遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

お返しの心理と恩着せの心理

2012-10-05 09:39:04 | ただの記事

ゆすらうめさんの記事に

>頂くとお返しの心理が働く日本人らしいところが表れる。

というのがあって

これがいつも困ることだ

また 田舎の人は 律儀というか 一刻というか

感性が自分とは違うので困ることが多い

 

私の考えはこうだ

嬉しいことをいただくと うれしいのだから そこでおしまい

お礼とかお返しとか あまり考えない

だから 失礼をしたことが多いかもしれないがごめんなさい

私がこれまで生きてきて 恩になったことは数限りがないので

居直っているのかもしれない

ともかくこれは言い始めたらきりがなく

善意あふれることがほとんどとは言いながら

ひそかに 不愉快なことも含まれるので

私はその場限り というのが モットーなのです

そこが線引き

家のおばさんの線は 絶対人に後ろ指は指させない

というのだと思うのよね

亡くなった御姑さんもそうだった

実は 人の中には 後ろ指を指すのが好きな人がいる

だから 先日の車を借りる話もそうだ

武蔵と友人の間では

長い付き合いで 若いころは武蔵はどれだけ助けられたかわからない

私の子供たちも 彼の子供のお下がりを着て育った

そういう仲だ 今や彼が病身になって

竹林も梅林も 始末ができないから

武蔵の担当になっている

私はひたすら タケノコをもらってぱくつくという身分だ

そういう彼が もう乗れないからいつでも乗っていいぞ

というのに

お礼をしなくちゃ と おばさんは負担に思うわけだ

もう 割り切って さっぱりしろよ

と思うが そうはいかないのが長年の身についた考え方なのだわ

ここには書けないが

うるさいな と思うような 恩着せをちらつかせて

脅迫的な人もいるのよ

武蔵がこの田舎に来たのは

疎開してきたのだからね

その間に武蔵のお父さんは死んじゃって

お姑さんは女手一つで5人の子供を育てた訳だから

そりゃあ いろいろ助けてくれた人はいるよ

それを 当時のことを知らない私に恩を着せるな!

ということがあるのよ

こう考えると お互い様 ありがたいことはその場限り

これがいちばん いい

本当にありがたかったことは ちゃんと忘れないものだ

思い出すと

私が途方に暮れていたとき

助けてくれたいろいろの人を思い出して

胸が詰まるわ

お友だちや お友達のお母さんお父さん

お手伝いさん

すみません

御無沙汰をしてます

恩知らずの私をお許しください

許さなくてもいい

天国から 蹴飛ばしに来てください

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2 コメント

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イイネサインだけど、自然な心の動きで押すならい... (ゆすらうめ)
2012-10-05 16:49:02
こちらから頼んでして頂いた事は、礼儀としてお礼をしたい
うれしい事のおすそ分けは、その場限り
いつか私もいい事のおすそ分けを心がけて、その場で喜んで頂けたら嬉しい。
恩は頂いた相手にだけでなく、
自分も誰かに喜んでもらえることができたらそれがいい。
恩は、返すことをしなくても決して忘れてなんかいないよ。
そんな人間関係でありたい。
ゆすらうめ様 (遊工房)
2012-10-05 17:05:39
イイネ サインは押したことないです
私は 上の記事書いていて
あまりに多くの恩人を思い出して
切なくなってしまったよ

なんでもいいの
ありがたいことはいっぱいあるから

恩を返しそびれたことにくよくよしてもしょうがないから
ノー天気に行くことにします

失礼の段は いつでもへいこら 謝ります

コメントくださって ありがとう

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