MacあんどDTP&デザイン奮闘記

購入したMacが5台連続で初期不良品だった為、トラブル対策で学んだ事、DTP、デザインについて書いている。

ツールのコンセプト

2006年12月19日 21時30分47秒 | Weblog
色々あり、10月末に勤務1年目で退社してました。

11月末日に、大手コンサルティング会社の様々な業界の仕事を扱う部署のデザイナーとして採用され、12月中旬から勤務開始。

主に提案ツール作成のお仕事。
提案した物が決まれば、そのまま商品化と言う流れ。

環境がWinのCS2。
PCはノートでメモリは500MB。よってフォトショップ業務がきつい。
素材やフォントはかなり不足。
制作時間はかなり短い。
更には、プリンタはPSなんていう高価な物は無く、でも一般の企業にしては物が良いと言うもの。
パソコン上で青い色を使ったデザインを作り、その色のまま出力したかったのですが、何をやっても紫にしかならない。
数時間あれこれ粘りましたが、最後は妥協せざるをえない状況でした。

ということで、かなりデザイン上の制約や妥協が多く、仕事の手がちょっとでもあくと、通常の事務作業が回ってくる事もあり、正直、勤務初日にして辞めようかどうしようか悩みました。

でも、前の会社の環境が恵まれていただけで、環境の整っていないデザイン事務所も多々あるわけで。
その中でいかに妥協せずにクオリティの高い物を訴求出来るかが大事。
コンサルティング会社の提案の仕方や、提案ツールというのは、関わっているとかなり勉強になる事も多そう。
やった事の無い仕事が多そうだから、自分が成長出来る環境かどうかはまだ判断がつかない。
ということで、試用期間中は絶対に続けてみようと思っています。

というか、既に、自分のデザインワーク上での改革が行われつつあります。
入社してすぐ、
「提案する事柄のコンセプトだけでなく、ツールのコンセプトも考えてデザインする事が出来ていない。
コンセプトが理解出来ているかは文章にして見るとよくわかる。」
「有名なデザイナーが言っていたけれど。
デザインは99%がコンセプト追求で、デザイン業務は1%。
それだけコンセプトは大事なんだ」
と言われました。

それで、デザインのラフ案を書く前に、提案ツールのコンセプトの文章化を行い始めました。
この事をするようになってから、確かに仕事の能率が上がるようになりました。

ここ数日は、Webデザイン案やプレゼンで使うファイルの作成、小冊子の表紙デザインと言う事をやってきました。

プレゼンで使うファイルの作成と言う仕事は初めてで、しかも初めて関わる業界です。
手探りで作成中ですが、さすがコンサルティング。
業界説明やどうしてこのツールがいるのかの説明が分かりやすい。
本日投げられた仕事ですが、コンセプトを文章化してみて、理解出来ていない事の説明を再度受けると、すぐにデザインの方向性が決まり、細かく作り込む段階になりました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
lensy (WEBデザイン)
2007-02-12 21:00:11
こんにちは、ブログ検索できました。
メモリが足りないとフォトショップ使うのは厳しいですね、フラッシュなんかも・・。途中で止まってしまうと悲鳴あげたくなります。

コンセプト追求が大事、というのは深いですね。煮詰めるんじゃないくて、追求する意思がデザインには重要ということでしょうか。
突然失礼しました!
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Unknown (ゆさこ)
2007-03-01 00:05:41
Unknown (Unknown)

2007-03-01 00:03:54

こんにちは。
いらっしゃいませ。突然の方も大歓迎です。

コメントが遅くなってすいません。(汗
煮詰まることもたまには大事かもしれませんが、一歩引いて追求することが大事ですね。

一歩ひいて、本質を追求する。
難しくて、まだまだ、これからの課題です。
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