LOVEARTH!モノローグ略して「あのね。」~欠伸まじりに~

LOVEARTH!会員達の周辺で起きたさまざまな出来事紹介。

門出と読書と刺客と不運 のうち「門出と読書」3/2

2006年03月02日 23時45分01秒 | 会長
秘書の文章が大好評につき、ますます秘書への期待が高まる今日この頃。
私の仕事を引き継いでもらってもいいくらいだ。
そして、今日ほどそれに向いた日は滅多にないだろう。
そう。今日は会長、秘書らの通う高校の卒業式であった。
「桜のつぼみも~~このよき日~~~」
このようなフレーズはもはやおなじみであり、まさに「卒業生代表の答辞」冒頭文の座を欲しいままにする台詞であろう。
ん?それは会長のイドラだよ?よくこうつっこまれるが、あえて開き直ってみよう。
「あぁそうだ。LOVEARTH!NEWSは
記者の偏見の塊だ。
そう。言い換えれば
私のやりたい放題だ。さらに言い換えれば
俺が法律だ。」

・・・ごほん。失礼。この門出の日にふさわしくない態度であった。反省

思えば、先輩との関わりは・・・あまりない
と、言ってしまえばそこまでなので、「卒業証書授与」の時に振り返ってみた。
一年生のある時期・・・そう、「弓なんか撃っちゃったりする部活」に、にっくき・・もとい、あえて形容詞はつけない自称裏会長に半ば無理やり誘われ、そこで、「会長の言動を非常に気に入った、彼自身の言動も非常に興味深い」先輩や、
「俺なんて見た感じヤサ男、と、言いつつちゃっかり部長で奨学生」な先輩や、
「三度のメシよりカケアシが好き」だろうと思わせる先輩、
「気がついたら会長にフレンドリーになっていた」先輩などなど、さまざまな先輩に出会った。実に個性的であった。それをまとめ上げる顧問も素晴らしく、・・・おっと。ここの話題は「今年の卒業生」なので、涙の省略とさせていただく。
周知の通り、会長はこの部活を辞め、「涙の数だけ強くなれる」部活に入ったわけだが、それ以降も「弓なんか撃っちゃったりする」部活の先輩の何名かとは、時々関わりあいを持たせてもらった。
一人はちょっと説明ができないので変わりに

喝!!!

そしてある一人は、ある体育祭で、「どちらかがどちらかを背負って走る」という、ここだけ見るとよくわからないシチュエーションで、会長が下になろうと進言したところ、その先輩曰く、
「いや、俺が下になる。お前が下になるのは当たり前すぎる(理由は省略)だろう。
俺が下になることで、
ウケる!!

その瞬間、会長に衝撃が走った・・・。

ここまで思い出したところで、会長はあやうく
厳かな雰囲気ぶち壊しでブフッ
と吹き出してしまうところであった。
今頃になっても、なおウケをとれるあのときの先輩の身体を張った行動とその動機。恐れ入る。
そして気を取り直し、先にも少し触れた、新しく入った「だんだんテコ入れの方向が間違っていっている気がする」部活の先輩について振り返った。
そう。「マウンテン・アンダー」先輩。彼の化学を愛する姿勢、熱心に後輩に教えを説く姿・・・未熟な会長にはまぶしすぎる存在であった。
わかったわかった・・簡潔に言おう。つまりは
理解できなかった。
・・・彼は尊敬に値する素晴らしい先輩であった。
他には・・・他に・・他・・・・・・。いた記憶はあるのだが、いかんせんそれだけだ。記憶に嘘はつけない。こんな無礼な後輩を許してほしい。いや、こんな無礼な後輩を笑って許せる先輩だったということは覚えている。記憶に嘘はつけな・・・い。はい。いえ、・・・。

とまあ、そんな葛藤をしながら、卒業式は無事に終了。

ここから話は移り・・・その後、校長先生を始めとする、先生方の祝いの言葉が記されている高校新聞に目を通すと、そこで、校長先生が「国家の品格」なる本を薦めていた。・・・この本に、なぜか会長は何かひっかかるところがあった。
そう、NEWSにこそしてはいないが、先月、つまり二月の終わりに、大雨が降っていたにも関わらず、傘をもたない「うっかりボーイ」な会長を、自らの傘の中に入れてくれた老紳士との会話の中で、老紳士が薦めた本もまた「国家の品格」であったのだ。
この本には、こういった縁がある。
一度、購読してみようかと思う今日このごろ。


追伸。
つづく。