リンク先のお坊さんのページで
良寛さまの詩を見つけた
生涯懶立身 生涯身を立つるに懶く
騰騰任天真 騰騰として天真に任す
嚢中三升米 嚢中三升の米
炉辺一束薪 炉辺一束の薪
誰問迷悟跡 誰か問はん迷悟の跡
何知名利塵 何ぞ知らん名利の塵
夜雨草庵裡 夜雨 草庵の裡
雙脚等間伸 雙脚等間に伸ばす
いやはや
いい詩だなあ
だからご紹介ね
http://72463743.at.webry.info/201309/article_3.html
雙脚等間伸 雙脚等間に伸ばす
なんかさあ 劇攣りから ゆるゆる筋肉回復の極意
みたいな気もしちゃうわ
ハハハ
この記事の次には父子の記事があるけれど
わたしはこの詩を読んで
母を思い出した
本当にさあ
何もそんなつらい思いで酔っ払いの相手することないじゃないか
お母さんの人生観ってわけわかんない
と反抗してきたけれど
傍で見れば おかしなお父さんの犠牲になった人生にしか見えないんだけれど
母は 結局 苦労は身につかないタイプというか
そういう人だったのよね
騰騰任天真 こういう感じだったのかもしれないと
今では思う
若造のわたしは
運命論者みたいなお母さんの考えかったって変じゃないか?と思ってたんだけれど
器の大きな あっけらっかん とした人だったのかもしれないと思う
上の詩
わたしが訳すと
すごく品性が
あああ 生まれてこの方 ぐうたら来ちまった
心逸るまま好き勝手にやってきて
ま 食べるだけのものがあればいいし
煮炊き出来れば 薪でもガスでも電気でもいいわ
何が本当のことだろうなんて思い悩んだことも
そんなこともあったかもしれないけど
名誉だの成功だの
そんなクソ!モトイ うんちみたいなのはどうでもよくってさ
この陋屋の屋根を ゲリラ豪雨が叩いていくわ
痛む両の足を投げ出して ゆるゆる 休んでいたいのよ
詩人にはなれないな
市堀様 ごめんなさい
お勉強っていうの?
市堀様には内緒にしときましょう
笑うとぎっくり腰に響くもの