フラスコな生活

フラスコ製の鞄とフラスコな生活を紹介していきます。

 

マー君の話

2008-04-13 | ひとり言・・・。
たまたまテレビを見ていたら
楽天の投手、田中将大(19歳)の
特集番組が、やっていて
何気なく見ていました。

田中投手といえば
最近マー君、マー君と
テレビ、CMでひっぱりだこで
何かチャラチャラしているな?
と勝手に思っていました。

しかし特集番組の
インタビューを見ていて
実にしっかりとした若者だなと
関心してしまいました。

何よりもプロとしての
意識の高さがもの凄いな
と思いました。

見ていた
こちらの方の気持ちが
引き締まってきました。

19歳の若者に教えられました。

よし
明日からまた
がんばろうという気になりました。


 

磨きの話 その3

2008-04-11 | フラスコ etc
http://www.k-bagspro.co.jp/

本当にづくりは
奥が深い世界だなと思います。

またこの磨きという工程も
奥が深い世界だなと思います。

変な話ですが、
磨きの工程は、
手をかけようとすると
限りなく手をかけられます。
やればやるほどきれいになります。

顔が映ると言ったら
ちょっと言いすぎですが、
それぐらい
手をかければかけるほど
きれいになります。

一方逆に手を抜こうとしたら
いくらでも手を抜けます
一目で手を抜いてるな?
とわかりますが・・・。

鞄に限らず
何でもそうだと思うのですが、
どこか一ヶ所でも
手を抜いて作ったりすると
品物は正直なので、
何か違和感を感じたりします。

それは、
お客様にもすぐに
伝わる事だと思います。

だから本当に小さな部品でも
フラスコの磨き は気持ちを入れて磨いて
完成度を上げていきたいな思っています。

磨きの話 その2

2008-04-09 | フラスコ etc
http://www.k-bagspro.co.jp/

急に磨き?
と言われてもなんの事だか
分からないと思いますが、

写真のように革の断面に色を塗って
仕上げる仕立てを磨きといいます。

色を塗る前の革の断面は凹凸があります。
そのため色を塗る前に
下地の処理をしないといけません。

プラモデルや日曜大工で家具などを作る方だと
よくお分りになると思いますが、
色塗り前に紙やすりなどで下地を整えますよね?
あれと同じです。

大昔だとふのり、
今だと目止め液が一般的だと思うのですが、
のり状のものなんですが、
それを革の断面に塗ります。

塗り終わったら布などで
一定方向に擦り磨いていきます。

そうすると立っている革の繊維が、
同じ方向に寝て
つるつるの状態になります。
そして色を塗って仕上げます。

この工程が、
この業界では磨きと言われています。

磨きの話

2008-04-08 | フラスコ etc
http://www.k-bagspro.co.jp/


普段あまり気にされた事が
無いと思いますが・・・。

同じ様な作りに見える鞄ですが、
よく見ると仕立て方が
違うのをご存じですか?

その仕立て方によって
同じかたちの鞄でも
全然違ったイメージに仕上がります。

代表的なものをあげると
ヘリ返し、
返し合わせ、
玉仕立て、
ヘリ巻き、
磨き
とあります。

もちろん使用する革によっても変ります。
革によっては仕立て方が、
限定されるものもあります。

仕立ての仕方によっては、
ソフトにもハードにも
ビジネスにもカジュアルにも
そしてメンズにもレディースにもなります。

なので、鞄のデザインと同時に
どの仕立てにするのか?
を考えるのも大切な事です。

何種類かある仕立て方ですが、
一つ一つそれぞれに特徴があります。

その中で、
今回のフラスコダレスバックは
磨きという仕立て方を採用しました。

フラスコの磨き については
次回また。

新生活の話

2008-04-07 | ひとり言・・・。
http://www.k-bagspro.co.jp/


この季節
街を歩いていても
電車に乗っていても
新入社員をよく見かけます。

新しい生活、
そして新しい環境には、
なれたでしょうか?

着なれていないスーツ
履きなれていない靴

そして
持ちなれていない鞄

そのすべてが、
初々しく感じますね。


サクラの話

2008-04-01 | ひとり言・・・。
サクラが、とっても綺麗ですね。

花見にでも行きたい気分ですが・・・。

この季節は仕事が忙しく

花見どころでは、ありません。

通勤途中の桜並木で、がまんします。