MacあんどDTP&デザイン奮闘記

購入したMacが5台連続で初期不良品だった為、トラブル対策で学んだ事、DTP、デザインについて書いている。

MacBook Proの初期不良とMAC OS 10.6.2のバグについて

2010年03月21日 20時03分32秒 | Weblog
2009年12月にアップルストアでMacBook Proを購入。

購入後、今までの外付け機器や購入したソフトの動作具合を確認後、初期化。
初期化したことにより、多分6台目になる、初期不良品だと言うことが判明。
問題続出。

購入後2日目で既にトラブルとの戦い開始。

HDにデータを7回書き込んでの消去、アクセス権の修復、果てはインストールディスクが不良なんじゃないかとApple本社からOSディスクを取り寄せたりなどのトラブル対策と切り分けをしても状況が変わらないものもあり、アップルストアで検査入院。

OS標準のユーティリティーでは問題が無いと出ていたのだけど、アップルストア所有の詳しく検査できるユーティリティーソフトでのチェックで、ロジックボード(PCの基盤)上にイーサネットコントローラーなどの機械的故障がある事が発覚。
交換修理となりました。

・初期化直後、ドックに入っているOS標準追加アプリケーションすべてのアイコンに白い禁止マーク。ソフトは当然起動できず。
→これは初回初期化時のみ。以後はインストールはされるが動作不安定。

・アドビDTPソフトでインストール後起動時に通常インストールがうまくいった時には出ない「修復したコンポーネントがあります」表示出現→数回の初期化時で出なかったのは1回だけ

・オフィスソフト立ち上げ時に起動できず「レポート送りますか」ダイアログ出現
→初期化数回中、1回。これの為に再度初期化することに。

・アドビDTPソフトも動作不安定、ドックでソフト終了をすると「レポート送りますか」ダイアログ出現、ヘルプに入力した文字がBackSpaceで削除できない、などボロボロ。
→インストールした時ごとに不安定な箇所が違う。前回初期化時に問題のあった箇所が次回初期化時に治っているが、新しい問題発覚といった感じ。インストールがうまくいかない印象。

・初期化直後、デスクトップのMacintosh HDがあるべき場所がMobileMeの私のユーザー名のiDiskにのっとられる。
Finder>環境設定で「デスクトップに表示する項目」にチェックをいれ、内臓HDの表示をきちんとさせるようにするとMobileMeのアイコンは消え、「古いローカルiDisk」というフォルダに「(ID名)の古いローカルiDisk」ファイルの入ったフォルダがデスクトップに出来る。
この時、最初デスクトップに表示する項目に何もチェックが入ってないのに表示されていたので不思議。
→アップルストアでは初期時にアップルのIDを使って設定をしなかったら再現しなかった。MobileMeの不具合?自動更新のチェックをはずすなどしてもだめ。
しかし、この内容の報告は無いそう。機械的故障がMobileMeと連動でもしていたのかな?デスクトップに出来たデータを見せるとアップルストアの担当者、眉を潜める。

・ゴミ箱にしょっちゅう、PCがダメージを受けたときなどに出来るファイルが入ったフォルダが出来る。(フォルダ名:Recovered files)
フォルダの中のファイルは毎回違う。デスクトップに保存していたpdfファイルが入っていた事も。

・デスクトップに置いておいたフォルダのアクセス権、ファイル保存日時などが勝手に変更される。
ほかの媒体に移したデータもコピーしたとたん、過去の日時で勝手に情報が変更される。(その前にコピーされることは稀)

・(※1)外付けやUSB、サーバなどとデータのやり取りがうまくいかず、特にフォルダがあると"○○の一部のデータを読み込めないか書き込めないため操作を完了できません(エラーコード-36)"エラーが出てコピーなどのデータやり取りが一切出来ない。
→OS10.6.2のバグと判明
※これはバグと関係あるのか不明ですが、コピーエラーが出るとき、媒体側にコピーしようとしたフォルダ名の空のフォルダが生成され、これは「使用中」のため強制削除さえできない。媒体の初期化で消すほか無いデータとなる。

と言った症状などが出てきた。

前のApple(2007年ころかな?)は、不具合を再現、あるいは機械的故障が発覚してからでないと交換をしてくれなかったのだけど。

今回と前PCのパワーブックでは想定交換をしてくれました。
今回はユーティリティーソフトで機械的故障が発覚したのはロジックボードだけだったのだけど、言わなくてもHDを念のために想定交換してくれてました。
また、交換後にも12時間のテストに掛け、交換した部品に問題が無いかもチェックしてくれてました。

