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西やん中洲にいます。

西やん67歳、ameba blogに引越しました。

何もない日526 【日本製鉄のUSS買収問題など】

2025-05-25 20:55:51 | 何もない日
こんばんは。

先週木曜日に痛めた腰ですが。
金曜日は出勤もできて痛みを感じることは少なかったのですが、昨日、今日は寝て起きた時から痛みが強くて、結局、2日とも一歩も外には出ませんでした。
ちょっと心配なのは、明日は出勤できるかです。でも、もしかしたら、外に出て歩けば少しは楽になるのかもと思っています。
明日しだいです。

【日本製鉄のUSS買収問題】
日本製鉄がUSスチールを買収する計画は、バイデン大統領の時に「認めない」という判断が出ました。

トランプも「反対」をしていたのですが、「投資」ということであればと少し軟化しました。そして、「日本製鉄の提案内容の再審査」を指示し、先週、トランプが「日本製鉄のUSスチール買収を承認した」との報道が出ました。
ただ、まだ報道のとおりとは言えない部分もあるようで、最終的には正式な発表の内容がどうなるかに掛かっているようです。

「日本製鉄のUSスチール買収」に関しては、全米鉄鋼労働組合(USW)が反対しています。理由は、
「会社との労働協約に定めた会社支配に関する如何なる変更も、事前に労働組合に通告する」という条項違反にある。 また外国企業による米国鉄鋼会社の買収は国家安全保障への脅威であり、日本製鉄の申し出には欠陥があるとしています。

ただ今回は、審査の結果、「国家安全保障に関する解決できないような脅威はない」とされています。

もう1年くらい前ですが、どこの局か忘れましたが、USスチールの工場が立地しているところに取材した状況が放送されたことがありました。
その中では、工場に勤務する男性が「日本製鉄のUSスチール買収に賛成する」ことを掲げたポスターをレストランなどに掲示することを依頼している姿がありました。彼も労働組合員だとのことです。

その男性のインタビューでは、「日本製鉄のUSスチール買収が成功しなければ、ここの工場は閉鎖される可能性が高い。USスチールが生き残るためには日本製鉄の買収と投資が必要なんだ」と訴えていました。

トランプが言うように、アメリカの製造業が弱体化しているのは事実でしょう。USスチールも、中国や日本などの鉄鋼などの輸入に押され、苦しんでいるのは事実だと思います。ただ、今の段階で自力で復活することは難しいとの判断から日本製鉄からの買収と投資を受け入れたのだと思います。

現在、製鉄業のトップ10の中に半数は中国企業です。日本では、日本製鉄はトップ10入りしているだけであり、アメリカトップのUSスチールはトップ10にも入っていないのが現状です。

そこで、投資を行い技術力を付け、競争力を付けてるに、日本製鉄がUSスチールを100%子会社化する必要があります。それは、日本製鉄が持つ最新技術をUSスチールに移転するには、情報漏洩などのリスクがある状態では大苗内ため、100%子会社化が必要となる訳です。
その「100%子会社化」が行われなければ、思い切った投資もできなくなります。

そこのところを分かっていてだとは思いますが、USWや、そこからの支持を得ている政治家は反対することになります。

本当に、「日本製鉄のUSスチール買収」が実現するのか、見守りたいと思います。

【機動戦士 Gundam GQuuuuuuX】
今日は外に出なかったので、配信されているものを観ていました。

『薬屋のひとりごと』はシーズン1の第1話から見直し、現在放送中の1回前まで観てしまったので、こちらも現在放送中の『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX』を観ました。でも、これも最新話まで観てしまいました。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』ノンクレジットオープニング映像│米津玄師「Plazma」  

で、その劇中に流れる曲が気になっていたのですが。

NOMELON NOLEMON / HALO Official Music Video

きえない  

の2曲、今日、ダウンロードしました。
でも、NOMELON NOLEMON の曲は以前にダウンロードして聴いていたものがありました。

NOMELON NOLEMON「ミッドナイト・リフレクション」 from 『CENTRAL FEST - Echoes Baa (DAY1) 』2025.04.05  

