MacあんどDTP&デザイン奮闘記

購入したMacが5台連続で初期不良品だった為、トラブル対策で学んだ事、DTP、デザインについて書いている。

上司がいなくなった日

2005年06月30日 23時02分51秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年06月03日(金) 元気でなから転記

いつも通りに仕事が始まった昨日、仕事が始まってすぐ突然上司が会社を辞める事になった。

前から「辞めたい」が口癖のようだった上司。
でも、自分からどうして辞めたいのか説明したりするのが苦手なようで、首になるよう、シナリオをかいていたようだ。
会社のやり方で気に食わない箇所があった為、何回注意されてもやり方に従わず首、と言う形だったのだけど、その切り方が突然だった。
世の常識通り、契約時に一ヶ月前告知とされている首の告知なんかあったもんじゃない。
上司が社長室に入った数分後。
社長室から社長が出てくるなりいきなり上司のパソコンの前に座り、
「これってどう電源落とすの?」
と私に質問してきた。

答えると、電源を落として私を呼んだ。
どうして彼に辞めてもらうかを説明した後、これで荷物をまとめて帰ってもらうことになったから、という。
席に戻ると、隣で上司が荷物をまとめていた。
数件引き継ぎの説明を受けた後、丁度お昼だったので最後の昼を彼も私もお気に入りのお店で食べた。

いきなりすぎて実感がわかない私。
でも、これからが大変なのは分かっている。
入社して4ヶ月半でいきなり一人で何もかもやるのだ。
レイアウトの基本は出来たけど、パーツパーツの処理、色使いがまだ雑だ、と言われている段階なのだ。
落ち込んでたら、それが顔に出たのか通信講座などはこれからもやってくれると言う。
とてもありがたい。
末永く人間として、また、デザイナー同士として交流していけたら、と思う。
幸い上司もそう思っていてくれるようだ。
これからも、どういう様に成長していくのか作品を見続けてください、と言ったら
「楽しみが増えたな」
と言ってくれた。
通信講座で私が一人前のデザイナーになったらライバルじゃ、と言われて、働く場所が違えばライバルじゃありません!と、即答した私に笑った上司。
分かれるとき、ちょっと私の顔を見てから
「元気でな」
と言って彼は去っていった。
会社への帰り道、それまで何度も泣きそうになりながらもこらえていた物がちょっとだけ溢れてきた。

昨日の昼と今日、空白の隣の席で一人で淡々と仕事をしてきたけど、一人になってみると、本当にいろいろ教えてもらったんだな、と実感する。
だって、依頼をなんとかこなせているから。
私が入社した直後はどうなる事かと心配しまくっていた上司は、確実に成長してるから頑張れ!と言ってくれている。

いずれ派遣でデザイナーを雇うらしいけど、そうしたら私が上司。(まじかい......)
上司のように部下を育てられるだろうか。
良い上司になれるよう、頑張りたいけどその前に、日々本と格闘しつつ独学&通信講座で奮闘あるのみ、かな。

。。。長くて短かったなあ、4ヶ月半。

グラフィックに使うマシン選択

2005年06月26日 20時25分13秒 | Weblog
消えるかもしれないので、SOS掲示板に書いた事を転記。

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○I Macユーザーはグラフィック等に関する練習をしながらWEBデザイナーを目指している
○金銭的な余裕が非常に少なく、当初の機種選定もあくまで「安い」と言う事
というのがちょっと前までの私と似ているように思え、余計なお世話のお話と思いつつも、勉強用にと購入したマシンで金銭的にけちって後悔している点があるのでそれを書かせて頂きます。

