遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

ソウル1945見終わった

2019-03-11 03:19:01 | 日記

ソウル1945

前は 最後まで見なかったんだな

いやあ

この作家はすごいな と思った

↑は 脇役の一人

パク という名前だけど

日本統治下では木村と自称してた

アカ狩りの猛犬

アカ という言葉は 今の若い人は知らないかもだけど

母の世代は よく使った言葉だ


朝鮮が二つに分断されていることは

今だって 平和危機の一つのかなめだ

日本がどうかかわったかなんて

ホント このドラマで 朝鮮から見て

という視点でいろいろ発見が

あった

私の若いころは

歴史を弁証法的に見るとかね よく教わった気もするし

デッサンの勉強でも人体の存在の在り方

弁証法的にとらえろ

なんて 教わった

ヘーゲルの弁証法を 唯物的に歴史に当てはめたのが

マルクス主義だ と習ったが

実際の 世界の動きの中では

そう単純化して見られない

結局政治は 問題は 権力だな

と思い

被支配階級が 支配階級になれば 

その時点からじわじわ腐っていく

上の パクというのは

川べりで生まれて

親もなく

鉱山で酷使されてた鉱夫出身

ものすごい反共思想で 赤狩りの猛犬を自称してる

そうして 警察官になり

軍人になり 上昇して行ってるという自覚

この話

最初出てくるのが 鉱山だからね

朝鮮の鉱山の歴史は

日本が いろいろかかわってるのね

 

その持ち主が

元鉱夫で なりあがって 日本から子爵にしてもらった

売国奴

 

「ソウル1945 あらすじ」の画像検索結果

この左端のけばけばしい男だ

途中で 切腹して死んでしまう

あくまでも自分は日本の武士だって

ところだ

隣の奥方も

日本人のなんかえらい奴の養女になって

日本人を装ってるけど

出身は朝鮮人だし

身分は侍女だった


身分制度のものすごいところが

朝鮮の社会のあちこちにあるのだなとも思うけど

日本が果たしてきた

この1910年から1945年まで って

学校で習う歴史では速足で進んだだけだもんな


登場人物は

共産主義か 権力主義か

みたいだけど

共産党内部も ひどい権力主義だし

これまた 中国ソ連と結んで大国主義

まったく 古臭い

このおじさんは

上の文子爵の弟

共産主義者だけど

共産主義者としては?というところがあるのを

批判的に感想する記事もあったけど

出身階級見ての偏見じゃないかと

私は思った


ともかくこのドラマは 大変 教えられることも多かったし

作者の思想は?と

時々思いめぐらせたけど

すごいよ

この作者も


ともあれ

朝鮮の人にとっては

祖国統一は 夢と描いてるだろうが

それを 世界の大国主義の餌食にしてはいけない

あああ

然し

権力者というのは

ホント 馬鹿になる道だって わかってないのかねえ

わかってて 突き進んでるんだろうなあ

糞!


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