●修理後、Macを引き取る際にいろいろ説明してくれた中で大事なことがひとつ。
(※1)の件は、検査技師が長い間悩んで格闘していたとかで、アップルで新規にサーバを作り、データのやり取りをするなどいろいろやった挙句、Apple本社確認時にこの症状は既にOSのバグとして確認している事項で、10.6.3のアップデート配布時にパッチを配布する予定と判明。
10.6.2にアップデートしないことがトラブル対策。
(アップデートインストール時にOSのアップデートの項目のチェックをはずして下さい。アップデートされません)

●ロジックボードなどの故障時、私は
「デスクトップのアイコンが光ったり黒くなったりの点滅」
「スクロールバーが勝手にどこまでも自動的に勢いよくさがっていく」
などの暴走的不具合を体験したのですが、当時
「そのような症状は聞いたことがありません」
と言われました。
私は不具合の再現が出来ませんでしたが、その後、何件か再現の報告があったようで
「機械的故障時に非常に稀ながらも起こる症状」
として認識しているとか。

今回の症状にも稀なトラブルもあり、検証・修理時に担当者も立会い「大変勉強になりました」
だったそうです。良かった(笑

●アップルストアで購入した商品は購入後2週間以内に初期不良品と判断されれば交換してくれます。
しかし、OSのインストールがうまくいかない場合、ディスクの不良と言うことも考えられるのでサポートでOSのCDを取り寄せてインストールをしてみるという事を指示された場合、これに3週間ほどかかるので、交換は不可能。
しかも今回CDが行方不明に。CDの追尾は不可能とのことで再度手配して更に2週間待ち。いまだに最初のCDが届きません。日程オーバーで交換を断られました。

まあ、私の場合初期不良を交換してもそれが初期不良品で、、、と連続で不具合と戦ったことがあるので、それよりも交換してもらって交換した部品に問題がないか今回のようにチェックしてもらった方がよかったのかもしれません。

六本木アートナイト

2009年03月18日 21時45分49秒 | Weblog
グラフィックデザイン以外のアートに触れる事も大切と思っています。
海外のアーティストの話も聞ける機会って結構ありそうでないような?

アップルストア等でもたまにアーティスト対談やっていますが、これは対談だけでなく六本木のあちこちで色々なことをやっているから面白そう。

ヒルズの展望台が3/28(土)のみ24時以降の入場が500円なのも美味しい。


六本木アートナイト
http://www.roppongiartnight.com/
六本木の街がアートと融合する「六本木アートナイト」は、東京都、(財)東京都歴史文化財団、六本木アートナイト実行委員会の共同主催事業として行われる、一夜限りのイベント。

3月28日(土)に六本木ヒルズで開催される「アートナイト・カフェ」には、英国ICAのアーティスティック・ディレクター、エコウ・エシュンが参加。ロンドン・トラファルガー広場を舞台にしたパブリックアートプロジェクトなど、都市とアートの関係について森美術館館長南條史生氏と幅広く語り合います。

英語の住所表記の決まりごと

2009年02月26日 17時27分26秒 | Weblog
日本と表記順が逆なのは良く知られているので、それ以外について記載。

●日本と表記順が逆という事は、郵便番号も最後に記載。
例)~Tokyo, Japan 123-0000
●基本的にビルの表記のbiruは日本語。正式な省略形はbldg。
●省略形の最後は省略形をしめす「.」(ピリオド)を入れること。
●カンマの後はスペースを入れること。

引越しに伴う制作物

2009年02月18日 17時58分48秒 | Weblog
規模の大きいクライアントの引越しに伴う物って、新規立ち上げに近い物がありますね。

どういう事をしたら良いか、最初はあまり深く考えていないままに、2月末に引っ越すクライアントの、それに伴う制作物一式を引き受けました。

封筒や名刺、移転案内状、パンフレットの改訂など、目の前の制作物をこなすのに必死になってしまっていて、何を制作するかという事について、こちらからの提案はあまりしていなかったのですが。

相手は複数の事業(ITやエコ関連、コンサルタントなど)をこなしており、いくつかの某会会長などもこなされる方。

普通の会社の引越しレベルで物を考えてしまっていたため、次々入ってくる依頼物にびっくり。こちらが見落としていた看板など、やらなければいけないことがボロボロと出てきて、今頃反省しきりです。