では、また。




何もない日526 【リーダー次第なのか】

2025-05-24 21:11:43 | 何もない日
こんばんは。

今日は一日中雨でした。
それで、ネット配信されているいろいろな番組を観ました。

【リーダー次第なのか】
毎週金曜日の22時からテレビ東京で放送されている『ガイアの夜明け』を、今日、テレビ東京の配信で観ました。(TVerでも配信されています)

昨日放送分のテーマは『マイナンバーカード』でした。
番組の初めの方で流れたのが、今年3月頃の名古屋市の区役所の窓口の映像でした。そこには、多くの市民が転勤などの異動にとも伴う手続き、住民票などが必要な手続きのために訪れていました。
ただ、受付を済ませて30~40分経っても、まだ住民票を受け取れないとのこと。

知りませんでした。
全国の「政令指定都市」の中で唯一、「マイナンバーカード」を使用したコンビニでの「行政サービス」を利用できないのが名古屋市だそうです。
私も利用したことはありますが、「マイナンバーカード」があれば、コンビニで住民票や印鑑証明書を受け取ることができます。

では、何故、名古屋市ではできないのか。
それは、名古屋市の河村前市長が「マイナンバー制度」自体に反対であり、コンビニでの「行政サービス」導入に必要な1~3億円の費用を使うことも反対し、導入されていなかったとのこと。

そして、今、「2027年度からのサービス開始」を目指して準備をしている段階とのことです。まだ、1年はかかるということです。

自分達が選挙で選んだ首長が、どの様な考えで、どういう行政を行うのか、選挙期間までに全てを把握できるかと言えば無理で、思わぬ政策に出る可能性もあります。河村前市長在任中は、名古屋市では、コンビニでの「行政サービス」が受けられず、区役所などの窓口で長い時間を掛けての手続きを強いられた訳で、全国の政令指定都市の中で「名古屋市だけが対応できていない」という状態が続いています。

政令指定都市の市長の権限がどの程度であるのかは把握していませんが、自分が投票したかどうかは別として、選ばれてしまった市長の考えしだいで不便をしいられてしまったということです。名古屋市から他へ提出した方は「利便性」を実感し、名古屋市に転入されたかたは「何故?」と思うでしょうね。

【リーダー次第なのか】
今日、「NHK+」で『トランプ時代への警鐘~歴史家 ユヴァル・ノア・ハラリ~』という番組を観ました。

そして、Yahoo!ニュースで、Newsweekの、
『トランプの政策と不気味なほど似ている歴史的「悪法」…破滅をもたらした愚行は繰り返されるのか』という記事を読みました。

両方で、同じことが取り上げられていました。
『スムート・ホーリー法』
1930年6月に成立した、リード・ストーム上院議員とウイルス・ホーリー下院議員が提唱した、1929年に起きた『株の大暴落と大恐慌』を受けて、農業の保護を目的とした法律で、すぐに、農業以外の業界団体の圧力により法律は拡大され、工業製品を含む2万以上の品目に平均40%の関税を適用したというものです。

ただ、カナダや欧州各国が厳しい報復関税で対抗したため、この法律はアメリカ経済を救うどころか、国際貿易の破綻を招き、連鎖反応で国際協力は衰退、アメリカの輸出は61%減少し、世界貿易の規模も60%以上縮小しました。
大恐慌は更に悪化し、しいては、第二次世界大戦へと続くことになりました。

第二次世界大戦後は、WTO(世界貿易機関)やOECD(経済協力開発機構)などの国際機関が酒豪し、貿易自由化が進み、世界は教訓を学んだように見えたのですが。

第2次トランプ政権が発足し、矢継ぎ早に出される「関税政策」など、不気味なほど30年代の悪法に重なる部分があるとの指摘です。

関税が経済保護の手段としてあまり有効でないことは、歴史が証明していることです。とくに、現在のサプライチェーンは世界に張り巡らされていて、ひとつの製品を作り消費者に届くまでに、その部品などを含め何度も国境を越えて作られています。その都度「関税」をかけられていては、消費者の元に届くまでには多額の「関税」が掛かった状態となります。困るのは消費者。そして、製造業者です。

