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Buona Verdura

人生を味わい尽くす食いしん坊野菜ソムリエの日々の記録

爽やかなヤマモモドレッシング

2011年06月24日 | ベジフル日記
深紅色が何とも鮮やかなヤマモモが入荷されてきた。




これで1000円もすると聞いてちょっとビックリ。

イタズラ好きな果物売り場の兄ちゃんが

「食ってみる?」

とひとつくれたので

「わぁ、カットフルーツに使えるかな」

とワクワクしながらかじってみたら・・・

「すっぺぇぇぇ!(>*<)」

ほんのり甘いイメージがあったけど、とにかく私が食べたヤマモモは強烈に酸っぱかった。
でも、妙に後を引く爽やかな酸っぱさでもある。

ジャムや果実酒、それから生産地では醤油漬けにして食べたりもするらしい。

この味、肉のソースに合いそう!

ということで、早速試してみた。

肉のソースにはバッチリだろうけど、サラダのドレッシングにはどうかな?

と悩んだ末、焼いたステーキ肉を入れたサラダをつくることに。
(ものぐさ的な解決策^^;)

ヤマモモの風味を楽しむために、ドレッシングは極めてシンプル。
細かく刻んだヤマモモを火にかけ、煮立ってきたら塩コショウで味付けするだけ。
火を止めたあと醤油も香りづけ程度に加えてみた。




これをサラダに和えると・・・想像を裏切らない美味しさだった

爽やかな酸味が口の中いっぱいに広がって、肉もさっぱりといただける。

ミキサーにかければよりなめらかになるけど、刻んだ実はよく絡むし食感も楽しめるのでこちらもおすすめ。

ソテーした魚にも合いそうだし、和風のパスタソースにもなりそうなヤマモモのソースやドレッシングは、何といってもこの鮮やかな色が魅力かな

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坊ちゃんかぼちゃ

2011年06月18日 | ベジフル日記
坊ちゃんかぼちゃは手のひらサイズのかわいいかぼちゃ・・・っつっても、今回買ってきたのはこぶしより一回り大きめ(どうせ写真撮るなら手のひらに乗せて撮ればよかったか




何といってもこの坊ちゃんかぼちゃのいいところは、このままラップにくるんで電子レンジに6~8分(大きさによる)かけるだけで、そのまま丸ごと食べられちゃうってとこ。

大きいかぼちゃだと切るだけで一苦労だもんね。

中身を一旦くり抜いて皮を器代わりにしたグラタンなどは坊ちゃんかぼちゃ料理の代表的なものだけど、この日はサラダが食べたかったのでパンプキンサラダを作ってみた。




私のかぼちゃサラダは玉ねぎの薄切りとハムを入れるだけの簡単なもの。
味付けは塩コショウとマヨネーズ少々。仕上げに生クリームをちょこっと足すと美味しい。

小さくても普通のかぼちゃよりビタミンなどの栄養価が高いといわれてる坊ちゃんかぼちゃ。

レンジであっという間にやわらかくなって、皮も器として使えるので、おもてなしの一品としても活躍してくれそう
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初の塩らっきょ作りに挑戦

2011年06月06日 | ベジフル日記
待ちに待った鳥取砂丘のらっきょうがようやく店頭に出てきた。
早速1kgを購入。




昨年末に こちら でいただいた塩らっきょうがあまりにも美味しかったので、今年は我が家でも大量に漬け込もうと首を長くしてこの日を待ち侘びていたのだ。

ゴロゴロとよく泥を洗い落としたあと、薄皮をせっせとはがし、丁寧にひげ根と芽先を取る作業だけで約1時間。

おー、パールのごとく輝いちょる




一口にらっきょうの塩漬けと言っても色んな作り方があるようだけど、とりあえず今回は煮立てた塩湯(水カップ2に対し粗塩大さじ5)に漬けて自然に冷ます方法でチャレンジしてみる。

冷めたら塩水ごと保存容器に入れて冷蔵庫で寝かせること1週間。

待ちきれなくて食べてみたら、結構しょっぱかったけどシャキシャキとした歯ごたえが抜群でめっちゃ美味しかった~!




水にさらして塩抜きをして食べてもみたけど、やっぱりお酒のつまみにはしっかりとした塩気を感じられる方がいいね。

でもコレ、あっという間になくなってしまった

来年はもっとどっさり漬けなくちゃ
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ミニ野菜で楽しむバーニャカウダ

2011年04月22日 | ベジフル日記
マルシェにかわいいミニ野菜たちが並んだ。

ミニ大根、ミニ人参、紅白大根、ラディッシュなど。

バラ売りなので小さなミニ大根も1本から買うことができてなかなか好評。

中でも色とりどりの詰め合わせが人気で、お客様に「おまかせするから色々詰めてくれる?」なんて言われてカラフルな詰め合わせを作るのは楽しかったし、受け取る方の嬉しそうな顔にこちらも幸せになった♪

バーニャカウダやピクルスの材料として勧めていたが、自分でも買ってきて早速楽しんでみた。




美味しかったのはミニ人参。
ポキポキと歯ごたえが良くとっても甘い!

