8月3日(火) 雨のち霧一時晴れもしくは雨
三伏峠小屋4:00(起床)/4:50…三伏山5:02…本谷山5:40…塩見小屋7:04~7:23…
塩見岳西峰8:24…塩見岳東峰8:27…蝙蝠岳尾根分岐8:51…安倍荒倉山12:09…
熊ノ平小屋12:33(テント泊)
≪七日目≫
今日は三伏峠から熊ノ平までです。
登山地図での合計CTは縦走中で一番長いです。
とりあえず2時に起きてみましたがかなり降ってますね。
様子見でもうちょっと待って(寝て)見ることにしました。
4時前に起きます。降りは弱くなってきましたが霧がかかってます。
小屋へ行って小屋番さんにちょっと相談。
最新の天気予報は午後まで回復するとのことですが心配です。
山の天気はわからないし無理はしない方がいいよと言われます。
小屋を出てちょっと悩みます。小屋から出てきた人に今日はどちらまで?
と聞いてみましたら熊ノ平と返答。僕と同じ。なんか行く気が湧きました。
テントに戻って朝食を済ませて急いで撤収。なんとか5時前に出発です。
雨の方はもうほとんど止んでる状態でしたね。あとは霧だけ。
三伏峠からは三伏山と本谷山を越えますと、後は下らず塩見岳まで上り調子です。
道はわかりやすいですが道上に池やら沼が出来上がっています。

道の両側から木の枝がせせり出ていて雨具に当たるので
葉っぱに付いた露までもらってびしょびしょです。
本谷山から下りまして最低部から左山を見ながら最少はトラバース気味に登っていきます。
塩見小屋からでしょうか個人で、ペアで、団体で人が下りてきます。
雨具を着てらっしゃらない人がいましたので、
木の枝が飛び出ていて葉っぱに付いた露で濡れますよとだけ教えておきます。
枯れ沢を渡って斜面に取り付き登っていくと稜線に出ました。
塩見新道分岐まで来たら塩見小屋まではあと15・20分です。
お客さんが出て行ってもぬけの殻となった塩見小屋に到着しました。

小屋番さんは忙しそうに掃除中でしたので、悪いかなと思いながらも
ホットコーヒーとフルーツゼリーを頼みます。最後に小屋番さんにお礼を言って塩見岳へ向かいます。

(フルーツinゼリー スプーンが奥の方だったのでナイフで食いました。)

(ほっとするね。)
途中で、可愛い女の子の絵が描かれた看板に塩見岳まであと1時間とありました。

(塩見小屋⇔看板20往復イコール看板⇒塩見岳片道ですね)
足だけで登れるとこもありましたが、両手も使わなければ登れない箇所が多いような気がしました。
岩に○やら矢印が描かれているのでよく注意すれば迷うことはない感じです。

(写真で見るとかなり急。)
あと、落石注意です。看板にもありましたが。
塩見小屋近くの看板通り1時間ほどで塩見岳(西峰)、そこからさらに5分ほどで塩見岳(東峰)です。
僕が登った時にはどちらの頂上にも誰もいませんでしたし、雲の中で何も見えませんでした。
登頂の証拠写真を撮ったら休む間もなく先に進むこととします。
山頂からの下りで2人とすれ違いました。あともうちょっとですよと声をかけます。
人に会えたことで僕も元気が出ます。
ちょっと登り返して蝙蝠岳と尾根を分けます。
ここでCT1時間半ほど早いことに気付きます。今日は長い長いCTを歩く予定でしたのでちょっと嬉しいです。
ここからあと4時間半ほどで熊ノ平です。
それ程標高を稼ぐところも落とすところもないですが、ただだらだらと長い距離を歩く感じです。

(雪投沢源頭あたりだと思います。)

(お花畑です。)

(廃墟の小屋のようです。幕営禁止のはずですが…。)
名のついたピークは北荒川岳・新蛇抜山・安倍荒倉岳で、
北荒川岳はピークの東を巻いてまして北荒川への頂への道はわかりませんでした。
新蛇抜山はそれらしき山はありましたがピーク上に特に何もなかったので確認できず、

(他登山HPの写真と見比べると北荒川岳のようです。)

(どこでしょう?)

