こんばんは。
とうとう、イスラエル軍が、ガザ地区最大のシファ病院に突入したとのこと。
イスラエルは、シファ病院の地下にハマスの司令部などがあると主張している訳ですが、まだ、発見はできていなとのこと。
「9.11」を受けて、アメリカがイラクに「大量破壊兵器」がるとして侵攻した訳ですが、結果として「大量破壊兵器」は見つかりませんでした。ただ、イラクのフセイン政権が倒されましたが。
それと同じように、「結局、病院の地下には何もなかった」とはならない事を願います。でなければ、あまりにも犠牲が多すぎます。
【マイナスの記者会見】
今年は、不祥事に関連する「記者会見」が開催され、ある意味『逆効果』というか、更に疑問を抱かせたり、印象を悪化させる結果となる例が多いようです。
『ビッグモーター』の保険金不正請求問題に端を発し、店舗前の道路の樹木が枯れていることや、上層部(社長の息子の副社長など)の壮絶なパワハラの問題が明るみに出ていながら、当の副社長は会見には出席せず。
社長(創業者)は、「認識していない」発言ばかりで。
その前後の報道と合わせて、『ビッグモーター』に対する不信は拡大し、企業として「車検の認定」や「保険代理店」としての資格はく奪など、「中古車販売業」としては致命的な措置をとられています。
あまりにも「ずさんな会社運営」が世間の耳目にさらされました。
『ビッグモーター』は存続していけるのでしょうか。
『日大アメフト部員の大麻使用』での大学側の会見もひどいものでした。
「日大アメフト部」と言えば、試合中に故意に相手選手に体当たりした問題で、監督、コートが辞任したことがありました。
今度は、選手(学生)の不祥事ですが。
上層部のコミュニケーション不足というか、意識が低いのか、インタビューで
林理事長が「大麻などの問題はない」と発言してしまうこともあり。
「寮」を大学側が捜索して、発見した「植物片の様なもの」を、こともあろうに元検事の副学長が発見から12日後に届け出たと。
現在、上層部で絶賛内紛中です。
そして、『ジャニーズ事務所の性加害問題での会見』
ジャニー喜多川氏が亡くなって、急速に表に出てきた問題。ジャニー喜多川氏が生きている間に「問題」として、「犯罪」として対応できなかった会社と、そして、マスコミもやり玉にあがりましたが。
荒れ気味の会見に、更に「火」をつけてしまったのが「記者のNGリスト」の存在。
記事によれば、当日に会見のあったビルのコンビニでコピーしたとか。
それを持ち込んだところをNHKなどのカメラに撮られ、映像を拡大したら「記者NGリスト」と読み取れるというもの。
「記者会見」の運営をコンサル会社に委託したとのことですが、あまりにもずさんな対応。
ただでさえ、「対応」が遅れた事務所の姿勢に、更に、こんな「記者NGリスト」が出てくるのですから。
ただ、『まだ、「ジャニーズの会見の方がまし」』とまで言われたのが、昨日の『宝塚歌劇団』の会見。
「長時間労働」と「パワハラ」が原因だと訴える亡くなった25歳団員の遺族側に対し、「長時間労働」に関しては、時間数の差はあれど「非を認めた」劇団側でしたが、「パワハラ」については「なかった」と。
遺族側は、亡くなった団員が母親にあてたLINEの内容を劇団側に提出しているにもかかわらず、会見では一切それにはふれずに「パワハラ」を否定しました。
更には、次期理事長候補が、(ヘアーアイロンでの火傷について)「証拠があるなら提出していただきたい」との発言。これが、「重く受け止め、体制を一新する」としている劇団の次期理事長になる人の発言なので、「何も変わらない、変える気がない」と思われてもしかたないでしょう。
更には、『外部弁護士に依頼した調査報告』の中身。まず、外部弁護士9人に依頼したそうですが、9人は全員同じ弁護士事務所の所属で、ようは「丸投げ」だったこと。
現役団員へのヒアリングは62人で、他に4人が『拒否』したと。更には、OBへのヒアリングは1人。
上級生ににらまれて、下手に発言できない下級生が居ると思われるため、本来は、まだ自由に発言できるOBに、より多くからヒアリングすべきところを1人。
Yahoo!ニュースで、ある週刊誌の記事を観ましたが、「実名」です。
「ヘアアイロン」で火傷をさせた上級生の名前も、上級生が被害者を罵倒したことに関係した組長なども「実名」。
今は、「宙組」以外の公演は続けられているようですが。
このままでは、少なくとも『宙組』の公演を開催するのは難しいでしょうね。
残念ながら、「歴史がある歌劇団」の内部は、時代の変化に合わせて「変化」はできなかったようですね。そして、上層部の頭も何も変わっていないようです。
では、また。