私は約1年位前から本格的にデザイナーを目指すようになりまして、iBook G4をデザインの勉強用に購入しました。
iBook G4にした理由は
1.mac初心者なのでなにかあった時でも、持ち運んで聞く事ができて便利。       
2.今は予算がなくて購入できないけど、いずれPower Mac G5購入予定があり、その時デスクトップが2台あるよか、ノート機とデスクトップ機だと違う使い方が出来で便利そう。でも、Power Bookを買う予算がない
と言う2点でして、予算面の都合でPower BookでなくiBookにしました。
この時は、勉強用だし。。。と、それほどパワーなどを大事と思っていなかったのですが。
フォトショップでフィルタなどを使うといった、画像処理時には(処理によっては)時間がかかるし、iBookはPower Bookよりウインドウの解像度が低いので、画像処理を頻繁に行うようになった時に「やはり、Power Bookのが良かったなー」となっています。
念願かなってデザイナーとして就職した会社でmacがトラブルで使い物にならなくなった時、私はiBook G4を、上司はPower Book G4を持ち込むはめになりました。
某紙にフォトショップデータでの入稿時、700pdiと言う大きいデータで入稿するよう指示されていたのですが、作業が早く行えるよう、ある程度の解像度に押さえていたファイルを最後に高解像度を変えました。
iBook G4では時間がかかりすぎてとてもじゃないけど仕事にならなくて、上司にやってもらいました。

この環境じゃちょっとつらいよ~、と、15インチのPower Bookへの買い換えを検討したときもあったのですが、購入後約1年たっただけなのに、下取り価格がメモリ512M+3年保証のプロテクションプラン付きで(残り1年以上2年未満)8万と分かって買い換えを断念しました。
ウインドウの解像度の環境だけでも変えようと、いずれPower Mac G5と一緒に購入予定だった純正のディスプレイ20インチを先に購入する事を検討中です。

Mac miniでもパワーはありますが、WEB用の素材作りででも、ある程度大きい画像で画像処理してから最後に解像度を落とすので、パワーがあるには超した事がないと思います。
使用頻度は高いという事ですし、パワー面なども検討項目に入れられた方が良いかも、なんて余計なお世話でした。

iMac G5の使い心地と仕様と言われた事

2005年06月21日 22時52分09秒 | Weblog
SOS掲示板で、投稿者がある事から削除依頼をしているので、書いた事をバックアップ
※投稿者さんは予算の都合上、Mac miniの購入検討をしている知人の為にMac miniはどう?と、聞いていて、回答者さんがiMac G5をお勧めしていましたが、実際に使っている方のコメントがなかったので、使い心地を投稿。

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私は会社でimac G5を使用しています。(DTPに使用)  
何も持っていないのでしたら、やはりiMac G5はおすすめです。
私の会社ではつい最近までMac miniとiMac G5のどちらにしようか検討していました。
(本当はPower Mac G5が欲しい所ですが、値段が高すぎ!と却下されました・泣)
予算があまりないので、最初はMac miniだけの検討だったのですが、やはり本格的なDTPには力不足。。。と、ワンランク上のiMac G5購入となりました。
最初私も熱暴走を心配したのですが、今の所ありません。
大きなトラブルも出ていません。(使用環境によるトラブルは除く)
今までPower Mac G4+ブラウン管ディスプレイだったのですが、奥行きがない分、机上が大幅に広くなりかなり快適です。
また個人で所有しているiBookG4や、ちょっと前まで使っていたPower Mac G4に比べかなりパワーがあるので、フォトショップのフィルタなどを使っての画像処理時などは早くて助かります。

ただ、先日アップルにて
「それは、多分imac G5の仕様です」
と、言われた事が1つだけあります。
クラシック環境で韓国語をつかわなければならず、Language Kits(Language Kitsについてはこちらから言語をインストールしようとしたのですが、インストールが終了しない、という状態に陥りました。
アップルに聞くと、最初から「それは、多分imac G5の仕様です」と言う出だしでしたが、一応アンインストール>インストールなどのトラブル対策を行ってみました。
しかし結局何をしても駄目でした。(^^;;
(会社でimacを2台所有していますが、2台とも駄目でした)
まあ、購入したのは4月初旬なので、もう型番が違うでしょうから、これは解決しているかも・・・?知れませんが。
※OS X上では、韓国語などを使うときでもLanguage Kitsをインストールする必要がないので、このトラブルはありません。

> しかし、iMac G5は、個体によっては、ちょっと首がいまいち好きなところでピタッと止まってくれないとかいう話もあるのだ。
好きな所で止まってはくれますが、軽くふれても首の角度が変わりがち。。。かしら。
でも、触れなきゃ良いので問題とは思っていません。

エプソン大型プリンタのランニングコスト

2005年06月21日 22時50分47秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年05月04日(水)から転記

