「屋根の上のバイオリン弾き」の原作者は
ユダヤ人の移民先の子孫が ユダヤ魂を忘れていく裔を思って
この物語を作ったのか
ということを初めて昨日知った
シャガールの絵が
ユダヤ教の教えに、「屋根から落ちずにいつも平静を保つようにな心でヴァイオリンを弾くんだ」
ということや
ネロの虐殺時の故事を絵にしたものだというのも
初めて知った
絵の中には様々な背景がある
後世の人間は知らないことがいっぱいになっちゃうなあ
先日テレビかラジオのクイズで
表題の言葉の「虎」が出題され 回答できない若者だった
虎を野に放つ はもう死語かあ
!?
そうか
虎なんて日本にいないのに虎の絵っていっぱいあるのは
そういう言葉の世界に虎がいっぱいいるからか
ただの異国趣味でもないのかも
近々テレビは蘆雪を特集するらしいが
これ
蘆雪の 虎
猛迫力 といわれるが 大きさはそうでも
私は 猫っぽくかわいいから好きなの
こっちは時々記事で
話題にした
若冲の虎
朝鮮までは
虎はいるんだよなあ
でも日本人
虎よく描くし
なんとなく
象やキリンの絵のように
想像上の動物を
異世界を思うように描いたと思ったが
虎と言えば虎の話
象と言えば象の話
私はもう知らない
言い伝わってきた
いろいろな話が
背後にあるんだな
と
改めて思った
象を巡ってだって
ヒンズー教がらみの物語
わたしなんか
ほとんど知らないけれど
それらのイメージを
呼び起こすものかもしれない
屋根の上のバイオリン弾きの原作者 ショラム・アレイヘムのことを調べると
この民族を思う思い 考えさせられた
森鴎外の 現代語訳がなんだか バンバン出る時代
人々の思い抱くイメージが 断絶してきている
そういうこととの関連も考えたよ
今の若者には通用しない古臭い表現 と
わからなきゃ意味ないだろうと
現代語に迎合すると 民族の財産はなくなっていく
ショラム・アレイヘムはイディッシュ語というユダヤのドイツ語(?)で
この物語を書いた
ユダヤのことは本当によくわからないが
東欧のユダヤ人をアシュケナージーというんですって
!!?アシュケナージってピアニストにいるじゃないの
調べたら父方はユダヤ人だった
手繰り手繰っていくと 大変だ さて
朝のお仕事 少しはしなきゃ 主婦首だ
虎様 北の雪の野に放たれてんじゃないの?