遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

虎を野に放つ

2011-01-25 06:17:15 | ただの記事

「屋根の上のバイオリン弾き」の原作者は

ユダヤ人の移民先の子孫が ユダヤ魂を忘れていく裔を思って

この物語を作ったのか

ということを初めて昨日知った

シャガールの絵が

ユダヤ教の教えに、「屋根から落ちずにいつも平静を保つようにな心でヴァイオリンを弾くんだ」

ということや

ネロの虐殺時の故事を絵にしたものだというのも

初めて知った

 

絵の中には様々な背景がある

 

後世の人間は知らないことがいっぱいになっちゃうなあ

 

先日テレビかラジオのクイズで

表題の言葉の「虎」が出題され 回答できない若者だった

 

虎を野に放つ  はもう死語かあ

!?

そうか

虎なんて日本にいないのに虎の絵っていっぱいあるのは

そういう言葉の世界に虎がいっぱいいるからか

ただの異国趣味でもないのかも

Rosetu

近々テレビは蘆雪を特集するらしいが

これ

蘆雪の 虎 

猛迫力  といわれるが 大きさはそうでも

Img287私は 猫っぽくかわいいから好きなの

こっちは時々記事

話題にした

若冲の虎

 

朝鮮までは

虎はいるんだよなあ

でも日本人

虎よく描くし

Img285なんとなく

象やキリンの絵のように

想像上の動物を

異世界を思うように描いたと思ったが

虎と言えば虎の話

象と言えば象の話

私はもう知らない

言い伝わってきた

いろいろな話が

背後にあるんだな

 

改めて思った

 

象を巡ってだって

ヒンズー教がらみの物語

 

わたしなんか

ほとんど知らないけれど

それらのイメージを

呼び起こすものかもしれない

屋根の上のバイオリン弾きの原作者 ショラム・アレイヘムのことを調べると

この民族を思う思い 考えさせられた

 

森鴎外の 現代語訳がなんだか  バンバン出る時代

人々の思い抱くイメージが  断絶してきている

そういうこととの関連も考えたよ

 

今の若者には通用しない古臭い表現  と

わからなきゃ意味ないだろうと

現代語に迎合すると  民族の財産はなくなっていく

ショラム・アレイヘムはイディッシュ語というユダヤのドイツ語(?)で

この物語を書いた

ユダヤのことは本当によくわからないが

東欧のユダヤ人をアシュケナージーというんですって

!!?アシュケナージってピアニストにいるじゃないの

調べたら父方はユダヤ人だった

 

手繰り手繰っていくと 大変だ さて 

朝のお仕事 少しはしなきゃ 主婦首だ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
虎を野に放つ 非常に言い得て妙だと思うわ 古事... (P)
2011-01-25 10:09:00
虎を野に放つ 非常に言い得て妙だと思うわ 古事の本来の意味は知らないけど この感覚的な表現 いいよね~私が虎を放ってるわけじゃないけどさ^^
P様 (遊工房)
2011-01-25 10:13:14
ゥヒヒ
虎様  北の雪の野に放たれてんじゃないの?

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