ポスターも自社製品にするとの事で、A2がプリント出来るプリンタを会社が購入した。
PX-6000
使える用紙はこちら

コスト計算を命じられて、ランニングコストを調べた。

PX-6000消耗品
用紙はロール紙を使用。(一本でA2が大体50枚ほど印刷出来る。)
今回はこの2種類の用紙を使用した。
PX/MCプレミアムマット紙ロール 約432mm(17インチ)×30.5M  6,500 円
PX/MC写真用紙ロール<厚手絹目> 約406mm(16インチ)×30.5M 17,000 円
6,500円の用紙は、ラオックスで購入すると6,142円。
17,000円の用紙も、ラオックスで購入すると16,065円。
インクも、ラオックスで購入すると3,520円。

PX/MCプレミアムマット紙ロールのランニングコストは、
110mlインクカートリッジ使用時/インクカートリッジ単価4,200円/税別
PX/MCプレミアムマット紙A2 約80円

では、PX/MC写真用紙ロール<厚手絹目> は?と調べたが、見当たらない。
エプソンに電話で聞いたら用紙と、使用するデータによって使用インク量が違うので、コレ以外のランニングコストについては、大雑把でも出せないとの事とだった。
最後に駄目元で消耗品購入店で聞いてみたら、大体マット紙の1.5倍から2倍くらい、とのことだったので、2倍で計算する事にした。
ということで、A2一枚のコスト(ラオックス価格)は、それぞれ
PX/MCプレミアムマット紙ロール 用紙代123円+インク代80円=203円
PX/MC写真用紙ロール<厚手絹目> 用紙代 321円+インク代160円 =481円
となった。

プリンタ印刷の基礎知識

2005年06月13日 23時06分33秒 | Weblog
元上司執筆
 
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 文字や線画等をインクジェットで出すと太い方に転び、印刷は細い方に転びます。
 これはインクが紙に付く仕組みが物理的にまったく異なるからです。
プリンター出力でもインクジェットとレーザーではまた異なるし、印刷でもオフセットや凸版では結果も異なります。
 また、プリンターのインクと印刷インクでも質は異なるし、印刷の場合、刷りはじめ、刷り終わりとでは版にインクがなじむまでインクの乗りも差が出るため結果も異なります。使用する紙によっても結果は当然異なります。

 インクジェットプリンターはノズルから紙に向かってインクを吹き付けてプリントします。
 極端な言い方をすれば、スプレーで紙に絵を描くようなものです。
 ノズルと紙は密着していません。
 また、インクは流動性がある液状のためノズルから発射されたインクはレーザー光線のように等幅を保てず、少なからず拡散して飛び散るため太くなるものと考えられます。

 おおざっぱな言い方をすればレーザーや印刷機に共通していることは「版」の存在とインクの性質です。
 必要な部分(版)にインクやトナーをつけてペタッと押し当てるか、液状インクをブチュッと直接吹き付けるかの違いです。
 ちょっとした実験をしてみてください。
 印鑑はどんなに押してもにじんだりしません。
 しかしシャチハタのようなインク充填タイプのものは、インクを充填した直後は本体内に完全に浸透しきっていないため流動性のあるインク液が印(版)の表面近くに溜まっているため、そのまま押すとにじんでしまいます。
 またスプレーで直接吹き付ける場合でも、文字や絵をくり抜いた型紙を紙の上に 置いてカラースプレーを吹き付けると、型紙(版)が紙に密着しているためエッジがボケないきれいな仕上がりになります。
 でもこの型紙を少し浮かせてスプレーすると、型紙と紙の間に距離が出来るためにスプレーが拡散してボケた感じになります。

 レーザープリンターの場合は文字や線画等のデータがいったん感光体ユニットという物に焼き付けられ、その部分にのみトナーが付着して紙に転写してプリントします。
 この場合、感光体ユニットは「版」の役目をし、トナーが「インク」になります。
 感光体ユニットに付着したトナーは紙に印鑑を押すように直接紙に移されます。
トナーは粉なのでインクジェットのような流動性はなく、にじみという心配もありません。
 また、印刷機で刷られるものは、刷版にインクがついてそれが紙に押しつけられるので仕組み的にはレーザープリンターの場合と似ています。
 刷る紙やインクは流動性ではないため印刷機にセットする際の盛り具合や紙の種類にによって多少の差はあるもののにじみは少ないです。

