ともかく今の時代
歴史の強烈ページがめくられてきてる時代
それで
上の本を理解しようとさまようと
この19世紀前半から半ばにかけて
ものすごく 今と 当時の 関連性を考えさせられる
これは東京新聞に載った書評だけど
この中の短編
中身は ↓
ヴァイオリンに取り憑かれた狂気の名演奏家のあまりにも痛ましく愛おしい生涯
「ある名演奏家の生涯の素描」
これは芸術と職人技と教育問題 と 心の病理の話よ
パリ河畔の奇怪な屋敷に住まう孤独な天才発明家を描く、「未来のイヴ」に先駆ける自動人形小説
「ウィティントン少佐」
これまた 現代的 ロボットがいまや 日常生活の中にも登場してる時代を予言か?ってはなし
これまた 現代の病理につながる
ある実在の事件をモチーフにした驚愕の犯罪小説
「ロマンゾフ」
おためごかしか 金金金 の背景
これまた すごく現代的
世界の無数の蝶をパリの自宅で飼育する人間嫌いの男の物語
「蝶を飼う男」
カメムシちゃんのことも書いたけどさ
ツイッターやってる人は知ってるでしょ
現代の癒しの虫の世界
聾者たちの滑稽で哀しいすれ違いを描いた寸劇
「聾者たち(後記)」
これまたホント 滑稽で悲しい
そうね アスペルガーの世界よ
ま 76にしての手習い
文学と歴史の世界にはまって 面白過ぎて
ますます 片付けは 忘却の彼方
ま 死んじゃった後捨てるの大変ですが
どうとでもなれ だよね