(↑のあたりから、農鳥尾根の方見まして滝が流れてました。滝の沢かな?)
安倍荒倉岳は稜線をやや東側に巻いている縦走路から”←一分 安倍荒倉岳”と書かれた看板を頼りに登るとすぐ着きます。
西側が若干開けてますが雲の中で視界なし。
暫く左山で進みましたが段々と標高を落としていき、
発電機と人の声が聞こえてきたなーと思っていたら熊ノ平小屋の屋根が見えてきまして、熊ノ平に到着です。

CT9:50のはずでしたが5時前に出て12時半に付きましたので休憩抜いたら実質CT7:00くらいでした。
他は休憩入れて登山地図ととんとんか区間によってはちょっとオーバーでしたが
CT大幅に切るの意外や意外、力が付いたということでしょうか、それともザックが軽くなってきたからでしょうか。
ふと空を見上げます。晴れ間が出ています。ということは天気予報は当たったのかな??
小屋の前のテラスでは手すりにシュラフやらテントやらをかけて干してる人がいます。
僕も受付を済ませたらテントを張ってその上でシュラフや雨具を載せて干しました。
昼を過ぎてから僕のテントの隣にもう一張り、ルックスのいい感じの男性、
話を聞いたら僕よりちょっと若いくらいで、鳳凰三山から縦走しているのだとか。
僕とは反対方向で最後は茶臼にテント張って光岳を往復して畑薙第一ダムの方へ下山するようです。
僕よりもずっと登山歴は長いようです。
北アや八ツなどあちこち行ってるようで身体の方も出来ているような感じですのできっといけるでしょう。
タイムリミットはあと4日と言ってましたが…僕じゃ無理だなぁきっと。
もう一人、ちょっと離れた所にテント張ったおじさんですが、
食糧が自分で配合したという柿ピーとあんぱんという方です。
他にも色々研究なさってるようで話を聞いていて面白いなと思いました。
彼は、次の日熊ノ平をベースにして塩見を往復すると言ってましたね。
僕は次の日は、北岳肩の小屋まで行って、その翌日に広河原へ下山、
岐路に付くという計画でいましたが、どうやら久々に天気良さそうなので
無理がなければ一気に広河原まで下りることに決めました。
一応、熊ノ平から広河原へのCTは9:30で三伏峠から熊ノ平までの
9:50をやや下回っているので行けるであろうという判断です。
明日は一応最後の頑張りなので缶ビールは明日までお預けとしました。
広河原に下りたら飲むぞー。
6時くらいにシュラフへ潜って、2時間くらい経ってからトイレに行きたくなってテントから出ました。
ふと空を見上げると、そこには満天の星空。天の川もはっきり見えます。
これ程のものは一か月前の白山・南竜以来ですね。
というかこれ程のものはそれなりに山に入らないと見れませんけどね。
トイレから戻ったら、テントから一眼レフと三脚を取り出して再び外へ出ます。
一週間担ぐだけ担いで使い道のなかった三脚、やっとこさ出番です。
ただの重りじゃなかった…。
北の方角で1時間程でしたが流れ星も頻繁に流れました。

フリースを着て星空観察会です。星座の名前は相変わらずカシオペアと北斗七星とオリオンくらいしか知りません。
でも眺めでいるだけでもサイコーな気分にさせてくれます。

(南の空から延びる天の川です。)

