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YUNUBI

YUNUBI=ユヌビは、私が嫁いだこの地の方言名だ。30年余の会社経営、子育てに良くも悪くも終止符をうった。

『蛍』気になる作家、吉村 昭の作品

2012-09-22 | 本、CD
蛍 (中公文庫)
吉村 昭
中央公論社

蛍の事を調べていたら、吉村 昭の『蛍』という単行本を見つけた。吉村 昭の『関東大震災』という作品は、淡々と強烈な筆致で、私の心をがツンと!目が覚めた。短編集は、初めてだが読むのが楽しみだ。
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台風前夜、部屋の中に蛍が飛んでいる。

2012-09-16 | 自然、生物
 台風16号の、返し風がまだまだ強く、どこにも出かける気にならない。昨晩から今朝にかけての、猛烈な風を、蛍は知っていたのだろうか。
おとといの晩、寝ようと電気を消したら、部屋の中を、蛍が飛んでいる。あわてて夫に、声をかけ電気をつけ、観葉植物におりた蛍を、確認し嬉しくなった。
再び電気を消すと、窓の外に、何となく点滅する光が見える。
 ここへ、引っ越して4年目、蛍の季節には、窓の下の草むらに、1、2匹のフワァって飛ぶ蛍を、見つけて嬉しく家族に話した。夫は不思議そうに、水場もないのにとつぶやいた。私以外の人間が、見ることもなかった4年目の蛍。台風前夜の風で、いつの間にか部屋に飛び込んだのだろう。電気を消した部屋の窓を開けると、無数の蛍が草の上で光を点滅している。何だこれは---しばらく見入っていた。隣地との境目50cm程の草むらに無数に光る。手を伸ばし、光のもとの動く物を捕らえる。虫のような感触に驚いた。今日は、あれが何だったのか調べた。蛍の幼虫だった!この写真は、ネット上で見つけたどなたかの写真。

何年か前に、近くの林道で、大雨で土がむき出しになったところで、蛍が飛び交い、土の上は、無数の光が点滅し、驚いたことがあったのを思い出す。
あの時見た、虫のような物だ。成虫の蛍しか点滅しないと思い込んでいた。蛍の幼虫幻想的な優しい光からは、想像しにくい姿だが、調べていくうちに、いろいろと納得した。隣地との境目に、雨の時期にできる割合きれいな水溜りで、蛍が生まれる。草むらには、カタツムリが多く、これが蛍の食事だと知った。
 YUNUBIの自然によく似た『ビオスの丘』、このHPで見た蛍が、昨晩も部屋で飛んでいる。今晩、窓の外の蛍を、孫にも見せてやりたいが、台風でどうなっているやら。

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海の表情

2012-09-08 | 自然
 2週間の京都滞在から帰り、今日は歯の治療。5年間も歯医者を訪ねなかった罰だと、治療の大変さだけでなく心もへこむ。麻酔の切れない口元で、家の近くの夕方の海に向かう。入り江を円形に見立てると直径が80mほどの小さな砂浜の海岸。私の3人の子育ての頃には、一人でも安心して連れていける唯一の海。泳がないで一寸寄るだけのつもりでも子供たちは、服のまま海に入り、帰りの車中はタオル広げてと、思い出の多い海だ。台風14号、15号が通り過ぎた後だ。両岸が岩に囲まれ波が穏やかに寄る入り江が、台風の後は、表情が変わる。海藻に覆われたり、珍しい貝や生きたウニなどが打ち上げられたり、丸くコロコロした石があちこちにかたまる。海底にあるいろいろな物が打ちあがっているのだと思う。きっと、強く強く海をかき混ぜた台風だったんだろう。ゴロゴロした石の砂浜に座り込んで、ソフトボール位の丸い石を並べて触る。白いサンゴ石は美しい。日暮れの海岸で、穏やかな気持ちになる。


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