更にもっと考えれば、フリーランスになりたてで、こうした制作物を丸ごと負かして貰えるってすごい事かも。

一日に3~5件同時進行。デザイン会社に勤めていた頃と変わらない忙しさの中で、やりがいを感じていますが、同時に一人でやっている為、未熟さも露呈して反省ばかりです。

勤務していた時は、営業や上司がいるということに、思っていた以上に頼ってしまっていたようです。

占いとデザイン

2009年02月10日 13時32分25秒 | Weblog
昨日、先日メールでデザイン案を提出したクライアントの所に打ち合わせに行きました。
結果、先日提出したデザイン案は破棄となりました。

提出時には、気にいったと言っていたデザイン。
そのデザインを変更して欲しいと言われたのですが、その理由が風水でした。

提出したデザインは全く関係なくなり、変更と言うより
「文字は中揃えに」「色は○色」「これの配置はここに」
と、細かい指示があり、その通りに作って欲しいと言う要望が。

返事が遅かったので、何があったんだろう?と思っていましたが、風水の先生とやらに名刺のデザイン案を見せに行っていたとか。
で、その先生が先述のデザインを指示したらしいのです。

やった仕事がお蔵入り等になり、報われない事は度々ありますが、この理由にはちょっと脱力。

不況なので、社長などの立場の人が風水に頼るのも理解出来ますが....。

ただ、私の洞察力も足りなかったです。
このクライアントの腕には石のブレスレットが2本くらいあり、財布にはお守りがあり、お札の順番にもこだわっていたほどだったので、あり得ない話ではなかったのです。

風水に凝っているクライアントには打ち合わせ時に
「風水から見た点等でこうして欲しいっていうご希望はありますか?」
と聞いても良いカモですね。

Winでデザイン

2009年01月23日 19時14分18秒 | Weblog
Winでデザイン制作が出来るって思ったより強みですね。

知らない方の為に、ちょっと簡単に説明するとデザイン会社などではMacというPCでデザイン制作をする所がほとんど。

元々Winで制作したデザインデータがあって、それを元に修正したり、データを使いまわししたいという場合、ソフトやOSの相関性、フォントなどといった問題から、Macでデータを開くと文字の位置がずれたり、文字化けしたりといった問題が起こって、そのままではデータを使いまわせない事が多いんですね。

という背景があるので、MacもWin環境も整っている私の元には、元々Winのデザインデータを持っていて、今後もWinデータが欲しいクライアントが口コミでやってきます。

本日もポスター一枚のほぼ修正だけの飛び込みの依頼があったんですが、価格交渉をする前に、新規依頼以上の破格の価格を先方から言ってきてびっくり。

今までお願いしていたWin使いのデザイナーさんが辞めてしまい、新規でいくつかあたるも「Winじゃできない」と断られてかなり困っていたからの、破格の価格。
即引き受けました。

私も前は「デザインするならMac」と前はMacにこだわっていたし、そういう人もまだ多いと思う。

けど、それと同じくらい「PCは単なる道具」と良く聞きますが、ホント道具にこだわりすぎる必要はないとつくづく思います。

私はWinでもMacでも同じ物を作れるので、顧客の希望や今後の事を考え、どっちを使うかを決めています。

フリーランス

2009年01月23日 18時03分54秒 | Weblog
去年の3月にコンサルタント会社を退職しました。
転職をする予定が、今はフリーランスのデザイナーです。

そうなった経緯や考え方を書きます。

退職した時は、人材募集をしている会社が少ない時期だったので、ちょっと就職活動した物の「募集が多い時に効率的に活動しよう」と、数ヶ月リフレッシュ。
去年の年末頃から転職活動を始めたのですが、ご存知の不況で応募先がどこも応募者多数。(一社につき2、300人以上の応募があるらしいです)

面接複数回を行う等で、以前は選考期間が2週間程度だったのに1ヶ月掛かった事も。
また、採用されても不況によりひどい条件の所もあり、面接でそれが分かり、採用されても辞退した時もありました。
(週一休み、月半分終電まで残業、一年間各種保険無し、手取り18万など)