(これは飛行機ですね。)
ここまで山の眺めはあんまり良くなかったけど、
百間洞のトンカツと今日この時の星空は裏切らなかった…そんな感じですかね。
でも明日は晴れて山の素晴らしい眺めを堪能させてほしいものです。
フリースを着ていても冷えますので小一時間ほどでテントへ戻ります。
三伏峠小屋4:00(起床)/4:50…三伏山5:02…本谷山5:40…塩見小屋7:04~7:23…
塩見岳西峰8:24…塩見岳東峰8:27…蝙蝠岳尾根分岐8:51…安倍荒倉山12:09…
熊ノ平小屋12:33(テント泊)
≪七日目≫
今日は三伏峠から熊ノ平までです。
登山地図での合計CTは縦走中で一番長いです。
とりあえず2時に起きてみましたがかなり降ってますね。
様子見でもうちょっと待って(寝て)見ることにしました。
4時前に起きます。降りは弱くなってきましたが霧がかかってます。
小屋へ行って小屋番さんにちょっと相談。
最新の天気予報は午後まで回復するとのことですが心配です。
山の天気はわからないし無理はしない方がいいよと言われます。
小屋を出てちょっと悩みます。小屋から出てきた人に今日はどちらまで?
と聞いてみましたら熊ノ平と返答。僕と同じ。なんか行く気が湧きました。
テントに戻って朝食を済ませて急いで撤収。なんとか5時前に出発です。
雨の方はもうほとんど止んでる状態でしたね。あとは霧だけ。
三伏峠からは三伏山と本谷山を越えますと、後は下らず塩見岳まで上り調子です。
道はわかりやすいですが道上に池やら沼が出来上がっています。

道の両側から木の枝がせせり出ていて雨具に当たるので
葉っぱに付いた露までもらってびしょびしょです。
本谷山から下りまして最低部から左山を見ながら最少はトラバース気味に登っていきます。
塩見小屋からでしょうか個人で、ペアで、団体で人が下りてきます。
雨具を着てらっしゃらない人がいましたので、
木の枝が飛び出ていて葉っぱに付いた露で濡れますよとだけ教えておきます。
枯れ沢を渡って斜面に取り付き登っていくと稜線に出ました。
塩見新道分岐まで来たら塩見小屋まではあと15・20分です。
お客さんが出て行ってもぬけの殻となった塩見小屋に到着しました。

小屋番さんは忙しそうに掃除中でしたので、悪いかなと思いながらも
ホットコーヒーとフルーツゼリーを頼みます。最後に小屋番さんにお礼を言って塩見岳へ向かいます。

(フルーツinゼリー スプーンが奥の方だったのでナイフで食いました。)

(ほっとするね。)
途中で、可愛い女の子の絵が描かれた看板に塩見岳まであと1時間とありました。

(塩見小屋⇔看板20往復イコール看板⇒塩見岳片道ですね)
足だけで登れるとこもありましたが、両手も使わなければ登れない箇所が多いような気がしました。
岩に○やら矢印が描かれているのでよく注意すれば迷うことはない感じです。

(写真で見るとかなり急。)
あと、落石注意です。看板にもありましたが。
塩見小屋近くの看板通り1時間ほどで塩見岳(西峰)、そこからさらに5分ほどで塩見岳(東峰)です。
僕が登った時にはどちらの頂上にも誰もいませんでしたし、雲の中で何も見えませんでした。
登頂の証拠写真を撮ったら休む間もなく先に進むこととします。
山頂からの下りで2人とすれ違いました。あともうちょっとですよと声をかけます。
人に会えたことで僕も元気が出ます。
ちょっと登り返して蝙蝠岳と尾根を分けます。
ここでCT1時間半ほど早いことに気付きます。今日は長い長いCTを歩く予定でしたのでちょっと嬉しいです。
ここからあと4時間半ほどで熊ノ平です。
それ程標高を稼ぐところも落とすところもないですが、ただだらだらと長い距離を歩く感じです。

(雪投沢源頭あたりだと思います。)

(お花畑です。)

(廃墟の小屋のようです。幕営禁止のはずですが…。)
名のついたピークは北荒川岳・新蛇抜山・安倍荒倉岳で、
北荒川岳はピークの東を巻いてまして北荒川への頂への道はわかりませんでした。
新蛇抜山はそれらしき山はありましたがピーク上に特に何もなかったので確認できず、

(他登山HPの写真と見比べると北荒川岳のようです。)

(どこでしょう?)

