夢木香は昨年の10月6日で10周年を迎えました。
以前、西日本新聞に操業して10年残れる会社は26%しかないと、
掲載されていました。リーマンショック前でしたので、
今はもっと少ないかもしれません。
1/4に残れたということは、
ひとえに多くの皆様の御支援の賜物と、
この場をかりてお礼申し上げます。
10周年を記念して記念講演会、記念式典、記念パーティー
等を開催しました。
内容は何回かに分けてブログで紹介していきたいと考えます。
夢木香を創業時ささやかな宴を催し、
「私は夢木香という会社をどのような会社にしたいかと言いますと
夢木香が建てさせていただいた家を100年後メンテナンスできる
会社でありたい」と挨拶しました。
そのために必要なのは、100年の住宅の寿命は最低条件だと思います。
夢木香の事務所がある「浅浦」地区は約150戸の集落の中で、
まだ半数近くの人々の生活が100年前後の家で営まれています
大きな木材を手刻みで仕口を長ホゾ込栓で組んでゆく、
仕上げを呼吸する自然素材で仕上げたら100年残る家が出来ます。
難しいのは100年残る会社です。
「社会が必要とする会社はつぶれない」
と松下幸之助氏は言っています。社会性のある会社です。
最後に愛着を持って住み続けてもらえる家を提供することです。
このように、夢木香が建てさせていただいた家を100年後
メンテナンスできる会社であるため歩んでゆく目標として、
夢木香人憲章を社員とともにつくりました。
夢木香人としたのは夢木香の社員だけではなく、
職人さんや協力業者の人々、お施主様や夢木香とご縁がある方々と
一緒に歩いていけたらと考えます。
夢木香人憲章
われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ
自然素材を活かし 自然環境との共生に努めます
われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ
伝統文化を継承し 次の世代への伝承に努めます
われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ
社会活動を推進し 地域社会の発展に努めます、
100年後の夢木香人たちのことを考えたら、
わくわくするものがあります。
代表 松尾