 文字や線画等が太めに転ぶ原因はインクの受け手である紙の側にもあります。
コピー用紙等、普通紙と呼ばれるものは紙の繊維が荒いためにインクを受けた瞬間に若干のにじみのような現象が起こります。
 専用紙に比べてエッジにシャープさがないのはこのためです。
 普通紙といっても最近ではプリンターの種別を選ばないオールマイティーなものもあるため、比較的きれいにプリント出来るものもあります。
 専用紙の場合は、プリンターメーカー純正のものをおすすめします。

 純正紙はプリンターの性能を十分に発揮出来るように設計されているためきれいにプリント出来ますが純正紙以外のもの(自社でプリンターを販売していないメーカーのもの)はどのメーカーのプリンターにも一応に対応出来るようつぶしが効くように作られているため、各プリンターメーカーの機械の癖をカバー出来るようになていません。
 そのため用紙を出しているメーカーごとにクオリティーに差が出てしまいます。
これは文字や線画のクオリティーのみにとどまらず、発色にも差が出る場合があります。
 値段が安いからといってヘタに知らないメーカーのものを使うと失敗します。
色々なメーカーのものを使い比べてみて、納得出来るものを選ぶとよいでしょう。

 インクジェットプリンターでのプリントにとどまるのであれば、大きな文字等に関しては問題ありませんが、小さな文字や線等は太めに転がる性質を考慮して若干細めに処理するとよい結果になります。
 注意しなければならないことは、白抜きの文字や線の場合です。インクには白という色は存在しないため、画面上の白は実際は紙の色になるわけですが、前述したとおりインクが付着した部分は太めに転ぶため、紙の白の部分が削られつぶれた状態になります。
 これを防ぐにはさっきとは逆に文字や線を太くしてやります。
 また、文字の場合、明朝系やセリフ系の文字は文字の先端が細くとがっているため、この部分がつぶれてしまうのはさけられません。
 特に支障がない限り太めのゴシック系やサンセリフ系の文字を使うことをおすすめします。
 印刷屋さんに入稿する時に添付する出力見本紙はあくまで内容を確認するためだけのものなので、多少つぶれていても気にする必要はありません。
 出力紙をきれいに出すために元データをいじってしまったら、大変なことになりますから注意してください。

 印刷の事はデザインの事とは直接関係ないし深く知る必要もないけれど、印刷の仕組みを知ることもデザイナーとして必要なことです。
 どの程度の知識が必要かという点については、電車の中で本を読んで吸収する程度で十分です。

印刷物の色

2005年06月13日 22時59分59秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年04月28日(木)から転記

引っ越し完了まで時間がかかりそうなので、その間は引き続きここにデザインに関する事項を記載。(^^;;

プリンタやインクの種類によっても色は変わるが、同じプリンタを使用しても、用紙によって出力される色は大分変わる。
正直なところ、私はキャノンの用紙しか使わない為、他のメーカーの用紙についてはあまり知らない。
上司によるとプリンタメーカーでない会社の用紙は、すべてのメーカーにあわせようとして作成される為、平均値の物を作らざるをえなくなり、結果、あまり色の具合が良くないとの事。
安いからといってプリンタメーカでないメーカの物を購入すると、こういう仕事では使えない場合がほとんどとの事だった。

会社では、出力見本はエプソンのインクジェットプリンタで、キャノンの高位品質用紙(スーパーファイン)を使用する。
この出力見本と、納品される物と比べると、納品される物の方が色は薄い。

また、液晶画面(imac G5)とブラウン管(Power Mac G4)で色は違うし、さらに出力する用紙とパソコン画面とでも色が違う。
エプソンのプリンタも大型と小型2台あるが、同じ用紙を使っても、色が違う。
同じメーカーなのに。。。
どれを基盤として色を考えれば良いのか、悩めるところである。
配色見本の本にある色のCMYK値を入力したり、いったんイラレのDICカラーを選択し、CMYKに色分解した事もあるが、あまり参考にならない気がする。
それでも、最近はイラレのDICカラーを選択し、CMYKに色分解する方法を主としている。
こういった問題は、うちだけの問題でなく、あちこちで目や耳にする問題である。