歴史を振り返ると、「関税政策」は『アメリカを再び強く』するどころか、衰退、弱体化させる可能性も。

リーダーが、何を考え、何を信じ、何をするのか。
まだ、トランプ2.0になってから4か月ですが、すでに後の『歴史』で語られるものになるのでしょうね。その時の『評価』はどうなるのでしょう。

では、また。


何もない日525 【続・日本財政ギリシャ以下】

2025-05-24 08:36:22 | 何もない日
おはようございます。

今日の博多は、昨夜から降り始めた雨が当面続き、終日雨になる模様です。
その分、気温は上がらないと思われますが、場所によっては雷を伴った激しい雨になる予報なので、今日は外に出ないつもりです。

昨日見た中学校の「運動会」準備と思われるテントですが、「運動会」は日曜だと思います。予報では、日曜日には雨雲は通過していそうですが、グラウンドの水はけがいいかどうかもありますね。他にも多くの学校で「運動会」が開催されると思いますが、無事に開催できればいいなと思っています。

【続・日本財政ギリシャ以下】
今朝、Yahoo!ニュースを見ていたら、「産経新聞」の記事で、
『「危険、軽率、最悪、不適切…」米通信コラム、「日本財政ギリシャ以下」の首相発言を酷評』というのがありました。

私は、5月22日に、『今日のいろいろ1441 【日本の財政はギリシャ以下】』というのを書きました。
私は、専門家ではありませんが、参議院議員選挙を前にして「消費税減税」論が各野党、および、与党の公明党からも複数案出ています。ただ、その財源について、安易に「国債」を発行して賄うのは良くないと考えているので、石破首相の発言には納得しています。

ただ、記事では、米ブルームバーグ通信のコラムニストのガロウド・リーディー氏が、『日本の財政状況はギリシャよりも悪いと国会答弁した石破茂首相について、「日本国債に新たに圧力をかけかねない発言を軽々しくするのは危険極まりない」などと酷評し、「今は軽率さが許されるときではない」と訴えた。 』論考を配信したとのこと。

専門家でない私が言うのも何なのですが、専門家の反対意見も紹介する必要があると思いますので。

記事では、
ガロウド氏は、首相の発言について「最悪のタイミング」と断じ、大規模金融緩和正常化のため日銀が国債の買い入れを段階的に減額している状況を挙げ「市場参加者がすでに金利上昇に神経質になっていたこともあり、首相のコメントは借り入れコストのさらなる上昇を招いた」と指摘した。
とあります。

石破首相の発言後、国債の長期金利が0.030%上がり1.480%になった報道もありましたが、この上昇が、「石破首相の発言による影響もある」とした専門家もいますが、『格付け会社が米国の信用格付けを最上位から1段階引き下げたことで米国債が売られて金利が上昇、日本国債にも波及し利回りが上がったと説明されている 』とのこと。

アメリカでは、トランプと共和党が「トランプ減税拡大案」を推し進めていて、22日に下院で賛成215票、反対214票で可決されたとのこと。上院も共和党が他州のため可決、トランプの署名で発効するものとみられています。

ただ、この法案により財政赤字の規模がさらに拡大するとして、米国債の金利が急騰するなど金融市場が不安定になっている。(米国債に加えて)米国の株価とドルの価値が共に下がる「トリプル安」が再燃する懸念も頭をもたげているとのこと。

では、アメリカの10年満期国債の金利急騰は、21日には前日から0.12ポイント上がって4.61%で取引を終えたとのこと。比較していいものかは分かりませんが、ちなみに、日本国債は0.030%上がり1.480%です。

記事に戻り、ガロウド氏は、
『両国の財務指標を巡って、日本の国内総生産(GDP)比債務残高はギリシャと並び世界最大級。一方で、ギリシャと異なり日本は自国通貨を発行できる上、国債の大半が国内で保有されている。 』とし、

『ガロウド氏は「ギリシャが危機に陥ったのは、債務の多さだけが原因だったのではなく、欧州共通通貨ユーロを採用し、債務の大半を外国人投資家が保有していたからだ」とし、「ユーロ圏危機時のギリシャを念頭に置いていたとしても、その比較自体が誤り」と解説した。 』とのことです。