それで、こちらとしてもじっくり会社を選びたく、転職期間が長期化が決定。
転職期間を”しのぐ”つもりで知人達からのデザイン依頼を受け付け始めました。

「会社努めて無いんでしょ?お抱えデザイナーが仕事のえり好みするから、首にしちゃったんだけどデザインの仕事はあるから困ってる。勤めるまでの間で良いから引き受けてくれない?」
「友達がデザイナー探してるんだけど、会ってくれない?」
最初は相手もこんな感じだったので、こちらも気軽な気持ちでのスタートでした。

ロゴ、パンフレット、名刺etc…普通の商業デザインです。
外人の知人も多いので、外資系の仕事も受け付けました。

外資系企業の制作経験はなかったのですが、相手がそれでも良いと言ってくれたのでロゴや名刺制作を引き受けてしまいました。

以前は実務経験があって、自身が無い物は引き受けない。という考えでしたが、
「やった事が無くても、見よう見まねでトライしてみる。」
で良いんじゃない?と、先輩デザイナーから以前言われた事があった事もあり、引き受けてみたのです。


勤務している時は、クライアントとの直接やり取りもあまり無かったのですが、プレゼンから何もかもクライアントとの直接やり取りです。

会社に勤めていた時から企画、外注管理、制作進行、納品まで何でもやっていたので、デザイン業務に付いては何の問題もありません。
ただ、いかんせん大きいデザイン事務所や大手企業デザイン部にいたので、営業、会社の廻し方等がわからず、その点ではクライアントから心配されたり、アドバイスを頂いたり、指導されてしまう事もあるような始末でした。

相手が外人の場合、日本語が話せても、メールは英語でと頼まれて、ビジネス英会話はおろか普通の英語も基礎会話レベルの私は
「お世話になっております」の出だしや、最後の「敬具」の挨拶に当たる物は何かと悩む始末。
知人を紹介してくれた友人に、知人に書くような気軽な英語を使っていたことを指摘されて冷や汗かいたりしましたが、おかげでビジネス英語のメールのやり取りの勉強をさせてもらいました。

そんなこんなのうち、クライアントは徐々に知人達の取引先等に拡大して行き、今では気軽さは無くなっていき、デザインも中国語を扱う仕事等広がりを見せています。

私は元々は
「どこかのデザイン事務所で勉強しないともっと立派な一人前のデザイナーになれない」
と言う考えだったので就職してない今の私は、自分でフリーでは成長してないつもりでした。
でも、それは違っていたようです。

退社直後の面接ではプレゼン力不足を指定され
「プレゼン力はもっとあった方が良いね」
なんて言われたのですが、最近は
「プレゼン力が大事だと思うのですが、その点は問題ないですね」
「提案するの、得意なんですね」
と言う言葉に代わりました。

会社勤めの時の作品は
「丁寧で、奇麗な仕事だね」
という面接官の反応でしたが、フリーになってからの作品はのびのび作ったからか
「これ、良いですね!私、こういうの好きです」
と言われる事もある様になりました。


じゃあ何で希望の会社に採用されないかと言うと、
「これだけ出来るのに うちではそれに見合った給料が出せない」
「不況でなければ是非来て頂きたかったのですが、不況で一人しか雇えない。…ものすごく悩んだ結果である事をご理解ください」
といったような感じの長いお詫びと共に最終選考で落ちています。

会社勤めはこれが最後と決めているので、面接でいまいちのフィーリングだった会社には採用されても妥協しないでお断りをして、フリーをやりながら、転職活動をする予定です。
ちなみに、今回フリーでやってみて初めて、フリーでやるには足りないものが見えてきたので、勤めても会社の許可を取って週末や終業後にフリーを続けて行き、将来はフリーだけでやって行く予定です。

ミーティング

2007年02月28日 23時39分20秒 | Weblog
うちの会社では通常、入社して半年くらい経たないと、クライアントとのミーティングはさせてもらえないらしいのですが、入社2ヶ月でクライアントとのミーティングをさせて頂きました。

この他にも、うちはパートなどの契約形式の人は個人で仕事してもいいことになっているので、個人で請け負った仕事のミーティングもしました。
どちらも、クライアントの社長さんを含めたミーティングでした。

本日は会社のクライアントのミーティングで、製作側4名、クライアント7名の規模でした。
製作側4名のうち2名は、外注で仕事を依頼している、会社案内などに特化している某デザイン会社です。

とてもいい物を作るが、お金が高いというデザイン会社なのですが、午前はその会社の一回目のカンプ出しで、その席に同席させて頂きました。
物の言い回し、話の進め方など、色々勉強になりました。

