遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

昨日も見知らぬおばあちゃんとお話した

2013-04-17 06:51:55 | ただの記事

リハビリが終わって会計ルームに行くと

椅子が満杯

手荷物ぐちゃぐちゃ

脱いだセーター上着をぐちゃぐちゃでもってたので

診察室への通路に椅子を見つけて

荷を置いて上着を着たりしてたら

そこにいた人が

終わったのけ?

と声をかけてきた

ハイ これから会計

おばさんは 診察?

それで彼女は背中が膿んじゃっている

というのだ

膿みを出してもらった時の痛かった話をし始めた

そりゃあ 痛いだろう

私の父はねぶと というのがよくできて

その膿の塊を押し出すさまをよく見たので

思い出してしまった

年取ると あちこち痛くてなあ

と嘆き

自分は農家で 相棒が50代で病気になったので

旦那の分まで働きづめ

農業で体を酷使してきたので

都会の人のように楽な人とはちがって

体も痛むのだ

という

で 嫁さんだか子供だか

若い者が 休む暇なく働くので

あまり体を酷使すると

年取っちゃってから 婆ちゃんみたいになっちゃうぞ

というんだが 忙しくってよ!

病院に連れてくるどころじゃないんだ

と 病院通いも 難儀なことだという話をしてくれた

今日は誰が連れてきてくれたの?

というと孫が仕事おえて連れてきてくれた

という

どうも保育園に迎えに行くので早く戻ったのでという感じだった

「あなたは 若くていいねえ 自分で車運転して

来たんだっぺ?」

と言われた

(そうか 私 若いんだ! 運転したくない!って

わがまま言わないようにしよう)

私がもし 誰かに連れてきてもらわねば病院に行けないとしたら

多分 いっぱい我慢してしまうだろうし

痛い痛いと こっそりベショベショ 泣くだろう

家族は優しいとしても

そりゃあ 負担も多く うっとおしくなるだろうなあ

医療費の負担が多いから

病院が老人のサロン化するのを

阻止しろ なんて 議論があったよなあ

酷いなそれ

あたかも病院に老人が行くのは

寂しくて 病院に行くみたいな風潮がずいぶん広まったが

そんなこといわないで

老人のサロンをポストの数ほど程作って

そこを学食みたいに安いおかずのアラカルト

選んで食べられるようなのがあったら

いいのにさ!

不況を口実に貯め込んだお宝を吐き出して

そういうの作ればいいのに

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