22日に私が書いたとおり、日本国債の保有状況は日銀だけで50%を超え、大半が日本国内で海外は10%未満です。海外に依存しているギリシャやアメリカなどとは比較にならず、「即・財政危機」となる状況ではありません。

ただ、これも22日に書きましたが、日本の国家予算の内、「歳入」に占める「国債」の割合も約4分の1であり、「歳出」に占める『国債費』の割合も約4分の1であるのが現状です。つまり、約25兆円の新規国債を発行して「財源」を確保しても、約25兆円を『国債費』として、現在の国債発行残(約1100兆円)の償還などに使用しているということで、「国債の新規発行」は「発行済国債の償還など」のためにそのまま使われているのが現状です。

そこで、「消費税減税」などのために、期間限定であれ「5兆円」規模で『減税』のために国債を新規発行すれば、「歳入」が約25兆円から約30兆円になるだけでなく、その「5兆円」が国債発行残に積み上がり、将来の「国債償還費」がその分増えることになります。つまり、『将来にツケ』を回すことになり、すでに人口減少が進んでいる日本で、現役世代の負担や受けられる行政サービスの質の低下につながる可能性が大いにあります。
一時的な措置でもそうであるのに、これが『恒久措置』としての『減税』であれば、更に毎年積みあがることになります。

日本の政治家は知っています。日本の「財政赤字」がGDPの約2倍、国家予算の約10倍であっても、『財政破綻』には至らないこと。だからと言って、安易に『国債発行』を『財源』とした『減税』をするべきではないと思います。

石破首相の『日本財政ギリシャ以下』発言は、適切かどうかということはあるかと思いますが、『誤りではない』と私は思います。

私も、給与明細や、年金などの通知などを見ていると「言いたいこと」はあります。「この年で働いていて、なんでこんなにいろんなものが引かれるの」と。

ただ、私達が考えておかないといけないのは。
どこかで『減税』するためには、どこかで『増税』は必要。

『賃金』が上がれば、人件費が上昇し、その分『ものの値段』が上がるのは当然のこと。それが「価格転嫁」ができているということで、大手だけが「賃上げ」して価格が上がらないのは、中小の下請け企業の「賃上げ」ができていない、「価格転嫁」できていないということ。
『賃上げ』すれば、(その分コストが上昇し)『価格は上がる』。

ただ、その分、「困窮する家庭」などへの支援は早急に行う必要はあります。

朝から、重い話題で長々とすみません。
では、また。


何もない日524 【スポーツ・映画・アニメ】

2025-05-18 19:58:54 | 何もない日
こんばんは。

今日は「何もない日」でした。

昨日は、NHK総合で「MLB エンゼルスVSドジャース戦」を観たのですが、ドジャースが負けました。
今日は、Amazonプライムビデオの中継で「MLB エンゼルスVSドジャース戦」を観ましたが、残念ながら今日もドジャースは負けました。
そして、大谷選手もノーヒットでした。

(現地時間の)今日5月17日は、ロサンゼルス市が昨年制定した「大谷翔平の日」だったのですが、更に中継で言っていたのですが、5月17日は大谷選手のお父さんの誕生日だそうです。

残念ながら、記念する日に快音は聞かれませんでした。
明日は、今シーズンからエンゼルスに移籍している菊池雄星選手が先発予定とのこと。花巻東高校の先輩(菊池)後輩(大谷)対決になります。

でも、明日は仕事なので観れません。残念。

【福岡のスポーツ】
福岡のスポーツで言うと、まず、ソフトバンク・ホークスですが。ケガ人が多いですね。それもあって、一時最下位に沈んでいましたが、今は4位まで上がってきました。

サッカーのアビスパ福岡ですが。
開幕3連敗の後、連勝して一時(暫定)1位までになったのですが、その後は連敗と引き分けで勝ち星がありません。昨日の試合は名古屋と1-1で引き分け、勝ち点1で現在13位になっていました。勝ち点3ほしいですね。

福岡のバスケットボールは、ライジングゼファー福岡でしが、現在B2です。
今シーズンは、B2のプレーオフに進出し、B1に上がる一歩手前で富山に敗れました。なので、次のシーズンもB2です。

