こんばんは。
今日は、肌寒く感じました。
福岡市の最高気温は19.8度くらいでした。
ただ、これが平年並みなのでしょう。もう、11月ですからね。
【イスラエルとハマスの戦争】
今は、「ガザ地区での死者数が1万人を超えた」と報道されています。
それに対して、イスラエル側の死者数は、1か月前の戦闘開始時点から1400人以上で変化はありません。
ロシアの「ウクライナ侵攻(侵略)」の関して言えば、ロシアが一方的に「ウクライナへの侵攻」を開始し、戦争の範囲は、ほぼほぼウクライナ領土内だけです。つまり、「侵攻(侵略)」を始めたロシアの国内には、ほとんど被害がないということです。
ただ、ロシア兵の戦死者、戦傷者の数は膨大なようで、追加での動員をかけたくらいですから、性格な数字は発表されていませんが、相当な人数の戦死者が出ていると思われます。
ただ、ウクライナも同様で、更に、ロシアが「民間施設」への攻撃を行っているため、一般市民の死傷者も膨大な数になると思われます。
個人的主観ですが。
「ロシアのウゥライナ侵略戦争」に関しては、明らかに「ロシア」が悪く、ロシアには「制裁」を、ウクライナは「支援」されるのは当然であると思います。ただ、これは(ロシアなどが言う)『西側』の見方なのでしょうが。
それに対して、今回の「イスラエルとハマスの戦争」はどうなのか。
今は、パレスチナのガザ地区へのイスラエルの空爆などが激しく、ガザ地区の一般市民の死傷者の数も相当数になり、「パレスチナ支持」「イルラエルを非難する」の声が世界的には大きいように思います。
当然のことの様に、国連安保理も「中国、ロシア」などと「アメリカを中心とする『西側』」の対立があり、何もまとまりません。
常任理事国のアメリカ、ロシア、中国などが「拒否権」を発動させるためまとまりません。
ただ、「決議案」の中で、「イスラエルを非難するだけで、ハマスを非難していない」など、ある意味一方的な意見が多く、これでは「承諾」できない。となってしまいます。
イスラエルとパレスチナの関係は、長い歴史の中で続いてきた根深い対立がある訳ですが。
忘れてはいけない(無視してはいけない)のが、『仕掛けたのはハマス』であることです。
突然に、大量のロケット弾を発射し、イスラエル国内を攻撃すると同時に、1000人とも言われる戦闘員がイスラエル領土に侵入し、無座別に一般市民も殺害しています。それも、何百人という単位で。
更に、240人程度とも言われる一般人の『人質』をとっている点です。これも許されることではありません。とでも卑怯な方法です。
この点を無視して、「イスラエルのガザ地域への空爆で一般市民、とくに、子どもと女性がたくさん殺害されている」と、この点だけを非難するの違うかなと私は思います。
ハマスの戦闘員(や、人質もと言われていますが)は、ガザの地下に張り巡らされた地下道や地下施設に隠れ、ロケット弾も地下施設に続く隠れた場所から発射しているとのこと。
その地下道が、ガザ地域の建物に下を縦横無尽に走っている訳ですから、地上の強力な攻撃をすることも、ある意味、致し方ないこと。
「ハマスが民間人を盾にしている」は、この地下構造からも言えることだと思います。
ただ、難しい話であり、相当な損失が出る可能性が大きいのですが、「特殊部隊」などで地下に対しては地下に侵入して戦うという選択肢がとれるのであれば、その方が一般市民への被害は少ないでしょう。
ただ、現実的には、相当な危険を伴うことで、イスラエル側の兵員の損害も相当なものになります。
そうなると、選択肢としては、「空爆」となってしまうのか。
解決の糸口は全然見えていません。
ただ、「どちらが悪い」と一方だけを支持するのは違うかな。と思います。
最初に「ハマスの大規模な攻撃」がありましたが。
ハマスも、「仕掛ければ、イスラエルがそれにも増して反撃してくる」ことは分かっているはずです。それにより、一般市民に多大な影響が出ることは織り込み済みのはず。
なので、今の現状について、一方的にイスラエルだけを非難することはできません。
もう、1か月も「人質」を解放しないのも、許されないこと。
まずは「人質」を解放すること。少なくとも、それまではイスラエルとしては攻撃を止められないでしょう。
ロシアとウクライナもそうですが、これ以上、戦争が拡大しないように。
ハマス以外のイスラム組織や、ましてや、イランが直接参戦しないこと。
これが拡大すれば、石油、天然ガスの価格が上昇するたけでなく、中東から他への飛び火も危惧されます。
おそらく、イスラエルは「外部の圧力」だけでは戦争をやめられないでしょう。「ハマスを壊滅する」か「人質全員を解放する」か。それまでは、止まらないでしょう。
間に入って、止められる国も、国際機関も、今はないのが実情だと思います。
残念ですが。
私の考え、見方を書きました。
では、また。