他社さんのこういった席に同席できる機会はめったにないことだと思いますので、いい経験をさせて頂いたと思います。

このデザイン会社のカンプ出しの後に、新企画の提案について、私とコンサルタントと、クライアントのミーティングが改めて午後から開始。

個人の仕事のミーティングを先に経験して、その時のコミュニケーションの取り方の失敗を踏まえて望んだのですが、、、本日、この午後のミーティングで失敗をしました。

初めてのクライアントとのミーティングなので、同行したコンサルタントからは自己紹介程度で良いというように言われていました。
ですが、質問されたことがキチンと答えられる事だったと言うこと。
相手が熱心にそれをメモしてくれてたということから、のってきたし、私にとってやりやすいミーティングでやりやすかったんですね。

提案事案の背景を語る際、私の家庭の事情を漏らしちゃいまして、それをうちのコンサルタントが知らなかったのもあり、場がざわめいちゃいました。
(まあ、それで場が和んだ気もしなくないですが、、)

帰り際に、コンサルタントから
「まあ、あれだけのマシンガントークなら相手も納得してくれるってもんですが、暴露は勘弁してください。僕が一番びっくりしましたよ!」
と、釘をさされちゃいました。

まあ通常、初めて伺ったクライアントさんのミーティングでは家庭の事は話さないですよね。話はまとまったんで、結果オーライなんですが。

帰り際に
「イヤー、ゆさこさんの暴露話が。。。(笑)」
と、クライアント様がポツリ。

午前のカンプ出しで学んだことは何処へやら。
変な印象が強く相手に残ったのは、確かです。(泣

講座

2007年01月22日 22時46分41秒 | Weblog
うちの部署では勉強会が開かれる時があります。
部内の人は、仕事内容を問わず参加可能です。

基本的に先輩コンサルティングが講師となって、入りたてのコンサルティングの卵に講義をします。

デザインワーク環境が劣悪な今の会社に勤め続ける決意をしたのは、こうした講座や年数回の合宿があるからです。

前回は企画書の作成の仕方でしたので迷わずに参加しましたが、本日は2時間の外部環境分析の講座でした。
資料を見ると、デザイナーには全然関係なさそうに思えましたが、とにかく参加しました。

結果、やはり参加してよかったです。
どうして外部環境分析を行う必要があるの?
という基礎の基礎の考え方から、情報収集をしてもデータが無い時にどうやって
「貴方の会社の置かれている環境はこうです。だからこういう事をする必要があります」
という報告書を作るのかとか、信用のおける情報収集先に、国立図書館以外に有効な資料がある事等を教わりました。

分からない事は後で調べようと書いたキーワードがたくさんあるのですが、これらを調べたら、本日の資料をもっと理解出来るかもしれません。

私が、こうした講座にも参加するのには訳があります。

尊敬しているデザイナーさんが語っていました。
「私がポスターを作るときは、ポスター作成の依頼があったからではない。そのクライントの目的を達成するためにはポスターが必要だったから、ポスターを作成したのです。」

このデザイナーさんのような、クライアントに何が必要なのかから提案出来るデザイナーになる必要性を感じているので、この事を考えられる力をつけたいのです。

グラフィックデザイナーはいつまでもデザインをするだけでは食べていけません。
私は、デザイン会社に勤めたければ、ディレクターをつとめられないとやっていけない年齢になってきつつあります。

その上、あるソフト開発社の社長様に、素人の方でも簡単に短時間である程度のデザインレベルのカタログ作成から、商品管理まで出来るソフトを売っていると伺いました。

そのソフトは、日本語版が販売されて間もないのですが、日本語版がまだ出来ていない時、英語版でも良いから欲しいというお客さんもいると聞きました。
話を伺う限り、私が経営者なら英語版でも欲しいと思うソフトで、実際、そのソフトは大手企業等、どんどん契約がまとまっているようです。

こうしたソフトを使えば、今はデザイン会社が作っているレベルの物が素人にも出来てしまいます。なので、ますますデザイナーがいらなくなります。

そういった時代に流れの中で、どういうディレクターにならなきゃいけないのかといった時に、クライアントの目的の為には何が必要がから提案出来ることは、第一条件だと思うのです。

その為に今の会社でこういった、クライアントが置かれている状況を内外から分析する方法から、コンサルティングの作っているあらゆる企画書の作り方を学ばせてもらえる事が非常にありがたいと思っています。