アビスパ福岡もj2とJ1を行ったり来たりしていた時期がありましたが、今はJ1に定着しています。鳥栖、大分も一時期J1に居ましたが現在はJ2です。

福岡のプロスポーツチーム。頑張ってもしいののです。

【室町無類】
ドジャースの野球中継の後は。

やはり、Amazonプライムビデオで、大泉洋主演の『室町無類』を観ました。
大泉洋にしてはまじめな、というか、カッコいい役どころで。

公開前の撮影秘話で、300人とかのエキストラが居て、松明を持つのですが、最初に火を付けたのが最後に付ける頃には最初の方のが消えて、などと話していましたが。

なかなか迫力のあるシーンがありました。
でも、なにわ男子の長尾謙杜。なかなかの演技でしたね。

公開からまだそんなに経っていないと思うのですが、Amazonプライムビデオで追加なしで観れました。

【ガンダム】
その後は、現在、日テレで火曜の24時30分から放送されているのですが、「ガンダム」のアニメを2話分観ました。

主題歌を米津玄師が歌っているものです。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』ノンクレジットオープニング映像│米津玄師「Plazma」  

そして、エンディングです。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』ノンクレジットエンディング映像│星街すいせい「もうどうなってもいいや」  

今日は、そんな一日でした。
では、また。



何もない日523 【JA山形広告。スピード感その2】

2025-05-11 19:56:44 | 何もない日
こんばんは。

今日は「休日出勤」でした。
5月の初回「給与計算」の結果を確認したら、私のミスで93人の「夜勤手当」の金額誤りが発覚し、原因を確認して、修正して、本番反映までしました。
テストでは、発見できていなかった誤りでした。

今のところ、他には発生していません。
今日は、私とSIさんと、午後からAさんが出勤して3人でいろいろ確認をしました。定時(18時)で3人とも帰ったのですが、今日は日中から少し冷たい風もあり、帰りも少し寒く感じるくらいでした。最高気温は21度ではなかったのではないかなと思います。

風邪引かないように、気を付けないと。

【JR山形広告】
今日の記事で(週間女性PRIME)
『《それでもお米は高いと感じますか?》JA全農新聞広告に「買い占めたお前が言うな」と批判殺到』

「備蓄米」の流通が進まず、17週連続での米の高値更新中に、『JA全農山形』が山形新聞に全面広告を掲載し、JR山形駅に大型タペストリを設置したそうです。

その広告の内容は。
《今日のあたりまえが未来へもつながるように。》  
という白文字の大きい見出しに、お茶碗に入った白米の写真が添えられた広告。

その下に、 
《ごはんお茶碗1杯の価格は約49円。菓子パン約231円、カップ麺約187円、ハンバーガーは約231円》
と続き、最後に、
《それでもお米は高いと感じますか?どうか、知ってください》 
と。

この広告に対して、(記事より)

「この広告に対して“なんで加工品と比べてる?”“育ち盛りの子供や大人の男が茶碗1杯で満足できるとは思えん”など、SNSでは批判の声で溢れています。お茶碗とはいえ、女性用や男性用、平茶碗など大きさは様々。個人の裁量によっても変動するため、指標としては好ましくないという声が挙がるのも納得です」
  中でも多く見られたのが、“菓子パン231円って何?”“割高のコンビニでもパンもっと安いだろ”という、コメと比べている主食の価格についての疑問的な声。
「セブンイレブンで販売されている『たまご蒸しパン』は税込み108円ですし、ファミリーマートの『メロンパン』は税込み138円と、コンビニでは菓子パンは高くても200円前後。スーパーではさらに安価なものも販売しています。カップ麺もAmazonで販売されている『ごつ盛り』は、安いときだと12個入りで1400円ほど。1個換算120円も満たしていません。他の主食と比べることで分かりやすく、広告としては間違っていない戦略だと思いますが、比較対象が曖昧だと消費者からすれば腑に落ちないでしょう」