(↑のあたりから、農鳥尾根の方見まして滝が流れてました。滝の沢かな?)
安倍荒倉岳は稜線をやや東側に巻いている縦走路から”←一分 安倍荒倉岳”と書かれた看板を頼りに登るとすぐ着きます。
西側が若干開けてますが雲の中で視界なし。
暫く左山で進みましたが段々と標高を落としていき、
発電機と人の声が聞こえてきたなーと思っていたら熊ノ平小屋の屋根が見えてきまして、熊ノ平に到着です。

CT9:50のはずでしたが5時前に出て12時半に付きましたので休憩抜いたら実質CT7:00くらいでした。
他は休憩入れて登山地図ととんとんか区間によってはちょっとオーバーでしたが
CT大幅に切るの意外や意外、力が付いたということでしょうか、それともザックが軽くなってきたからでしょうか。
ふと空を見上げます。晴れ間が出ています。ということは天気予報は当たったのかな??
小屋の前のテラスでは手すりにシュラフやらテントやらをかけて干してる人がいます。
僕も受付を済ませたらテントを張ってその上でシュラフや雨具を載せて干しました。
昼を過ぎてから僕のテントの隣にもう一張り、ルックスのいい感じの男性、
話を聞いたら僕よりちょっと若いくらいで、鳳凰三山から縦走しているのだとか。
僕とは反対方向で最後は茶臼にテント張って光岳を往復して畑薙第一ダムの方へ下山するようです。
僕よりもずっと登山歴は長いようです。
北アや八ツなどあちこち行ってるようで身体の方も出来ているような感じですのできっといけるでしょう。
タイムリミットはあと4日と言ってましたが…僕じゃ無理だなぁきっと。
もう一人、ちょっと離れた所にテント張ったおじさんですが、
食糧が自分で配合したという柿ピーとあんぱんという方です。
他にも色々研究なさってるようで話を聞いていて面白いなと思いました。
彼は、次の日熊ノ平をベースにして塩見を往復すると言ってましたね。
僕は次の日は、北岳肩の小屋まで行って、その翌日に広河原へ下山、
岐路に付くという計画でいましたが、どうやら久々に天気良さそうなので
無理がなければ一気に広河原まで下りることに決めました。
一応、熊ノ平から広河原へのCTは9:30で三伏峠から熊ノ平までの
9:50をやや下回っているので行けるであろうという判断です。
明日は一応最後の頑張りなので缶ビールは明日までお預けとしました。
広河原に下りたら飲むぞー。
6時くらいにシュラフへ潜って、2時間くらい経ってからトイレに行きたくなってテントから出ました。
ふと空を見上げると、そこには満天の星空。天の川もはっきり見えます。
これ程のものは一か月前の白山・南竜以来ですね。
というかこれ程のものはそれなりに山に入らないと見れませんけどね。
トイレから戻ったら、テントから一眼レフと三脚を取り出して再び外へ出ます。
一週間担ぐだけ担いで使い道のなかった三脚、やっとこさ出番です。
ただの重りじゃなかった…。
北の方角で1時間程でしたが流れ星も頻繁に流れました。

フリースを着て星空観察会です。星座の名前は相変わらずカシオペアと北斗七星とオリオンくらいしか知りません。
でも眺めでいるだけでもサイコーな気分にさせてくれます。

(南の空から延びる天の川です。)

(これは飛行機ですね。)
ここまで山の眺めはあんまり良くなかったけど、
百間洞のトンカツと今日この時の星空は裏切らなかった…そんな感じですかね。
でも明日は晴れて山の素晴らしい眺めを堪能させてほしいものです。
フリースを着ていても冷えますので小一時間ほどでテントへ戻ります。
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