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りこの庭

風と緑が心地よい我が家の庭は
私の絶好の遊び場です

みちのく三大桜の旅(弘前公園)

2025-04-23 | 旅行

みちのく三大桜の旅3日目は青森県弘前公園

弘前公園は、弘前市の中心部にあり

総面積約49万2000平方メートルにも及ぶ公園です。

 

藩政時代に弘前藩10万石を治めた津軽家代々の居城であった弘前城が基になっています。

明治28年に弘前公園として開放され、昭和27年に史跡に指定されました。

春には桜の名所として「弘前さくらまつり」が開催され

ソメイヨシノや枝垂桜、八重桜など約2600本52品種の桜が咲き誇ることで有名

秋には紅葉、冬には雪灯籠など、四季折々のイベントが開催され、

多くの観光客や地元の人々に愛されています。

 

弘前城天守

 

そいいえばこの天守閣、パンフレットの風景と違いました。

ガイドさんによると

長年にわたって天守の重みを支えていたことで石垣の一部が外側にせり出し、

地震で崩れるおそれがあるため

およそ100年ぶりに石垣を解体して積み直す大規模な修復工事が行われ

なんと本丸の内側に70m移動中とのこと

2026年には元の位置にもどるそうですよ

 

本丸の高台から壮大な津軽富士・岩木山が見えました。

 

 

お堀の桜ここのソメイヨシノは未だ2分咲きぐらい?

 

 

 

場所により咲き具合が違います

この辺りは5分かな?

凄いボリュームですが弘前公園の桜は、独特のリンゴの剪定技術を応用しているようです。

 

 

津軽三味線を弾いている外人さん!

 

 

 

本丸辺りの枝垂桜

 

 

 

 

 

枝垂桜がこんなに沢山あるんですよ

 

どこ見ても桜桜!

 

公園西側の南口券売所の近くに水芭蕉が咲いていました。

ここもまたホッとする空間です。

 

。。。。

写真が順序よく並んでいませんが

笑えるエピソードがあります。

駐車場のバスを降りいざ入場という段階でのこと

ねぶた村通りを抜けた辺りから添乗員さんの後を追っかけているつもりが

気がついたら全然違うグループに紛れ込んでいました。

私たち夫婦とおばさん2人なんと迷子になりました。

こういう混雑したところでは添乗員さんの旗には目印付けてもらいたいですね。

個人旅行なら勝手にぶらぶらできるのにそうもいかず

とにかくわかりやすい場所で一時休憩

やっと添乗員さんと電話が繋がり会えました。

滞在時間から30分のロス、勿体ないことしました。

今改めて地図を見ると

あぁ~この辺りでうろうろしていたんだと分かります。

これもいまとなれば楽しい思い出です。

。。。。。

 

東北の三大桜巡りはここ弘前公園で最後、見納めとなりました。

満開とはいかなくても

日本一の桜がこれだけ咲いて私たちを迎えてくれたら

もう大満足です。

 

終わりよければ全てよし!

 

その後1時間ほどで隣接のねぶた村見学(津軽をまるごと見て、体験できる施設)

ここは必見!

ねぷたの太鼓や津軽三味線の生演奏や

ねぷた絵師のそれぞれの作品の展示を見ました。

いつか実際のねぷた祭りも見てみたいです。

 

この日のランチは

カフェ・アンジュ

県重要文化財の旧東奥義塾外人教師館の1階にあるカフェでフレンチ

この敷地内には

明治、大正期の弘前市街に存在した建物を10分の1スケールで

再現したミニチュアが展示されていました。


みちのく三大桜の旅(角館)

2025-04-21 | 旅行

みちのく三大桜の旅2日目は秋田県角館

 

以前ツアー旅行は苦手でしたが

近頃は主人と二人だけより他の人とおしゃべりするのも楽しかったりして

女性どうしは直ぐ仲良しになりますもんね。

その点、男性はなかなかそうはいかないようです。

 

「私は晴れ女だから絶対明日は雨が止むわ~!」と云ってたおばさんがいましたが

見事外れ、この日は朝から雨

しかも桜は未だ固い蕾 

 

1週間後にすればよかった~なんてね。

 

私の思い描ていた黒板塀に降りそそぐように咲き誇る枝垂桜の風景と全然違う!

