永遠にある。
そういう事実があることだけ、心におさめておけばいい。
愛も憎しみも
嫉妬も依存も
当たり前なのだ。
なんとなく、安心した。
これは物語だけじゃなくて、世の中を生きる親子達に起こって当然なこと。
自分が一番。
でも、それだけじゃない。
心の葛藤を
言葉にあらわしてくれている。

サムライせんせい

努力さえすれば
壁を乗り越えられるのが今の世の中。

自分の境遇を嘆き、目の前の壁から逃げ続けている奴は、一生どん底のまま。

なぜ諦める
なぜ自分を卑下する


そんな嘘はいずれはわかる、偽りのない自分で向き合えばいい。



ドラマも観てるとイイコトイウヨネ。

そっとしといてくれ

"そっとしといてくれ
でも、近くにいてくれ。"

-おかしの家。


あーこれこれ、これが、ずっと言いたかったんだわ私。

未来日記

何度もあきらめたくなって
でも生きるしかなくて
手放せなくて
あきらめて
不安ばかりで
手放せなくて
責めるかあきらめることばかりで
依存がどれだけ恐いか。
コントロールできないことの怖さは
体験したもののみぞ知る

それでも私、独身女が自信を持って生きるに向かって生きてるよ
努力にまさるものこの上ない。
人はできるんだ。
それを私が証明する。

結婚記念日

ある人の結婚記念日が自分の記念日になって13年。
あの生物の授業中、なんらないあの瞬間、物思いにふけっていたただ息をして生き延びてただけのあの瞬間、
やっぱ生きてみようかという気になった理由は今でもさっぱりわからない。
それが良かったのかも、今も全然わからない。
ふとすれば逃げたくなることも、すべてを投げ出したくなることも。
ただ、悲しいだけも辛いだけも人生なら、きっとイキテテ良かったんだろう。
今私がここにいるのは、あの小さな私が少しだけ前を向いて決定してくれたおかげなんだ。
誰にも頼らず、決心してくれたおかげなんだ。