更に、
《買い占めたお前が言うな》 
《こんなくだらない広告打つぐらいならその金を流通に回せ》  
など、もはや蜂の巣状態の突つかれ方。とのこと。

そう思われますか。
『JA全農山形』は、『JA全農』の下部組織になるのだと思いますが、ニュースで、福井に続いて山形で「備蓄米」が5kg3,000円台前半で販売されている様子が流れました。

『JA全農山形』や福井のJAは、『JA全農』とは別に独自に「入札」に最中し「落札」したのだと思いますが。

消費者のイメージでは、「大半をJA全農が落札して、流通が滞って高値が続いている」ということだと思います。そんな中、タイミングでの『JA全農山形』の広告であり、先の改定ある通り、数字(価格)で分かり易く比較しようとしたのが、比較対象とその価格に、広告を見た人が納得できなかったのでしょうね。

日本の米価が「安い」というのは言われていることです。ただ、今は時期が悪い。適切な時期に、「本来の米価はいくらが、生産者にとっても消費者にとっても妥当であるのか」の議論が必要なのでしょうね。
まずは、米の店頭価格を下げるため「備蓄米」を早急に流通させることです。
誰も、「今の(高い)店頭価格が妥当」とは思っていないですから。

【スピード感その2】
先日、石破総理の「備蓄米」が流通していないことに対して『スピード感をもって対応する』との発言があり、その『スピード感』て何?ということを書きました。

よく、各メディアが『世論調査』をしていますが、一度、『政府などが言う「スピード感」はどれくらいを指すと思いますか』という問いを加えてもらえないでしょうか。

回答例  1:明日にでも  2:1週間程度  3:1か月程度  4:3か月程度  5:それ以上  などで・・・。

きっと、政治家と国民の感覚は大きくずれていると思います。

それで、他の『スピード感』についてですが。
『スピード感』という言葉は使っていないですが、今、『消費税減税』や、一時『給付金』の話が出ていた時期がありましたが。

『給付金』は、参議院選挙前の「バラマキ」だ、との反発もあり、話が消えました。
『消費税減税』は、野党各党、および、与党公明党も検討しているようですが、同じ『消費税減税』でも、そのやり方について意見がまとまらず、各党ばらばら。

立憲民主党は、(最後に消費税10%に引き上げた時の総理大臣だった)野田代表が初めは否定的でしたが、党内が割れる可能性もあり、「消費税の内、食料品に対する8%の税率を1年間限定で0%」にする、という案に落ち着きました。

そして、野田氏は『参議院議員選挙』の公約にする。と言っています。

あれっ?ちょっと待って。。。
そもそも、『消費税減税』論や『給付金』の配布論が出たのって、『物価高騰で困っている国民を支援するため』であって、言い始めたのはずっと前ですよね。

物価高で生活が苦しい人にとっては、早々に『給付金』を支給してもらいたいと思ったはずです。「ひとり3万~5万円」などと額も報道されていましたが。それが、「選挙前の『給付金』配布は、選挙のための『バラマキ』だ」という声もあり、いつの間にか立ち消えしました。

でも、本当に困っている人は、(選挙どうのこうの関係なく)すぐにでも、『給付金』の給付をしてもらいたかったはずです。それも、「マイナンバー」と「銀行口座」の紐づけまでしているのですから、『給付』はすぐにできますよね(政府関係やの皆様、デジタル庁の皆様。まさか出来ないとは言いませんよね)

そして出てきたのが『消費税減税』論ですが、立憲民主党は、『公約に居れる』って言うのですが、他の党も同じようなものでしょうが。
「参議院議員選挙」っていつの話ですか。7月でしたっけ。

「参院選」が終わるのが7月。消費税を減税するには「法改正も必要」で、更に、小売業者などが「レジ」などシステム改修が必要となるため、スムーズに話が進んだとして、早くても年内にできればいいところです。

この『時間の感覚』、『スピード感』って何なのでしょう。
報道で、「参議院議員選挙の争点として『消費税減税』があります」と。

最初の『物価高騰に苦しむ国民を支援するため』はどこに行ったのでしょう。
米価高騰への対応と同様に、政治家の『スピード感』て、田舎のローカル普通列車くらいのスピード?なのでしょうか。「新幹線」とはいかなくても「特急列車」並みにはスピード上げてほしいですね。

では、また。