 

ここでの行程は人力車に乗って異なる目線から桜鑑賞でした。

 

画像を見ればわかるように枝垂桜に色が無いってわびしいものですね。

約20分、人力車のお兄さんのガイド付きです。

ガイドによると

三方が山々に囲まれたこの町は、歴史ある武家屋敷と桜並木が美しい

まさに「みちのくの小京都」と呼ばれている

 

角館の今に続く町並みをつくったのは芦名氏で江戸時代のはじめ1620年(元和6年)のこと

その後は佐竹北家の城下町として栄えた。 


今からおよそ360年ほど前の藩政時代
 佐竹家の2代目、義明の妻がお輿入れの際に京都三条西家から持ってきた嫁入り道具の中に

3本の桜の苗木があったそうな

 それが元になり長い年月を受け継がれ

今日に残る「角館のシダレザクラ」になったと伝えられている

武家屋敷の中の青柳家を見学

角館で最も有名な武家屋敷で400年の歴史があります。

 

茅葺の屋根の母屋、昔ながらの井戸もあり

昔の台所や囲炉裏などそこを越えると武家屋敷らしく、刀や鎧も並んでいました。

 

その中の展示物に解体新書も展示されていました。

角館生まれの小田野直武氏は解体新書の挿絵を担当した絵師

この人の画才を発掘したのは平賀源内だそうです。

 

。。。。。。

 

そんな訳でここではざっくりの街歩き

早々昼食となりました。

美術館レストラン「百穂苑」へ

400年以上利用されていたマタギの頭領の御屋敷を改装した建物でだそうです。

 

店内は所狭しとガレの置物や絵画が飾ってありましたが

この絵画はすべてペルシャ絨毯

 

間近で見ると確かに絨毯でした。

 

でも展示の仕方をもうちょっと工夫すれば良いのに

狭い壁に沢山飾りすぎで落ち着かない雰囲気

 

メニューは比内地鶏丼としょっつる貝焼き

このレストランはある意味印象的でした。

 

。。。。。

この日の宿は

深い渓谷沿いに広がる温泉地湯瀬温泉の湯瀬ホテル


ここは日本三大美人の湯に数えられているそうです。
川の瀬からも湯が湧くほど湯量豊富な温泉、食事もなかなかよかったです。

 

 


みちのく三大桜の旅(北上展勝地)

2025-04-20 | 旅行


4月17日~2泊で
岩手県北上展勝地
秋田県角館、青森県弘前公園へ

去年の吉野桜に味をしめ
今年も桜の追っかけしてきました。

 

先ずは岩手県1位のお花見スポット北上展勝地

北上市の桜開花宣言は4月の14日
その3日後でしたから

どのくらい咲いているのかハラハラドキドキ

 

到着してみると5分咲!!!

タイミングとしてはまずまずでしたね。

 



桜ってその数時間でどんどん咲きあがっていくんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風景も~♪

 

 

150種1万本の桜があり
約2キロにわたる北上川沿い樹齢100年を超すソメイヨシノの並木道は圧巻です。

 

 

菜の花も植えられていて

これがすべて咲いて両方見られたら最高でしょうね。

 

 

 

枝垂桜も色んな品種が揃っていました。

 

ここは大正9年(1920年)黒沢尻町の町長沢藤幸治氏 ↑ が設立

地域住民に桜を愛でてもらい花見を盛んにしたいという

思いから有志の協力と支援を得て実現した公園だそうです。

 

ガイドさん「この辺りここが無いと他に何にもない所なんです!」と

何度も協調するところが面白かった。

 

 

これは隣接のサトウハチロウ館(休館でした)の庭のクリスマスローズ

一重でシンプルなお花でしたが

彩がとってもステキに見えました。

 

