どの格ゲーにも言えるんだけど、
立ち回りは最も重要なポイント。
であるとともに、自分らしさをみせるポイントでもある。
東方萃夢想では、
ダメージソースである打撃戦を先制するために、
射撃戦でイニシアチブを取る形が一般的。
個人的な萃香の立ち回りを、
距離ごとで細かく分析。
近距離
基本フレームが激遅の萃香。
故に地上で五分の状態になると、まず競り負ける。
にもかかわらずこの距離を制さないと勝てる距離が存在しない。
結論から言うと、
ぶっぱJK、昇りJ2Pで地上の読み合い放棄が有効。
7フレ以上の下段を読んだら、6K>2S>JKで3500↑
相手のリーチが短ければ、バクステも有効。
萃香のバクステは特殊で、
入れっぱなしで長い間グレイズ状態で下がる事ができ、
任意で止める事ができる。
しかも終わり際の硬直を打撃でキャンセルできるため
すかしに便利。
有利な状況を作れたら、やっと萃香の時間。
中距離
ここで言う中距離とは、遠距離攻撃が丁度出せるようになる距離。
基本は遠ブラックホールで、相手が画面端を背負っている場合、
2Sも視野に入れる。
この二つを軸として、組み立てていく。
時折、HJKを見せると効果的。
遠距離
萃香は遠距離は得意ではないが超重要。
ほとんどのキャラがこの距離でやりあっても押し込まれるか、
ダウンをとられてイニシアチブをとられてしまう。
だからといって突っ込むだけでは、射撃を盾とされて結局不利。
この距離での狙いは三つ。
相手の霊力を浪費させる、接近する布石を作る、バランスを崩す
妖夢、ユユコ、中国あたりは、普通に布石をおきまくってOK。
①霊力を浪費させる
これは萃香ならではの立ち回り。
霊力は攻撃ゲージであり防御ゲージでもある。
霊力200消費の射撃であれば、相手の霊力を200以上減らさなければ
自分の損となってしまう。
ただその射撃を打つことで相手と自分の位置関係を有利にする事ができたなら、
その効果はあると言える。
そこで、萃香のブラックホールを活用して、
射撃で位置関係をよくしようとする相手の射撃をブラックホールでいなし続ければ、相手は位置を変える事ができずに射撃を浪費してしまう。
いなす方法の基本はダッシュ>前HJ>空中バックダッシュ>着地の繰り返し
また相手の射撃をグレイズする事でこちらの霊力は増えるのに対し、
ブラックホールはグレイズする事ができないので、相手だけ霊力が減っていく。
相手の霊力を何もする事なく削れるのであればそれにこしたことはない。
ここで頑張れば、接近できた時にクラッシュのさせやすさにつながる。
またこちらの意図を理解した相手側が射撃をせずブラックホールを浪費させにくることもある。
そうなれば布石を置くチャンスとなる。
②接近する布石を作る
これは以前に書いた連携をそのまま使うだけでいける。
①で使用したブラックホールをそのまま使い、
ブラックホール>分身、HJ6S
などが基本になる。
③バランスを崩す
個人的に遠距離は、
霊力を浪費させるのが萃香の基本だけれども、
状況次第で、
ブラックホールより相手の射撃の方が霊力を浪費しない
事も起こる。
理解している相手は厄介で、そのまま遠距離を保ちつつ
萃香のブラックホールぎれや、萃香の強引なダッシュ攻撃等を誘ってくる。
状況打破の方法として、
遠ブラックホール×1~3>近ブラックホール
が有効。
遠ブラックホールを度々打たれた相手としては、
その場から動けない事を悟り、縦軸の動きに意識がいくようになる。
そこで急に近ブラックホールを打たれると、
近距離~中距離になった事に気づくまでにロスがでる。
そこを狙うと、相手のバランスが崩れる。
その際の選択肢は色々あるのだけど、
HJK、D3P、DK、近ブラックホール付近にSなど。
ここのパーツはまだ発展しそう。
蛇足かもしれないけど、
ブラックホールさえ置けない場合は、上の手段はとれない。
ダウンしない射撃であれば、遠ブラックホールは当たっても消えないので、
多少くらっても置く。
当たるとやばい状況であれば、
DKと、DKを出すフリして射撃をいなすか、突っ込めそうなら前HJK。
そのほとんどが射撃をいなす行動がベストで、DKはせめて相手が行動をとりそうなところに置く必要がある。