8月12日、池田武邦先生の邦久庵を訪問しました。
今回の訪問は
11月20日~22日に新建築家技術者集団主催で
第27回 全国研究集会in福岡が開催されます。
場所は国立夜須少年自然の家です。
20日に全国研究集会の基調講演を、
実行委員長の片井さんと弊社の松井と3人でお願いに伺いました。
日頃お忙しくしていらっしゃいますが、
日程もご都合がよく講師を引き受けていただきました。
真夏の暑い日でしたが、デッキで海をながめながら、
自然の涼風に身をゆだねるここちよさを満喫しました。
西日がさしかかるとすだれを下ろしていただきました。
邦久庵を訪れるたびに“超高層から茅葺へ”という感覚を
身体で感じることができます。
すぐおいとまする予定が、
安藤忠雄氏がいるところに入って行ったら大きな声で
「化石人間が来た」言われたという話や、
現代の建築家の中には、建築雑誌に掲載されるまでの家で、
家の寿命や住まう人の使い勝手は考えていない建築家が多いとか、
現代の建築の質の低下をなげかれ、霞が関ビルを造る時は、
前日酒を飲んだ人はだめ、服装のだらしない人はだめ、
とマナーまで含めた取り組みを行い、上下関係がなく、
床にビニールシートを敷き、車座でネクタイをはずし自由きままに
意見交換を行い造り上げたエピソードなど、多くのお話を拝聴し、
3時間近く話し込んでしまいました。
その日に撮影した写真をながめていると、
涼しげな佇まいの住まいだと感じます。
真夏日に涼しげに佇むすまいづくり、
今後の課題をあたえていただきました。
ありがとうございます。
代表 松尾
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