 

盛岡の宿 つなぎ温泉

御所湖を目の前にした、全室レイクビューのホテル紫苑

 

夜、さんさ踊りの演舞もあり

ゆっくり温泉につかりお料理も大変美味しかったです。

 


山陰山陽の旅③萩/宮島

2024-12-14 | 旅行

 

3日目、いよいよ旅の最終日です。

 

萩は慶長9年(1604年)に開府して以来

およそ260年にわたって毛利36万石の城下町として発展したところ

その後天災や戦災を免れたため町割りや建物、道など当時のたたずまいが

そのまま残っています。

そのため萩の町は今も江戸時代の地図がそのまま使えます。

萩城遺跡や武家屋敷、町家、維新の志士の旧宅、寺社などが現存し

その中で今も引き続き人々の生活が営まれているところが魅力です。

 

 

この日は平日だったこともあり

それ程観光客もいなく寂しいくらいでしたが

却ってその方が雰囲気が伝わります。

 

維新の志士たちの旧宅は一部を除いて内部も公開されています。

 

髙杉晋作の生家に立ち寄りました。

 

意外にこぢんまりした家でした。

家屋には入れませんが庭には産湯に使った井戸もそのままです。

 

 

城下町の江戸屋横丁にあった円政寺

高杉晋作や伊藤博文が幼い頃に通っていた寺として知られています。

 

この通りには木戸孝允や吉田松陰の旧宅もあり

こんな狭い町の中に日本を動かした人たちの家が多数あることにことに驚きました。

 

吉田松陰が主宰した私塾「松下村塾」の家屋

ここで高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など幕末に日本の近代化に重要な役割を果たした

人たちが学んだんですね。

 

初めは狭い小屋にしか見えなかったのですがこの奥座敷で

机を囲んで若者たちが熱い議論を交わしていたようです。

松陰は、階級や身分に関係なく塾生を受け入れ

学問とは人間はいかにあるべきかいかに生きるべきかを学ぶことであり

知識を得るだけの学問ではなく志ある人材を育成しようと

講義より討論を重視した塾を目指していたようです。

 

室内にはここで

松陰と関わりのあった人物の写真が展示されていました。

そうそうたる顔ぶれです。

 

松陰の実家

松蔭が下田で海外渡航に失敗し萩に送られ野山獄に入れられ

翌年釈放となりここで謹慎生活を送ったという幽囚の旧宅

松陰は家族からの薦めもあり幽囚室で孟子や武教全書などを講じ

次第に多くの若者が参加するようになり、松下村塾を主宰するようになったそうです。

 

これも実際に行かないと分からないことで

こんな小さな建物で学んだ人達が新しい日本を作っていったのかと思うと

感慨深いものがありました。

。。。。。

 

午後は萩から広島へ

萩から宮島までは3時間ほどの長距離です。

バスの運転手さん、結構年配の方でしたけど3日間体力あるな~と感心しきり!

 

最初の目的地、厳島神社へ宮島口からフェリーに10分ほど乗ります

 

私は2度目、以前訪れたのはいつ頃だったか古いアルバムを引っ張り出すと

何と31年も前でした。

 

厳島神社の正面入り口の大鳥居が見えてきました。

この鳥居埋められているのでなく自らの重みで立っているところが凄い!

 

向こう岸に到着していよいよ神社に入るのですが

30年前訪れた時とだいぶイメージが異なり可なり鮮やかな朱色に見えて

あら、こんなふうだったかな?と

 

予想はしていましたが結構人も多くて賑やかで

あの頃とは全然別の神社に来たかのような錯覚に陥りました。

 

本殿では結婚式が行われていたのでそこはもう人だかり

 

以前登った豊国神社や五重塔が見えて

やっと少しずつ記憶が蘇ってきました。

 

本殿の方から眺める大鳥居

 

 

みくじ奉納所

 

能舞台

 

 

