後日談

地震発生の翌日七日の21時台に停電復旧し、日常を取り戻したかの様に
思えましたが、会社の方はと言うと自宅待機が一週間続きました。週末
に外の風景を見てみたくて徒歩で一時間程歩いてみると学校近くの街路
樹が倒れていたり既に節電中のコンビニが品薄状態でも営業していたり
と言う状態でした。

一週間過ぎ、二週間過ぎて少しずつ知人と顔合わせて「大丈夫だった？」
と自然と話題になり「陳列棚から商品が…」と対応に追われた知人も居た
り、「店の壁紙が少し剥がれた」と言う知人も居たりでしたが、私自身
平穏で居る事がどう言う事か考える機会を与えられたと思ってます。

今回の地震でまだ不自由な生活をなさっている方がまだいらっしゃいます。
一日も早く平穏な日々を過ごせる様お祈りいたします。

約一ヶ月経ちますが。

先月六日に発生した地震の経験を書きます。

前日五日、台風の影響から信号機が機能していない箇所が有ったり
電信柱が倒れたりと言う出来事が前置きになってしまうんですが、
日付が変わった六日午前三時過ぎにガタガタと言う音で目が覚めて
地震とすぐ認識し鎮まるまで部屋の隅に居座りました。

鎮まってから部屋の電気をつけてテレビの地震情報待ちと同時に他
の部屋で揺れてる最中にした物音の方に目を向けると観葉植物の鉢
が倒れて「やれやれ」と元に戻して地震情報に目を向けて少し時が
過ぎた頃に延べ43時間に及んだ自宅停電が始まりました。

朝になり、時折ラジオに耳を傾けながら道路陥没区域の情報やガソ
リンスタンド、コンビニ等店舗休店の情報が流れ少しずつ被害が明
るみになるまでの時間はとにかく無駄を省きたく所有物の処分に費
やしてました。勿論日中の時間帯に限ってましたが。