米議会上院の有力議員、リンゼー・グラム氏がロシアのウラジーミル・プーチン大統領の「暗殺」を呼びかけた。ウクライナに軍事侵攻、原発を攻撃するなど暴走するプーチン氏だが、現職議員が他国の元首の暗殺に言及するのは異例だ。
「ロシアの侵攻をどうやって終わらせるか? ロシアの誰かが名乗り出て、あの男(=プーチン氏)を殺すしかない」
グラム氏は3日夜、米保守系FOXニュースのインタビューで、こう発言した。ツイッターでは古代ローマ帝国の英雄、ジュリアス・シーザーを暗殺した首謀者のブルータスらを引き合いに、「ロシアにブルータスはいないのか?」「プーチン氏を暗殺すればロシアに限らず、世界に大きく貢献することになるだろう」と発信した。