と言う事で、何でデザイナーのゆさこさんが参加しているの?と言う雰囲気にもめげず、今日も講座に参加してきたのでした。

ツールのコンセプト

2006年12月19日 21時30分47秒 | Weblog
色々あり、10月末に勤務1年目で退社してました。

11月末日に、大手コンサルティング会社の様々な業界の仕事を扱う部署のデザイナーとして採用され、12月中旬から勤務開始。

主に提案ツール作成のお仕事。
提案した物が決まれば、そのまま商品化と言う流れ。

環境がWinのCS2。
PCはノートでメモリは500MB。よってフォトショップ業務がきつい。
素材やフォントはかなり不足。
制作時間はかなり短い。
更には、プリンタはPSなんていう高価な物は無く、でも一般の企業にしては物が良いと言うもの。
パソコン上で青い色を使ったデザインを作り、その色のまま出力したかったのですが、何をやっても紫にしかならない。
数時間あれこれ粘りましたが、最後は妥協せざるをえない状況でした。

ということで、かなりデザイン上の制約や妥協が多く、仕事の手がちょっとでもあくと、通常の事務作業が回ってくる事もあり、正直、勤務初日にして辞めようかどうしようか悩みました。

でも、前の会社の環境が恵まれていただけで、環境の整っていないデザイン事務所も多々あるわけで。
その中でいかに妥協せずにクオリティの高い物を訴求出来るかが大事。
コンサルティング会社の提案の仕方や、提案ツールというのは、関わっているとかなり勉強になる事も多そう。
やった事の無い仕事が多そうだから、自分が成長出来る環境かどうかはまだ判断がつかない。
ということで、試用期間中は絶対に続けてみようと思っています。

というか、既に、自分のデザインワーク上での改革が行われつつあります。
入社してすぐ、
「提案する事柄のコンセプトだけでなく、ツールのコンセプトも考えてデザインする事が出来ていない。
コンセプトが理解出来ているかは文章にして見るとよくわかる。」
「有名なデザイナーが言っていたけれど。
デザインは99%がコンセプト追求で、デザイン業務は1%。
それだけコンセプトは大事なんだ」
と言われました。

それで、デザインのラフ案を書く前に、提案ツールのコンセプトの文章化を行い始めました。
この事をするようになってから、確かに仕事の能率が上がるようになりました。

ここ数日は、Webデザイン案やプレゼンで使うファイルの作成、小冊子の表紙デザインと言う事をやってきました。

プレゼンで使うファイルの作成と言う仕事は初めてで、しかも初めて関わる業界です。
手探りで作成中ですが、さすがコンサルティング。
業界説明やどうしてこのツールがいるのかの説明が分かりやすい。
本日投げられた仕事ですが、コンセプトを文章化してみて、理解出来ていない事の説明を再度受けると、すぐにデザインの方向性が決まり、細かく作り込む段階になりました。

お知らせ

2006年09月05日 23時25分17秒 | Weblog
Mac Beginner&Design Information PavilionーMac初心者&デザイン情報館ー
の大体の骨格が出来ました。
リンクのデザインなどそのうちデザインをちょこちょこと変更する予定ですが、当分の間はこれで行きます。

まだやりたいデザインと出来る事が一致しておらず、作りたかったサイトそのものではありませんが、当初考えていた「今まで書いた物を探しやすくする」と言う事は出来たのではないかと思っています。

ここに書いた事をリンクさせた形でのサイトですが、私の経験がもしどなたかのお役に立てばうれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。

レンタルポジについて

2006年09月02日 10時37分33秒 | Weblog
レンタルポジは、会員になれば、サイトに掲載されている見本写真より解像度の高いプレゼン用の写真をダウンロードできるようになる所がほとんどです。

※サイトにいい物が無い場合、掲載されていないポジを貸し出してくれる所もあります。

※使用箇所、使用期間によって料金が違いますので、見積もりの段階でこれらを伝える必要が有ります。

※お薦めレンポジ※
●amana
http://amana.jp/

●ワーハ(waha)
http://www.waha.co.jp/jp/index.html

●Japack
http://www.japack.co.jp

●セブンフォト
http://sebun.jp/top.go

●JTBフォト
http://www.jtb-photo.co.jp/

●IPS
http://ipsnet.jp/

●aflo
http://aflo.com/index.html

●オリオンプレス
http://www.orionpress.co.jp/

●ゼンプレス
http://www.zenp.co.jp/21sam/