遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

路上のソリスト

2010-11-27 09:04:56 | ただの記事

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こういう映画があるのは知らなかったが

初めて見た

実話らしい

 

ジュリアード音楽院に入学したものの

統合失調症を患い 路上生活者になった

主人公の音楽に出会い

コラム記者がかかわっていく話

 

路上にはベートーベンがいる

ここが音楽を奏でられる場だと

しかも潔癖症だから

掃除しまくって路上で暮らしている

 

それをなんとか

オーケストラに入れようとしたり

レッスンを受けさせようとしたり

 

屋内に練習場とすみかを用意して

適応させようとしたり

するが

なかなか手ごわい

 

それでも

二人の間には信頼関係と友情が芽生えるけれど

あることをきっかけに

破たんもきたす

 

ポロックを映画にした  ちょっと切ない話もあったから

眉に唾をつけてみたが

 

最後は涙滂沱 だった

 

心を病むと 路上生活が近づいてくるのは

日本でも一緒だ

心を病む人に 病んでいない人の論理を押し付けたって

無理だし

 

この話はロスの話だが

社会があれば一定の割合で心を病む人も

認知症になる人もいるのだから

どういうふうに暮らしを成り立たせ

交流をつくっていくのか

心に響くチェロの音と考えながら見た

 

定かではないが

友達ができることが  脳になにかしら変化をもたらす

って

 

コラム記者とこのチェロ奏者 双方に重大な影響を及ぼし合っている

ところで

同時に借りてきて見た

モジリアニの映画 ひどい  薄ら汚い

ああ

「モンパルナスの灯」(これ寿ラールフィリップがモジリアニを演じた映画)

がないんだよな

見たい!

 

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