今日はラズベリー後編です ごゆっくりご覧ください 月日は経って数年後 あのラズベリーは いったいどうしてるんでしょうか？  「籠の猫」の生活を送るラズベリー （年を取ったので、今はリボンをしていません）  毎日毎日 来る日も来る日も カニカマ食べては  寝て過ごす （何とも羨ましいですよね） エンジョイライフを送っていました ある日のこと 天からこんな声が・・・ 「ラズベリー あなたは今の生活に満足してるの？ 昔のような、自由はもう必要ないの？」 「今の生活、刺激はないけれど まぁまぁ満足してるにゃ」 「まぁまぁの満足でいいの？ もう一度自由を取り戻したくないの？ 外の世界は刺激がいっぱいよ～♪」 そんな声に心が動いたのか・・・ 「あのときの王子様、振るんじゃなかったにゃ あぁ～もったいないことを！」 （こういうのを、後の祭り、後悔先に立たずですよね） 「そんなことわからないでしょ？ 呼んだら誰かがきてくれるかも！ さぁ、今こそ助けを呼ぶべきよ 自由を手に入れるのよ！ラズベリー」  「わかった！わかったにゃ！ じゃ～一応助けを呼んでみるにゃ （しかし・・・天の声ってくどいにゃ！お節介にゃ！！） お助け～～誰かお助け～～」 ↑やる気ない呼び声  「おばさん？え・・・？ ラズベリーだって？ おいらの事呼んだかい？ おいらはダンディーカマキリさ！よろしく」 現れた救世主は、かまきりさんでした 「助けてほしいって？ まかしておけ！ほら！！どうぞ」  小さい体ながら 意外と力持ちのダンディーさん まるで魔法のように さっと救出してくれました これでラズベリーも晴れて自由の身  さぁ～ラズベリー 一緒に手と手を取って 自由の世界に行こうぜ （いよいよクライマックス  ）二人はめでたく旅たってハッピーエンド？  と思ったら どっこい、そうは問屋が卸さなかった  （古い言い回しですね  ）こんな展開に  「いやにゃん！いやにゃ～！ あたしは、やっぱここがいいにゃ 天の声にそそのかされて （おいおい！天のせいか・・？） 助けを呼んだだけにゃん 行くなら、あなた一人で行けばいいにゃ！」 またここでも 我が儘ぶりを発揮のラズベリー  （懲りない猫ですね  ） そんなラズベリーに愛想をつかした ダンディーかまきりさん 「こんな、我が儘なデブおばさん 助けるんじゃなかったぜ！ あばよ～～  」怒って出て行っちゃいました  デブなおばさんって言われたにゃ・・・（遠い目） あたしは、薄幸のラズベリー  自由とは寝ること  幸せとはカニカマ食べること  それでいいにゃん・・・・ 完 ＣＡＳＴ ☆ラズベリー姫・王子様 猫ドン（２役） ☆ダンディーカマキリさん 今回の大作ドラマで 我が儘でちょっとお間抜け ラズベリーを演じた猫ドン 永遠のマドンナである 大女優の「Ｙ永Ｓゆり」さんに追いつけたかな？？
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