※液晶画面とブラウン管の色違については、画面の色調整が下手なせいもある。OS Xの色調整に至っては、一度チャレンジしたけど、うまく行かず挫折した。(^^;;

※ちなみに、線とフォントは納品される物の方が細くなる。
(つまり、インクジェットで出した方は線やフォントが太い方に転び、印刷は細い方に転ぶ。)
名刺の細かい字が良い例で、出力見本はつぶれて読めなくても、実物はきちんと読める物となる。
これについては、上司の説明がわかりやすいけど長いので、プリンタ印刷の基礎知識に記載。

格安で素材を購入出来るお店

2005年06月13日 00時47分29秒 | Weblog
旧Macあんどデザイン奮闘記 2005年04月24日(日)から転記

秋葉原のラオックスでは、商品入れかえ時に、半額から半額以下の格安で素材を販売しています。
(今のところ、見かけた最低価格は1000円)

会社を巣立ったとき、こうした格安商品を置いていくのは勿体ないので、よく使う素材は個人で購入しています。
いつ商品入れ替えするかわからないのでこまめに行っていますが、割合頻繁に格安販売しています。

フリー素材について

2005年06月13日 00時46分26秒 | Weblog
支給データが無く、素材を用意しなければいけない場合、大抵はレンタルポジかフリー素材の購入となります。

フリー素材は、素材を購入後にユーザー登録を行えば、写真家の承諾やクレジットの記載なく、個人、職場内、顧客などの為の、広告、宣伝物、チラシ、カタログ、DMなどに素材をそのまま、あるいは加工して使用出来ます。

箱に「ロイヤルフリー」とあると、無制限に条件なしで使えるかと思いがちですが、商品に素材を使用する時には別途許諾が必要だったり、使用制限がある場合がありますので、使用許諾書によく目を通す事をお勧めします。

※代表的なフリー素材※
●素材辞典
http://www.sozaijiten.com/
高解像度で質が良い割には安め。
一番ポピュラーなメーカー。

●MIXA(マイザ)
http://www.dex.ne.jp/download/photo/brand/mixa.html
高品質で高解像度ですが、素材辞典よりお高め。

●創造素材
http://www.imaging.co.jp/iml/sozai/index.html
タイトルによってはA3対応のJPEG収録ですが、店頭で在庫処分に出されている古いタイトル物は、ファイル形式に要注意。
PhotoCD(コダックフォトCDの画像データ)の場合があります。
このファイル形式は、Macではイメージファイルしか開けません。(OS X)
※WinにはWindows OS専用フォトCDブラウザフリーソフトがあるようですが、Mac版はありません。

●具満タン
http://www.dex.ne.jp/product/mantan/gman.html
イラストから写真、タイトルによっては音のファイルや例文テキストも入ってます。
1タイトルの収録数は千点単位。
写真については、タイトルによっては解像度が低いので要注意。

●フォト満タン
http://www.dex.ne.jp/product/mantan/pman.html
には高解像度の写真が収録されています。
が、具満タンの写真は使ったことがありません。
写真は大抵素材辞典を使用しています。

Gデザイナーと根性

2005年06月09日 22時23分24秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年04月18日(月)から転記

出来上がったと思ったデザインを上司に見せて、そのまま訂正なしで終わる事は一度もない。
見習いなので、当然である。
「おお、いいねー」
と言っていていただく事があっても、その後すぐ
「んーとね、ここがこうだと、こうなってしまうからこうして、ここはああして、んで、。。。」
と何カ所も修正指導(駄目だし)を頂く。
何カ所も駄目だしされるので覚えきれず、大抵途中で
「あの、メモしていいですか?」
と、言い出さざるを得なくなるほどの駄目だしを頂く。

締め切り前に
「んーとね、ここがこうだと、こうなってしまうからこうして、ここはああして、んで、。。。」
「あの、あと30分しかないのでそんなに修正できませんー(泣)」
「出来る!やれ~」
「(泣)はい!」
。。。約20分後。。。
「あのー、後何分ですか~」
「えとねえ、10分」
「ひえー(@ @;;)」
と、言うようなやり取りをした事もあった。

