遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

蓮池さんの訳書

2008-07-01 05:52:38 | 本と雑誌

20081188 拉致被害者の蓮池さんが訳したこの本                                 図書館で目に留まって                                          借りてきた                                                  秀吉が朝鮮を攻めたときの                                       朝鮮側の武将の話                                            この武将は                                                 朝鮮の英雄だけれども、                      この武将が日本と王の不条理の間を                                                                         生と死の間を生きて死んでいく                                      それを、類稀な感性をもって描いている本                                                            ・                                                        それを、この蓮池さんが訳した!                                    祖国から拉致され連れ去られた                                     かの地で                                                  どんな 苦しみを生きてきたのか                                     想像を超えるけれど                                            その蓮池さんのこれまでの体験を通して                                訳されている本だと                                            深く感じた

この朝鮮の英雄李舜臣という人は知らなかったけれど

彼から見ると敵日本の小西軍に命を狙われるのは勿論だけれど

王からも死を常に突きつけられているという思いの中で

戦い、

日本から見ても

あの空しくたくさんの命の失われた

朝鮮征伐の中を生きて死んでいった武将なのです。

しかもその話の中には

実にくだらない王様が彼の生死を握っているのです。

この本を訳した蓮池さんの北朝鮮での長い年月のことも

よくは、わかりはしないけれど

胸に詰まります。

著者の金薫の表現もすごい

今度大人向けの朗読会で

どこかの部分を読もうかなあ

                         

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2 コメント

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秀吉は、朝鮮半島の人々にとっては、鬼畜だと思い... (kazuyoo60)
2008-07-01 11:38:44
攻め込まれるような悪いことは何一つしなかったはずですもの。
日本は海賊行為だってしていたようですし。
何が正義か、勝者の言い分が正義としてまかり通っている歴史、敗者の方の記録はえてして残りませんが、このあたりのことは、テレビの歴史ものでその一部を見聞きしています。
最初は職場のパソコンでした。メモリが128KBが標準だったのですよ。最高に増設しても640KBです。今は2ギガです。
必要に迫られてパソコンを買いましたよ。それが40歳の時、23年前です。ディスプレイのは15インチ?でした。メモリは256KB?・PC9801-VM2?だったかな。ソフトもプリンタも何もかも高かったです。256Kとして、2ギガの1/8,192です。
もちろん、ウインドウズ機能などは夢の夢です。それでもかなりのことが出来ましたよ。
kazuyoo60さま (遊工房)
2008-07-01 13:57:56
いろいろ使いこなされる訳がわかりました。
パソコンなんてテレビの中でしかみたことがなかったと思います。
当時は考えられなかった
家族がそれぞれのパソコンを持ってる時代になりましたねえ

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