姉と最後のお別れをして帰宅後
何も手に付かず、ボーと過ごしています。
今思えば~~
最後の入院となった40日間、
姉は決して笑顔を忘れませんでした。
とても印象に残ってるのは最後に病院を訪れた時のこと、
病室のドアを開けると、
「何というタイミングで来てくれたの!嬉しい~~」と
凄く喜んでくれたのです。
Tさん(夫)が疲れているのでは?と
一晩でも休ませてあげたいとの姉の思いが伝わりました。
今回の入院では姉の様子が今までと違ってましたので
毎回、今度が~~最後かも知れないと の思いが強く
姉の枕元に寄り添い、二人で出来る限り いろんな話をしましたぁ~
病気を告知された2年前から覚悟を決めていた姉は
終活の日々、いつにも増して家の中を整理整頓し
遺影にも拘り、お葬式の段取りまで兄に頼んでいました。
その都度私に電話で相談してくる姉に
私は何と言葉を掛けて良いやら、私にとっては一番辛いことでした。
そんな姉が病床で私に
「私は病名を告知されてから一度も泣かなかった・・・」と、
「どこにそんな強さがあったのかと?」とふっと笑ったのです。
私は言い返しました~~
「taeさんの分までどれだけ私が泣いたことかと!」
すると姉は
「ごめんね、泣かせた上に何回も来てもらって看病して貰ったのに恩返し出来ないね・・・」
私は言葉になりませんでした・・・・・
黙って姉の爪を切ってあげたり、顔を剃ってあげたり、
一晩付き添い「又来るね!」と別れたのが最後でした・・・・・
(今回より少しの間 コメント欄閉じさせて頂きます)