WIKIで原風景って調べると
藁ぶき屋根とか出てくる
日本人の郷愁をそそる風景だろうな
わが子らも 昔話で
昔々 あるところに貧しいおじいさんとおばあさんが住んでいました
的な セットで 藁ぶき屋根 貧乏 おじいさんとおばあさん
こういう風に胸に抱いていた節がある
で
田舎に行ったら 本当に 藁ぶき屋根の 崩れそうな古い家があって
ね
ここには
まさに物語に出てきそうな
おじいさん(この人↓おばさんの長兄)
子供たちは
興奮して走り回った
だって
おばあちゃんが
こういうところにセミの抜け殻があるんだよ
とはっぱをひっくり返せば
そこには本当にセミの抜け殻がくっついている!
で
お庭にうずたかく積まれた
藁のような堆肥のようなものをほじくり返すと
!!!!
カブトムシの幼虫が住んでいる!
もう
自分たちは物語の世界に入り込んだと思ったことだろう
で
家に入ってしみじみとむき出しの梁なんか眺めてさ
(おじさんは掃除なんかできないから・・・人のこと言えないが
家のなかは どろどろ)
煤と埃でそれが蜘蛛の巣のように垂れさがってたのよ
子供は感激して言った
「~~~~~ なるほど!これが 貧乏と言うものか!!!」
大人は 慌てた
古い読者の方 ごめんね 前にこの話したものね
私が○○になって また同じ話だよ
と思った?