人生の放課後

雑記・・・・・

想い出 「母からの手紙・・・」

2007-03-26 00:08:10 | Weblog

             花韮

  昭和47年10月○日、その一年前お見合いしたMさんと私は結婚した。
  浅草と山形、遠く離れてデートも数えるほどだった・・・
  当時Mさんの事を私はどれだけ理解していたかしら?お互いに・・・
  唯~不安だけがつのり、結婚式を前にゲッソリ痩せてしまっていた。
  今で言うマリッジブルーとでもいうのかナ?

  何とか無事に結婚式も終わり、一週間の新婚旅行九州へ
  アッという間に楽しく旅行も終わり、
  新居に戻ると、一通の手紙が届いていた。
  それは母から・・・
  
  「結婚式の後、母は寂しくて 私の部屋だった四畳半の部屋の明かりを
  消せずにいる・・・・・と、私がそこにいるような気がする、と・・・
  イヤなことがあったら、いつでも帰ってくるように!
  いつまでも私の部屋をそのままにしておくから・・・・・」
  そんな内容の手紙だった。

  不安で一杯の私は母の手紙に大泣きしてしまった
  今も鮮明に覚えている。

  あれからもう今年で35年、この手紙が心の支えであったろうか?
  四畳半の部屋に戻らずに、ここまで来れた

  時々思いだしては・・この黄ばんだ封筒と手紙を手にし、母の温もりを感じ
  何度読んでも又・・・
  

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先ほどはどーも・・・です。 (tae)
2007-03-26 11:47:11
いつもおしゃべりに付き合ってくれて、どうも・・・です。
相変わらず、写真ですね。

何処かに出かけて、思いっきり写真撮ってみたいな~

ところでyunさんは、お母さんっ子で、お母さんも可愛がっていたから、本当に淋しかっただと思うよ。
yunさんがお嫁に行く頃は70歳位だったはず・・・
8人全員の結婚式をしてくれた両親は、今思うと凄いね。明治生まれは何処か違うよね。
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taeさん、こんばんわ♪ (yun)
2007-03-26 19:13:42
taeさん、疲れはとれましたか?

私はあれから○桑さんとランチしながら
グルグル歩き回ってきました

書くことの好きだったお婆ちゃんから
手紙をいっぱいもらってます
中でもこの手紙は一番印象に残り
この時期部屋の中を片付けると必ずこの手紙を読んでは
いつも涙がでます。

村○のお婆ちゃんの日記、山形の母の手紙が
私の宝物かな
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花韮 (ako.)
2007-03-26 20:22:53
見事に 咲いていますね
私が この間見た 植物園では
ポツリポツリでした

お母様の手紙 よいですね
いつでも帰ってくるように・・
お母様の思いが伝わってきます
yunさんと お母さんの関係が
とても いいものだったのでしょうね

私は1日も早く 家を出たかったです
だから 最初の結婚は
家を出るため、も あったかもしれません

35年 一緒に過ごされてきてるのは
やはりyunさんとご主人の 
お互いを思いやる気持と努力と相性でしょうか?

お母様も 仲の良いご夫婦に
喜んでおられるでしょうね
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akoさん、こんばんわ♪ (yun)
2007-03-26 21:20:15
嬉しいコメントありがとうございます♪

私、小学校高学年までベッタリ母の傍で寝てました

明治生まれの両親ですから、父は頑固で
その父に母は一度も逆らったことありませんでした。

そんな両親をお手本との思いで見てましたから、
私の結婚観は一昔前の感覚でした。が
夫は父と正反対の人とっても気楽な人です。
ついつい比較してしまうこともありましたが、
35年も一緒にいるわけですから、
きっと相性が良かったのでしょうネ
今は一番頼りになる夫です
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昔のお話 (ひらりん)
2007-03-26 21:28:23
私は結婚のときに、ゴタゴタして、両親に迷惑をかけたので、母宛の手紙を従妹に託して新婚旅行に出かけました。しかし、何を勘違いしたのか、母は、友だちから私への手紙だと思い込んで、封も切らずにまた私の手元に戻ってきちゃって…結局渡しそびれました。
母は亡くなるときに、聞こえなくなった私をよろしくと夫に書き残しました。おかげで?30年以上持ってます。
私も新婚旅行から帰って、侘しい借家に2人きりになったときは実家に帰りたくて泣きましたね。
今は、実家に行っても早々に我が家に帰りたくなります。
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ひらりんさん、こんばんわ♪ (yun)
2007-03-26 21:56:54
ひらりんさんの昔のお話聞かせて頂き有難うございました。
手紙にはいろんな思い出がありますね♪

学生時代に母はよくダンボールに季節の食べものを詰め
送ってくれましたが必ず手紙が添えてありました。
その真似をして息子に同じ様にしたら、
「母ちゃん、手紙はいいから・・」と断られました
今頃の時期、窓を開け放し家中大掃除したくなりませんか?
こんな時、必ず昔~の思い出の物と出会い
再び思い出が甦ります
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母の愛 (ミサ)
2007-03-30 04:09:42
朝早くから私まで、シンミリ。
yunさんの気持がすごく理解できて。
私も末っ子で、いつまでも母と一緒に寝てました。
私にとって、今も母の日記が宝物で、
落ち込んだとき、何時も読んではたり、を、もらっています。

いくつになっても私なんか孫のいる歳になっても、
母を何時も思い出しています。
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おはようございます♪ (yun)
2007-04-03 11:54:02
ミサさん、コメントに気付かず失礼しました
ミサさんも末っ子でしたね
やはり同じ思いなのですね

母は晩年動けなくなっても、書くことが好きで
孫達とも手紙の交換してました
孫の年齢差が上はもう50歳以上で下はウチの息子
30歳ですから
ウチの子供達が一番小さかったので記憶があまり
ないようで寂しいです。
が、父方の母、お婆ちゃんとはつい最近まで一緒に
暮らしました
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