てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

まったく興味深い本だねぇ・・・

2018年08月20日 20時42分00秒 | 【ヒゲ親父】評論的な・・・
最近、図書館で過去に出版された地元紹介本なんかを借りる場合があります。

新幹線開業後の華やか金沢本よりも、
オイラはこっちの方が面白かったりする。

これは「知られざる北陸路」

著者:今川千栄子
北国出版社
昭和45年3月1日発行

昭和45年ってオイラが生まれてまもなくの頃です。

この今川さんって女性ながら相当の方だったようです。

バスガイドをされていました。


それでも読んでみて今とは違うのは、
すべて公共交通機関を使っての移動なのだ。


今では廃線となった路線がたくさんある。


例えば著者も倶利伽羅峠に行ってるんだが、
電車とバスと徒歩なんだよねぇ、これは大変だと思う。


こう書いてある。
三個のにぎりめしを持参する。金沢から高岡行きのバスに乗り天田峠で下車した。
護摩堂跡の平地に腰をおろしているのが私一人である。五分間で三つ作ったにぎりめしを広げた。
実においしい。谷間からウグイスの声があたりの静けさを破って響き渡る。そんなに遠くへ来てないのに別世界へ来たような感じがする。雨上がりの若葉のあざやかさが心にくい入るように私をとらえてはなさない。

この写真も興味がそそる。

倶利伽羅峠のどこになるのかなぁ、
今度探してみようかな。

まえがきにこう書いてある。

「愛することは積極的に知ることである。」
かくして私は休日を利用し、わずかな資料を片手に知られざる北陸路の北から南へ旅情を求めて、気ままに散策をした。

まったく同感、まさにオイラも似たようなことをしているのだ。

【ヒゲ親父】
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コメント (2)
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