中二病という言葉はよく聞くけれど
意味は知らなかった
揶揄する言葉なのね
小児病というのから出てきたみたいだけれど
実際問題として
中学二年生とか高校二年生の時って
ほとんどキチガイだったと
自分は思う
傍から見れば 揶揄すべき状態に陥っていた訳だけれど
よくよく考えると
そういうキチガイじみた懊悩に襲われた時期というのは
振り返ってみると
いろいろあるのじゃないか?
人ごとの時は揶揄するけれど
これって
当の狂って渦中にいるときは
揶揄されたってそんなことは なんの役にも立たない
我々のような凡人にとっては
狭い社会に閉じ込められているとき
そういう状態に陥る
一番危険なのが家庭だ
だいたい 子供はそこから逃げられない
学校や会社もだわ
そこが当人にとって地獄になったとき
人はどうやって そこをくぐり抜けるのだろう?
いじめにもそういう面があると思う
これは犯罪だ
とか
責任追及で解決するとも思えない
どうやって 自分を守るかというふうになりがちだけれど
どうやって開放するかということでもある気がする
子供たちが通った学校で
表現を通しての教育を重視したのは
子供の中に開放力を育てようとしたのかもしれない
考えてみると 地獄のような苦しみを経たことがない人って
あまり知らない
娘はそういうことがなかった子供のように思えるけれど
母の私が知らないだけかもしれない
私だって 私の地獄は母には気取らせなかったものもあるものな