遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

生活保護問題

2012-06-04 20:45:07 | ただの記事

下の青い色の文は買いあたけれど取り止がなくなって

アップしなかったものだ

今みどりさんのところで↓ の記事を読んで

また考えてしまった

http://pub.ne.jp/20071203MOTOTO/?entry_id=4349711

 

わが家の場合

私の母は私を連れ子して戦地から帰ってきた父と再婚した

ところがその父は戦地で心が壊れていたのだと思うが

もともとそういう人だったのか

家族の生活を支える責任感はなく

稼いだものはみんな 飲んでしまった

母は自力で稼がないと私を育てられないと

小さいお店を始めた

戦後焼け跡から

そうやって

逞しく生きてきた人がいっぱいいる

ニコヨンと言って 日当240円で失対事業に雇われて働く人もいた

小学校の時の最初のお友だちはそういう家の子だった

近所には洋服を作ってくれる

とか

セーターを編んでくれるとか

そういうことでお小遣いを稼いでいるおばさんたちが居た

商売や仕事で火事ができないときは

お洗濯だけやってくれるおばあちゃんが居たりして

年取った人もそうやってお小遣いを稼いだり

私が住んでいた世田谷区の北のはずれのほうは

そういう貧しい地区だったなあ

それが貧しいということも私は知らなかったけれど

人々は

なんたらかんたら 糊口をしのいできた

でも 今そういう素朴な働き方できるのか?

親族に八百屋さんが居たけれど

スーパーの進出で

個人商店は生き残れなくて

廃業した

額に汗すれば くいっぱぐれがない

という世の中ではなく

ものすごい綱渡りな   暮らしにくい世の中になっている感じがする

零細企業の経営者が そこで働く非正規雇用の労働者を守ることもできない

働いた分を持ち逃げしてなんて話も聞く

本当に困ったとき 支え合える社会じゃなくなってきているかもしれない

ちらっとテレビを見ただけだけれど

 

家族 というものを

 

こうあるべき

 

というのを振りかざして議論がされていて

 

!!!

 

と思った

 

だいたい家族が 仲良く 支えあうべきで

 

そう出来ないのがおかしいって

 

何考えて居るんだろう?

 

家族が壊れているのはかなり多いけれど

 

精神論で 何が解決するんだ?

 

だいたいその中で子供なんか絶対的弱者だよ

 

(うちなんかおばさんは強いけれど

 

それでも絶対的弱者だ だって 連れて歩かなければ

 

自分で 電車に乗って出かけるなんてできない

 

駅までだって歩けないし

 

ともかく 車でお連れしないといきたいところにも行けない

 

小さい子供だって

 

食べさしてもらわなきゃ 飢える)

 

でも ひどい目にあっている家庭内弱者

 

どれだけいると思っているんだ?

 

まして ひどい家庭環境に一言っているのは

 

多分生活保護を申請する家ほど

 

大変かもしれない

 

 

十把一絡げで三親等まで扶養義務がある

 

そういう温かい家庭が失われている苦問題だ

 

 

って

 

別の問題をくっつけてどうするんだ?

 

 

修羅場になっている家庭は

 

こうあるべきだ  なんてお題目で何の解決もしない

 

 

私だってそういう家庭を複数知っている

 

だから 多分誰だってきわどい家庭というの

 

知っている範囲にいると思うよ

 

いないなら そりゃあ よほど上流階級の方ですね!

 

これが生活保護が必要な状態になったら

 

三親等まで 生活を見てくれる関係を探すこと自体が地獄だろう

 

 

 

そういう何らかの困難を抱えている家庭で

 

一番恐怖に震えているのは子供だ

 

 

その子供が大人になって 自分も食うや食わずの非正規労働者になって

 

恐怖の原因だった親を扶養する?

 

 

 

 

かつてはできた 行商しても糊口をしのぐ

 

なんてのもできない世の中だし

 

 

 

 

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