このやり取りを聞いていた他の部署の方に
「あんなにしごかれているから、すぐ辞めると思った。」
「デザイナーってさあ、根性あるよね」
などと言われてびっくりした。

駄目だしでめげていたら、仕事にならない。
私は駄目だしを「しごき」と思った事は一度もない。
駄目だしを頂ける環境はとても貴重だ。
就職活動中、就職活動用に作った作品を誰にもみていただけぬまま落ち続け、あるご縁で知り合ったばかりのデザイナーさんに、すぐ
「作品を見ていただけませんか」
と、持ちかけて怒らせてしまったくらいである。
作品の駄目だしをいただけないつらさったら無い。
自分の作品がいけないのはわかっている。
でも、何がいけないのかがまったく分からないのだから。
自信喪失一直線である。

私は、駄目だしを頂けない方が「しごき」だと実感している。
これが”根性ある”という事になるのかどうかは、私にはわからない。

守りのデザインと攻めのデザイン

2005年06月09日 22時22分17秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年04月17日(日)から転記

先々週、ある教室のチラシデザインの依頼を受けた。
「デザインについて伺いたいので、御社に伺いたいのですが。。。」
という事で、我が社まで来てくれたのだけど、その日は上司がお休みだったので私がこのお客様の担当となった。
デザイナーがお客様と直接やり取りするということは、上司が知りうる限り初の事だそうだ。
(いつもは営業が間に立っているため、デザインについてのクライアントとのやりとりは電話で終わっている)

その方は、大方固まったデザイン案を持ち込まれた。
デザインに対するこだわりは大変なもので、
「この順番で、この文章のまま載せて欲しい。そして、このような感じのイラストが欲しいんです。」
という出だしだった。

しかし、そのデザインは主役と脇役の順番が逆だったり、文末も「致します」「ございます」と「ます」「です」混在の文章だったりで、それら訂正をした方がよい箇所を数カ所指摘していくと、
「あー、そうですね!なるほど。そのほうがよいですね」
と納得された。
最近理解できたことや、上司に教えていただていたことのほとんどすべてをお客様に分かりやすように説明して、初の直接打ち合わせは終わった。
お客様は最後に
「勉強になりました。色々ありがとうございました」
と、お礼を言ってくださった。

少し前までの私だったら、こういう展開にはならなかっただろう。
お客さんの要求に応えようとするあまり「大体こんな感じ」という持ち込みイメージに近いデザインをしてしまい、上司曰く「守りのデザイン」になっていた。
「持ち込みイメージをぶち壊す事からやれ。攻めのデザインをしろ」
というのが、ここ最近口酸っぱくいわれている事である。

上司に
「この通りにして欲しい」
というお客様には、お客様の要望通りのものと、こちらでデザインしたものの2種類を用意してよ、といわれて2種類用意した。
さらに、用紙の色とインクの色が中々決められないお客様だったので、チラシの仕上がりカラーのイメージがつかめるよう、それぞれのデザインを赤や青色にプリントした用紙を用意した。

2種類のデザインをみたお客様は即座に、こちらでデザインをしたチラシを気に入って
「これにします!」
と言ってくれた。
そして、後日地図の修正をしたものを見に来社してくれた時
「このチラシ家族にも大変評判が良かったです。すてきなチラシをありがとうございました」
と言ってくれた。

「攻めのデザイン」の重要性を実感すると共に、やはり直接お客様とやり取り出来るっていいなあ、と実感した出来事だった。

ファイルの圧縮と解凍を行うソフト

2005年06月04日 20時04分18秒 | Weblog
テキストファイルやEPSファイル、Illustratorのファイルなどは、そのままメールに添付すると壊れたり、添付されるべきファイルがメールの本文中に展開されたりすることがあるので圧縮します。

OS 9の時は、OSに標準でファイルの圧縮と解凍ソフト”StuffIt”が付いてきていたのですが、OS Xには、解凍ソフトしか付いてきません。
圧縮ソフトはact2のサイトに行って、ダウンロードするしかありません。
「StuffIt Standard」を入手して、そこに入っている「DropStuff」を使います。
下記から入手できます。
act2

