最近、キッチン付近のゴミ箱のふたを開けるのが非常にいやだった。
なんだか妙にいやなにおいがするからだ。
今日はそれにまつわるお話。
「さて、今日は一日暇だし、家を掃除しよう!」
この判断は素晴らしかった、と、今なら言える。
地道なごみ拾いをしていると、結構ごみがたまった。
部屋にまだゴミ箱を置いていない会長は、キッチンのゴミ箱を使っている。生ごみだろうとお菓子の空き袋だろうと、とにかく家中の燃えるごみはそこに集う。
ということで、いざそのゴミ箱のふたを開けると、やはり相変わらず異臭がする。やはり生ごみは小さな袋に入れてしばってからゴミ箱に入れたほうがいいかな、などと考えていると、ふとあることに気づく。
妙にゴミ箱中に「ごま」が広がっているのだ。
茶色いごま そのものだった。
しかも、ゴミ袋から散乱してる。
「あれ?こんなに雑にごみ捨てしてたっけなあ・・・?」
会長は気づく。
「そういえば、そもそもごまなんて捨ててないぞ。」
ようく目を凝らしてみると、散乱しているごまの中に、時折白く、うごめくものがいた。
なにやら羽音も聞こえる。
「!!!」
「まさか、このごま、全部・・・!?」
急遽ゴミ袋におさまり切っていないごまをティッシュで回収する。
時々、力がはいりすぎて、「プチッ」という。
硬くて、動かなくて、茶色いごまにしかみえないそれ。
いや、それら多数。
なんなんだろう。ふと、秘書も会長も大好き「ハマーデビューシングル」を思い出す。
その、「なんかの」が、いっせいに羽化したら・・と思うと・・・。
今日、ふと掃除がしたくなったのは神のお告げだと信じたくなる一日だった。
早く、燃えるごみの日がきてほしい。
その日を誰よりも待ち遠しく思っていると自負できる会長は、そのゴミ袋を枕元に置いて願う。
なんだか妙にいやなにおいがするからだ。
今日はそれにまつわるお話。
「さて、今日は一日暇だし、家を掃除しよう!」
この判断は素晴らしかった、と、今なら言える。
地道なごみ拾いをしていると、結構ごみがたまった。
部屋にまだゴミ箱を置いていない会長は、キッチンのゴミ箱を使っている。生ごみだろうとお菓子の空き袋だろうと、とにかく家中の燃えるごみはそこに集う。
ということで、いざそのゴミ箱のふたを開けると、やはり相変わらず異臭がする。やはり生ごみは小さな袋に入れてしばってからゴミ箱に入れたほうがいいかな、などと考えていると、ふとあることに気づく。
妙にゴミ箱中に「ごま」が広がっているのだ。
茶色いごま そのものだった。
しかも、ゴミ袋から散乱してる。
「あれ?こんなに雑にごみ捨てしてたっけなあ・・・?」
会長は気づく。
「そういえば、そもそもごまなんて捨ててないぞ。」
ようく目を凝らしてみると、散乱しているごまの中に、時折白く、うごめくものがいた。
なにやら羽音も聞こえる。
「!!!」
「まさか、このごま、全部・・・!?」
急遽ゴミ袋におさまり切っていないごまをティッシュで回収する。
時々、力がはいりすぎて、「プチッ」という。
硬くて、動かなくて、茶色いごまにしかみえないそれ。
いや、それら多数。
なんなんだろう。ふと、秘書も会長も大好き「ハマーデビューシングル」を思い出す。
その、「なんかの」が、いっせいに羽化したら・・と思うと・・・。
今日、ふと掃除がしたくなったのは神のお告げだと信じたくなる一日だった。
早く、燃えるごみの日がきてほしい。
その日を誰よりも待ち遠しく思っていると自負できる会長は、そのゴミ袋を枕元に置いて願う。
ということで、誰か蛆虫のさなぎはどういう形なのか調べてくれ。
見事にスルーかと思ったよ