子供の頃は、虫取り網で、いろんな虫を捕まえました。
思えば、あの頃は怖いもの知らずで、平気で手づかみしていましたねぇ。
蝶の燐粉が指についてもおかまいなし、トンボに齧られたり、げんごろうを持ち帰ったり、
あ、なんだかすんごく田舎の子供みたいですね。
・・・実際、そうだったんだけど。
それが、大人になるにつれ、虫を捕まえることなんてなくなり、
触るのも、気持ち悪く感じるようになってしまいました。
正直、蝶が近くをひらひら飛んでいると逃げたくなります。
なんとなく燐粉が付いたら、かゆくなりそうで・・・。
それでも、離れてみる分には、やはり愛らしくもあり、美しくもあり。
幾分日の傾いた金色の日差しの中、ひらひらはためく大きなアゲハチョウの羽の輝き、
また今年も見ることができますように。
写真は、小さいチョウの兵隊さんって感じかな。