西やん中洲にいます。

西やん66歳、日々の出来事独り言

何もない日447 【中国のこと】

2024-06-23 19:42:15 | 何もない日
こんばんは。

と言っても、博多はまだまだ明るいのですが。
雨です。週間天気予報も全て傘マーク付き。梅雨です。

今日10時過ぎに歩いて近くのドラッグストアに買い物に出たのですが、その後コンビニに寄って出たら雨が降り始め、傘を持たなかったので濡れてしまいました。家に帰って雨雲レーダーを観たら、真っ赤な大きなかたまりが福岡市上空を覆ていて、その東端が私の住んでいるあたりにかかっていました。
11時頃には、相当な雨脚になったところもあったようです。

今日から明日にかけては雨が強くなるとの予報も出ています。

【中国のこと】
昨日、『選挙』のことを書きました。そして、中国では『選挙』が行われないと書きました。共産党一党独裁で、共産党が憲法よりも上にある国ですから当然ではあるのですが。
それでも、一時期は「集団指導体制」がとられていたこともありますが、今は習近平の独裁政権と言えるでしょう。

中国が経済的に大きく延びたのは、鄧小平などの次期の『改革開放政策』により外資が入りやすくなり、『世界の工場』に発展していったことにあります。
そして、土地は国も持ち物である中国での「不動産バブル」。民間企業の発展があったのですが。

今の習近平指導部の方向性は逆戻り。
アリババなど民間企業に対しては、何かと制限をかけ、多額の罰則金の支払いを命じ、子会社の上場を阻止し、弱体化させました。
更には、民間企業と国営企業とを組ませ、民間企業の技術を国営企業に移すことも、特にIT分野で行われています。

そんな中国のニュース。
中国の宇宙開発について、独自の宇宙ステーション建設や、月の裏側への着陸など世界と競って進めている訳ですが。

過去も含めた、中国の宇宙開発について。
宇宙開発にあたっては、当然の様に「失敗」もあります。ただ、中国の場合、打ち上げたロケットの墜落や、ロケットを売り上げるために最初に燃焼させる「ブースター」の地上への落下で、何度も人が住む地域に墜落し、大きな人的被害も出しているのですが、それをメディアが報じることはないとのこと。

つまり、ほとんどの国民には、ロケット開発の失敗や開発過程で、国内の村が壊滅状態になったり、有毒な燃料がもれたりという事実を知らないということです。なので、その事故を撮影した動画がSNSで公開されて初めて知ったということも起こっている訳ですが、

ご存じのとおり、中国のSNSは常に監視、検閲されていて、当局に都合の悪いものはすぐに削除され、投稿した人は拘束されたりということもある訳です。

もう一つは、これも時々ニュースになることがありますが、中国のロケットは、打ち上げると、その後については責任をもった対応をしていないということです。
打ち上げたロケットの何段目かが宇宙空間で役目を終えて切り離される訳ですが、その後、大気圏に突入することが多々あります。中国は、地上に到達するまでに燃え尽きるからとしているのですが。

その破片がどこの落ちるのか、その大きさはそれくらいなのかは「分からない」状態で、過去にはアフリカの村に落ちたこともあるとのこと。
つまり非常に無責任。
まあ、国内への被害も公開しないくらいですから。

そんな中国の中で、かつて、1980~90年代にブームとなり多くの日本人が訪れた中国の『敦煌』。2000年代以降は徐々に観光客も減少し、コロナ後も回復していないとのこと。

『敦煌』の文化財保護には日中協力も進み、日本政府も約10億円の無償資金協力で支援したこともあり、日本との繋がりは長いのですが。
今の日中関係では、とても日本人が観光に行きたいとはならないでしょう。

「東京電力福島第一原発」の『処理水海洋投棄』に対する『日本産海産物の全面禁輸措置』。そして、『核汚染水』という呼称。

あまりにも常態化し、報道されることも少なくなっていますが、『尖閣諸島』での中国海警局艦船の接続水域、領海への侵入、日本漁船への妨害など目に余る行為。

年間800回から1000回に及ぶ航空自衛隊の戦闘機による「スクランブル発進」。その大半が(かつてのロシア機から)中国機であるという事実。
最近では、『尖閣』だけではなく、南シナ海でのフィリピンに対する対応の悪質さがよく報道されています。

そして、「反スパイ法」の改正強化。
もともと、「何」に対して「スパイ行為」であるかを規定していない法律で、それを元に拘束されても、理由の説明がない、外国人にとっては、「いつ」、「何の理由」で、拘束され、裁判されるか分からないもの。

これら諸々を考えると、簡単には「中国へ」とはならないですね。

外資の投資を切望したり、観光客が来てほしいと望む姿と、相反する対応、法律。おかしな国です。

適切な情報が国民に開示されていない。『選挙』で国民の遺志を政治に反映することもできない。もちろん、『世論調査』もなければ、『世論』も存在しない。

そんな中国を、中国人の富裕層などは国外に逃れる人も多く、その先のひとつとして日本も。
更に、低所得層は南米を経由してアメリカを目指す人たちも。
最近、南米のエクアドルが中国人に対するビザ免除措置を一時停止しました。
エクアドルで、出国記録がない中国人渡航者が増加しているとのこと。
2023-24年に入国した6万6189人の内、出国が確認されたのは3万4209人で、約3万2000人の出国記録がないということです。
エクアドルに到着する中国人渡航者の多くが、中米諸国を通ってアメリカに向かっているとの見方をしているとのこと。

まあ、14億人の国なので微々たる人数かもしれませんが、中国を見限って出ていく国民がいるということ。

ロケットの事故で、国民が被害を受けても、その事実をメディアが報じない。
結果、その地域がどうなっているのか分からない。
それだけ見ても、「国民を大事に思っている」とは思えない。

「規制」「締め付け」「監視」などでしか『統治』できない国って、おかしいとは思うのですが。

政治が腐ってきていても、まだ日本の方がましかな。

では、また。




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