遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

また間違えた

2014-06-06 03:34:26 | ただの記事

『パサージュ論』熟読玩味

この本の題名をずっとパッサージュだと思い込んでた

パサージュ論を書いた人もベンジャミンだと思い込んでた

ベンヤミン やんか!

でもどっちも私が間違えたほうが変換しやすいよ

この本は鹿島という人の読み取りと原文とまぜこぜで構成されている本だからね

二つの脳みそと付き合わねばならないし

どっちも気は合わないから

けっこう疲れるけれど

面白い視点というのもある

だいたいパサージュが大々的に展開した時代を考えなきゃわからない部分もあるかもしれないし

ナチのはびこった時代を生きた 死んだということだって考えに入れないと

分からんだろうけれど

わたしは単純化する名人なので

(つまり馬鹿だということだろうよ)

西洋人はあれこれ考えるのが好きだねえ

ということだ

哲学するのが好きなのだ 多分

東洋の思想家は諸子百家以来取り入れて実践して国家形成に使ってもらおうという

そういう風に発展してきたからだろうか

実践的な気がする

考える考え方が違うと思った

資本主義社会の集団の夢という言葉が出てくる

夢?何よ と思ったけれど 集団的無意識

そういう風にわたしは思った

それと  モード という話がデザインと絡めて出てくるのだけれど

この話は相当面白い

そのうち時々記事に書くとするかな

モードについては吉本隆明がこの本の翻訳出版前に

同じ論を展開しているのだそうで

同じようにマルクスから出発した二人が同じ結論というのが面白い

というのだけれど

マルクス?

またまた哲学の話らしいのでややこしくて困るけれど

ベンヤミンはフランクフルト派だってよ

何それ?単純化名人は考える

弁証法を使ってあれこれ考えたり解釈する人たちね

それは面白いけれど思弁的

私なんかマルクスが好きなのは

哲学とはあれこれ解釈することではなく変えることだ

みたいなことをどこかで言ってて

それがいい!と思ったんだが

ベンヤミン あれこれ解釈ばっかりよ?

もっとも私もちっとも片づけないから

エラそうなことは言えない

↑WIKIより

ベンヤミンが自殺した現場に掲げられているポートレート

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