西やん中洲にいます。

西やん66歳、日々の出来事独り言

何もない日447 【選挙で思う事】

2024-06-22 21:56:09 | 何もない日
こんばんは。

今日は「何もない日」ですが、家から一歩も出ませんでした。
それ以前に、昨日の夜、何時事に寝たのかをあまり覚えていません。
『イップス』を観て、『9ボーダー』を観て、『A-STUDIO+』を観たところまでは覚えているのですが、その後寝てしまったようで。
夜中か、朝方に一度起きたとは思うのですが、その後二度寝して、起きたのは正午少し前でした。
どれだけ疲れていたのか。だいたい11時間から12時間くらい寝ていたと思います。まあ、たまにはいいですよね。

【選挙で思う事】
2か月前に行われた衆議院東京15区の補欠選挙での『つばさの党』にはあきれかえりました。
当初、逮捕する方針ではなかった警視庁が選挙後に逮捕に踏み切った訳ですが、ニュースに映った代表が連行される様子。とても45歳とは思えないふざけたはしゃぎようで、あきれ返りました。

電話ボックスの上によじ登って、拡声器を使って他の陣営の演説を妨害したり、他陣営の選挙カーを追いかけたり、やりたい放題。
かつて、ここまでの選挙の妨害行為は観たことが無いものでした。
これが、『警告』程度で済まされたら、今後の選挙がどうなるのか。模倣する者も出てくる可能性もある。それくらい迷惑な醜いものでした。

そして、今回の都知事選。
『つばめの党』に関しては、代表が拘留中ですが、立候補しています。
ただ、警視庁は、拘留期限がある訳ですが、3回目の逮捕で拘留期間を延長し、都知事選の選挙期間中には外へ出さないようにしているとのことです。
ただ、その代りに代表の内縁の妻で朝霞市議の女性が変わりに選挙戦を戦っているそうですが、そこは、戦術は変えたようです。前回補選の様な妨害行為などは行っていなとのこと。

ただ、今回物議を醸しているのが、政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」。党首はあの立花孝志。
今回は、24人の候補者を擁立し、都内約1万4000か所あるポスター掲示板について、一定額(現在は2万5000円)を寄付すれば、1か所の24枚分のポスター掲示を寄付者が即時に作成したものを貼って言いという「商売」をしている訳で、現在、1000~1500か所が「売却」済みだというのですが。
まあ、こんな事を考える者が出てくる想定はないので、それを規制する法律はないとのこと。まあ、うまく考えたものですが、ただ、現状での売り上げは1000万円程度。候補者24人の供託金は7200万円(一人300万円)。もちろん、候補者からも出させてはいるのでしょうけれども。

なんとも、『選挙』を馬鹿にした行為。
なんというのか、『選挙』の質というか、『意味』を台無しにしているとしか言えません。

まあ、『選挙』そのものに目を向けさせたという面はありますが、これを東京の有権者がどうとらえるのか。
『政治資金』の問題では、あやふやな対応をした政府、自民党ですが、これにより『選挙制度』に関する法律の見直しを行うのか。
ただ、『放置』はできないと思います。それでも、『法改正』をしても、『抜け道』を見つけてくる輩が絶えないもの事実。

抽象的な言い方ですが、『治安のいい国』、『ゴミの少ないきれいな国』、・・・
日本のいいイメージを壊さないでほしい。

そもそも『選挙』で言えば。
中国の様に、国民に『選挙権』のない国もあります。国のリーダーや政党を選ぶ『選挙』自体がありません。国民には選択の余地がない。
また、ロシアのように『選挙制度』はあるけれども、『反政府勢力』に選挙に出る機会はなく、弾圧され、『選挙』といっても結果の決まっている出来レースでしかない、形式的なものという国はいくつもあります。

ヘリコプターの墜落事故で大統領が死亡したイラン。大統領選挙が実施される訳ですが、選挙に出馬するためには『審査』がある。最終的には『最高指導者』の意に添う候補者しか出馬できない。
香港も、民主化が抑え込まれ、今では民主派が選挙に出ることもできない。選挙に出るには『忠誠』を口にしないといけない訳で、とても「民主的」な田居とは言えません。

これらの国では、『選挙』によって体制を変えることは出来ません。現政権の政策に満足できない場合、『選挙』で他の政党、他の候補者に投票するということができない訳です。『政権交代』などできません。

でも、少なくとも日本では、それができるはずですが。
あまりにも、国民の関心が低い。結果、投票率が低い。
公正が『選挙』ができる。候補者として選挙に出ることもできる。投票により候補者から選ぶこともできる。
そういう権利があることの意味。もう少し理解して、選挙に臨んでいただきたい。そう思います。

では、また。


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