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西やん66歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1262 【選択的夫婦別姓など】

2024-06-21 20:15:30 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は、結局、晴れました。明日からは雨のようです。
今日は、一日落ち着いていました。
バタバタの6月も残り1週間ですが、主要な処理は終わったので落ち着きました。当面は、平和かなと思います。

【選択的夫婦別姓など】
今の朝ドラは、『虎に翼』です。
女性初の弁護士になった方がモデルですが、戦前から戦後が描かれています。

戦後、日本の敗戦に伴い、GHQ主導で新しい『憲法』が制定され、施行されました。それに伴い、関連の法案の策定もあり、朝ドラでは『民法』が取り上げられていました。

その中で描かれたものとして、「家族」「夫婦」の姿が法律上どうあるべきかの議論がありました。
それまでの「男系」「家長制度」に固執する意見もあれば、憲法の『法の下に平等』であることを、『民法』でどう定めるのかが議論され、今の形となっています。

しかし、戦後に作られた法律が多く、現代の社会にそぐわなくなっている部分もあるかと思います。そういう部分については、積極的に(憲法を含め)『改正』してもらいたいと思います。

今日、仕事から帰り、テレビを付けたら、ちょうど岸田首相の記者会見が放送されていました。そして、ちょうど、『選択的夫婦別姓』についての話をしていたようでしたが、よく聞き取れませんでした。
ただ、『いろんな意見がある』『これから議論を重ねる』は聞き取れたかな。

例えば、『選択的夫婦別姓』の問題は、今に始まったことではなく、以前から出ていました。それでも進まない。
今の『民法』に、「夫婦いすれかの姓を名乗る」ことが規定されているため、「夫婦が別姓にできない」訳です。いろいろ検討しないといけない課題はあるかと思いますが、あくまでも『選択的』な訳です。
いろんな意見があるでしょう。ただ、『現状のままで』という方は、『選択的夫婦別姓』が導入されても、ダメな訳ではないので、何も問題ないはずです。
あくまでも、『別姓』を選択した方が選択するだけ。子どもの「姓」をどうするか。これも『(親の)選択制』とし、『手続きを踏めば、夫婦いずれかの姓に変更できる』ようにすればいいだけの話なのではないでしょうか。
いろいろな意見が出るのは当たり前です。
しかし、「既存の法律の規定」に対して「選択肢」を増やす訳ですから、「選択したい人が選択すればいいこと」で、社会が拒否するようなことでもないと思います。
『ブレーキをかけている』意味が分かりません。さっさと決めればいいのに。と思います。

合わせて言えば、『同性婚』についても認めるべきではないでしょうか。
『同性婚』を認めることに何の支障があるのでしょうか。
「人の姓」「恋愛のかたち」はいろいろです。それは認めるべきであり、相当認知されてきていると思います。
「男」と「女」の結婚だけが正しいのか。「同性のカップル」の存在は今に始まったことではないはずです。ただ、表に出せなかっただけで、ずっと昔からあったでしょう。
性別を「男」と「女」に分けることも、その決まり事に会わない方もいらっしゃいます。
法律的に『結婚』とは、夫婦間での権利関係などいろいろ決まり事がある訳で、それにも続いて社会が動いています。
例えば、夫婦のいずれかが「手術」を受けないといけない場合、家族としての「妻」または「夫」が同意する必要があります。それが、『同性婚』は法律では認められていないため、「手術の同意」もできません。他にも「家族」として対処することができません。
相続などの問題もそうですね。
でも、『同性婚』を法的に認めて、何が問題なのでしょう。

確かに、真の意味での「生殖活動」はできない訳ですが、だからと言って、「同性」ではなく、「男女」で結婚しなさいにはならない訳です。
つまり、今、子どもの出生率の減少などが問題になっていますが、それと『同性婚』は関係ありません。『同性婚』を認めようが認めまいが変わりません。
『同性婚』を希望される方は、法的に認められるかどうかは別として、事実上の『同性婚』をされるでしょう。

であれば、法的に『結婚』して、『夫婦』としての権利や義務、受けられるサービスを『同性婚』の方に同じように求めても、何ら問題ないはずです。
逆に、『同性婚』される方も『納税者』である訳ですから、「行政サービス」で使用される税金が、自分達に適用されないのは「不公平」だとも言えます。

『選択的夫婦別姓』も、『同性婚』も、『選択』の問題です。
それによって、他と何も『差』はないはず。
そう選択するかは、国民の『自由』。そして、同じ「権利」「行政サービス」を受け、同じ「義務」を負う。それでいいのでは。

まさか、『宗教的に反対』などということが「進まない理由」になってはいませんよね。少なくとも、日本では「宗教的なしばり」はあってはいけないと思います。仮にあったとしても、それは「個人の問題」で、「反対」ではなく「選択」しなければいい訳ですから。なので、自分と違う人にとやかく言うのもおかしい。

ふと、首相の記者会見を観ただけですが、こんな事を考えてしまいました。

何かと、『国民に丁寧に説明して』とか国会答弁などで答えていたり、記者会見で述べたりしていますが、『国民に丁寧に説明』しているとこと、観たことも感じたこともありません。要は、「説明したとしても『丁寧』でもなく、『分かり易く』もない」のが実情でしょう。

とにかく、今は『政治不信』というか、そこも、誰も『期待できない』状況でしょう。
『憲法改正』、『民法』などその他の法律の改正。
本気でリーダシップを発揮して、進める政治家が出てくれば、世の中の反応は変わるかも知れませんね。
国民全員が『賛成』することなどありえないのですから。

明日、明後日は「何もない日」。
でも、雨の様です。

では、また。


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