●圧縮の方法●
ソフトを起動させ、登録をまだしたくない時は、”まだ登録をしない”ボタンをクリックすると出てくる、”ここへファイルをドラック”というウインドウにファイルを落とします。
圧縮の方法は2種類あります。
1.容量の大きいファイルを単体で圧縮する。
2.いくつかのファイルをフォルダに入れてから、フォルダごと圧縮

※複数のファイルを送るときには、確実にひとつにまとめて渡すために、フォルダに入れてから圧縮して添付した方が良いでしょう。

※「登録しない」は試用期間で使用している事になり、機能制限もされています。
本格的に使うのなら、登録が必要です。

アイコンプレビューの表示切り替え方法

2005年06月04日 20時01分02秒 | Weblog
jpgなどの画像ファイルが、画像が小さくなった状態のアイコンになる時と、”プレビュー”というソフトのアイコンになる時があります。
同じカメラで撮って、同じ時にiPhotoで読み込み、デスクトップにドラック&ドロップで出しても、アイコンが中の画像が小さくなった状態のアイコンになる時と、”プレビュー”というソフトのアイコンになる時があるので、どうするとどちらになるのかは、分かりません。

でも、”プレビュー”というソフトのアイコンになってしまったけど、ファイルを開かないで中がどんな画像だったのか見たい!
なんて時、一時的に中の画像が小さくなった状態のアイコンにする事が出来ます。

※アイコン表示を変える方法※
アイコン表示を切り替えたいファイルを選択>Finder>表示>表示オプションを表示>「アイコンプレビューを表示」にレ点を入れる

制作部のGデザインとデザイン事務所のGデザイン

2005年06月01日 21時55分21秒 | Weblog
旧喜怒哀楽 2005年04月01日(金)から転記

最近、1企業のデザイナーと、デザイン事務所のデザイナーの違いを実感している。

社内物の制作物が75%位を占めているのだが、これらを制作する時はデザイン界の常識があまり通用しない。
”自社仕様”というわけだ。
これに浸かりきってしまうと他で通用しなくなる、と上司が心配してくれ、
「やる気があるなら、我が社では絶対扱わない課題を出す通信講座をしてあげるけど、やる気ある?」
と、提案してくれた。
私は即「お願います」と言った。
課題を提出すると、添削して返してくれ、それを直してまた提出の繰り返しで、完成したら次の課題となる。
ただいま、1回目の提出が終わっている段階。
。。。おっと、話題がずれた(^^;;

私は就職時、1企業のデザイナーとデザイン事務所のデザイナーもやる事はそんなに変わらないだろう、という認識しか無かった。
就職してみると、やはり結構違うな、と思うようになった。
デザインと言う仕事は、デザインをした事が無い、他の部署の方からみると暇そうに見える行程がある。
ラフを書いている時、macを見つめながら頭の中ではデザインに悩んでいる時などは、その代表なんではないかと思う。
そういう時間が多いと
「暇そうだね。デザイナー、2人もいらないんじゃない?○○手伝ってもらえないかなあ」
と言う言葉を頂戴してしまう。

あげくの果てに、暇そうだから全く違う部署の仕事の「○○専属」に私をもらえないか、と言う話になってしまった。
これは上司が色々言ってくれ、とりあえず一旦回避出来たものの、その可能性が全く消えた訳ではないので、いつ違う部署にまわされるのかとビクビクするようになってしまった。
「○○専属」は私のしたい仕事ではないので、そうなったら退社する予定だ。
これはデザイン事務所ではあり得ない話なんではないか、と思う。
それで、私はラフ案を紙に書くと言う事をまったくしなくなってしまった。
もちろん、頭の中である程度案が固まってから手をつけるけども、そういう時間も忙しいと取れない。
これは結構大きな悩みである。

また、お客さんに直接作品を見せる機会やプレゼンがないと、作品の仕上げ方もデザイン事務所とは違う。
このままでは転職時に困るだろうからと、上司は1つ1つ
「うちではこれで良いけど、普通はこうして、これはああしてからお客さんに見せるんだよ。」
などと説明してくれる。
私の今後まで考えてくれている上司には、心から感謝している。