ここはもみじの名所でもあり

紅葉の盛りには遅かったようですが

もみじ山にも登りたかったな~

 

帰りの集合場所はお土産屋のだいこん屋さんで

もみじ饅頭とお茶をいただきました。

 

 

宮島を後に帰りのフェリーから眺めた夕日が やけに神々しく見えました。

 

これですべての観光が終了

意外にアッと言う間の3日間でした。

 

今回の旅、たくさんの名所にバスが運んでくれて気楽でしたが

やっぱりもうちょっと自由時間が欲しかった

 

それから私としては時期的に旅先の草花にも触れたかったな。。。


山陰山陽の旅②出雲大社/津和野

2024-12-11 | 旅行

 出雲大社と云えば

やっぱりこの大しめ縄、全長13.6m、重量5.2tの大迫力 

 

出雲大社は大国主大神を祀るる神社で縁結びの神様として有名です。

縁結びと言っても

結婚、恋愛だけでなく仕事の縁、人との縁など様々な縁の御利益があるようです。

 

出雲大社の参拝は2礼4拍手1礼

これ 間違わないように!

 

私は 今までの良いご縁に感謝しながら

これからもよろしくと祈願してきました。

 

 

そうそう、ここ本殿では無く拝殿です。

 

 

こちらが八足門で

この門の先にご本殿があるのですがお正月の三ヶ日や特別な日しか入れません。

 

その代りというのか?

この西側の塀の外にこんな立て札と賽銭箱が置いてありました。

 

なるほど、そういうことと

再度心を込めてご拝礼!

 

神社ではついついおみくじを引きたくなる私

開いてみると何と吉凶占いが無い!

理由を巫女さんに尋ねると

出雲大社の「おみくじ」は

人生を前向きに歩むための神様からのお言葉が書いてあるとのこと

さすがだね~♪

でも、病気=重くとも治るって? 気になる^^

どちらにしてもあんまりネガティブには考えるなということですね。

。。。。。

 

 

出雲大社~津和野へ

島根県の端から端を日本海に沿って国道9号をただひたすら走ること3時間

途中道の駅 大田市の道の駅 ロード銀山のアナゴ丼

長いこと待たされ集合時間ギリギリでハラハラしたけれど美味しかった 。

 

津和野

山口県との県境に位置する津和野町は

山陰の小京都とも言われる旅情にあふれた町並みが魅力

 

津和野では地元のガイドさんが面白可笑しく30分ほど

ぐるっと町を簡単に案内してくれました。

津和野と云えばこの白い土塀と掘割の錦鯉

 

何かの番組で見たことがあります。

ここに菖蒲が咲いていたらもっと風情があったかもしれません。

 

藩校養老館

ここが八代目藩主が18世紀後半に設立された藩校

西周や森鴎外など多くの学者を世に送り出した由緒ある藩校のようです。

 

街並みの中にひときわ目をひく教会もありました。

 

ゴシック様式のカトリック教会

明治維新後も続いた

キリスト教弾圧で殉教した信者を弔うために建てられたそうです。

 

津和野川の橋の辺り

 

 

メインストリート本町通り

江戸時代から続く商家や古民家が並ぶレトロな街並みが特徴です。

自由散策でしたが限られた時間ではそう遠くにも行けず

行ける範囲をウロウロしましたが

なかなかステキなお店が沢山あるようで

例えば

お香やさん

 

食器と農具が半々のこの俵種苗店

やはりガーデニング好きの私はここが凄く気になりました。

種の瓶や袋が並んでいましたが種は固定種、在来種のみ

何かこだわりのありそうなお店

ここで珍し鎌を買いました。

やはりここも滞在時間がもう少し欲しいところです。

安野光雅美術館も心残りですが

ツアーだから仕方ないですね

この日の宿泊先の萩温泉の夕食はふぐ三昧

ふぐ料理って淡泊ですよね?

こんなに食べられないと思いながら

なぜか宿の食事って いつも勿体ない精神が働いて

〆のご飯まで残さず完食してしまいます。