紅白大根もちょい辛でバーニャカウダソースとの相性がよかったなぁ。
もちろん、葉っぱもムシャムシャといただきました。

生で食べられるサラダなすも試してみたけど、これはまぁまぁかな^^;。

目にも楽しく、小さいながらしっかりと野菜の味も楽しめるミニ野菜は、食卓を彩ってくれる頼もしい味方。

この形のまんまぬか漬けなんかで出てきたら感激だろうなぁ(≧∇≦)。
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マーメラス

2011年04月10日 | ベジフル日記
マーメラスの何がスゴイって、生産者が日本でただ一人なのだ。

浜名湖のほとりで豆を作り続けている古橋さんという方がその日本で唯一の生産者でマーメラスの名付け親。




"いんげんとスナップエンドウの合いの子のような感じ" と聞いていたので、どうやって食べようかと散々悩んだ末、結局スナップエンドウのように固めの蒸し茹でにしてそのままマヨネーズをつけていただいた。




なんと芸のないことか(笑)。

どちらかというと味も歯ごたえもスナップエンドウに近いけど、味がより濃くそして甘く、何といっても香りが最高!

もちろんつまみにもグーであった v(^0^)v
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ホワイトアスパラ

2011年04月08日 | ベジフル日記
私が子供の頃、「アスパラガス」というと主にホワイトアスパラの缶詰のことだった。
サラダなどに入ったものをたまーに食べる程度だったが、特に美味しいとは思わなかったし、"ガス" という言葉がついているせいか、アスパラ特有の香りもあまり好きになれなかったものだ^^;。

ところがどうよ。
今じゃアスパラは大好物 ^0^。
しかもホワイトアスパラが店頭に並ぶと "むふふ、今年もこの季節がやってきたか" と心を躍らせている自分がいる。

さて、この佐賀産のずっしりと太いホワイトアスパラが今年の初物となった。





マルシェでもひときわ大きな存在感を放つほどのデカさ。
できればこの太さを活かして楽しみたいなぁ、などと考えるだけで幸せになってくる。

一般的には茹でて食べるのが美味しいと言われるホワイトアスパラだけど、個人的には蒸し焼きにして食べるのが好き。

ということで、一品目はバターソテーにしてみた。
フライパンで軽く塩コショウをして焼き色をつけたあと、水を少し振り入れて蒸し焼きに。
水分がなくなったらバターをからめて出来上がり~。




レモンをかけて食べたら止まらない美味しさだった。

二品目は、新じゃがとベーコンを加えてチーズ焼きに。
ジャーマンポテトを作る要領で炒め合わせた後にチーズをのせてオーブンで焼くだけ。




もちろん、ビールやワインにもピッタリ。

そして何といっても・・・、

筍のような歯ごたえがたまら~ん♪ (*^o^*)


筍といえば、このホワイトアスパラはドイツやオーストリアではSpargel(シュパーゲル)と呼ばれ、ちょうど日本の筍のように春の訪れを告げる野菜として愛されている。
日本でも筍に代わる春の旬野菜になりそうな勢いを感じるホワイトアスパラ。

空に向かってスクスクと伸びる野菜を食べて元気をいっぱいもらおう!


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うすいえんどうの豆ごはん

2011年03月28日 | ベジフル日記
和歌山産の「うすい豆」が入荷された。
正式には「うすいえんどう」というえんどう豆の一種。




実は私、お恥ずかしながらこのうすい豆を知らなくて、詳しい方に聞いたところ、

「関東じゃ豆ご飯って言ったらグリンピースが有名かもしんねぇけど、関西の豆ご飯って言ったらこのうすい豆だよ!」

とのこと。

それを聞いた途端、あの幸せな豆ご飯の香りが口の中いっぱいに広がってしまった。

 豆ご飯、食べたーい o(*^^*)o

もちろんすぐさま買って帰り豆ご飯をこしらえたのは言うまでもない。

さやからコロコロと豆を出しながら、思わず手についた香りをかいではニンマリしてしまう。
豆はグリンピースよりやや大きめで淡い緑色が美しい。




豆を取り出したさやは、その茹で汁をご飯を炊く時に使うと美味しいと聞いたので、そうしてみた。

味は塩と酒のみ。
お米(発芽米入り)2合に対して、うすいえんどう約200g(さや付きの重さ)の分量にしてみたところ、豆の量は多すぎず少なすぎずちょうどよかった。




豆ご飯の場合、個人的には少し硬めくらいの豆が好きなんだけど、グリンピースだとボソボソとしてしまう時がある。でも、このうすいえんどうはふっくらホクホクとして実に美味しい。

関西では豆ご飯の他に卵とじにしてもよくいただくそうなので、こちらも是非試してみたい。
うすいえんどうの卵とじ丼なんて何とも美味しそうじゃ~ないか ^0^。



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今こそ野菜を!

2011年03月22日 | ベジフル日記
あの巨大地震から10日が経った。
この間がとても長く感じるのは、今まで経験したことのないようなことが立て続けに起こり、色んなことに気を配りながらいつもとはちょっと違う日常を送っているせいだろうか?

地震当日のことは こちらのブログ にも書いたけど、きっと一生忘れられないと思うしまた忘れてはいけないと思っている。

愛する家族や住む場所を失った方々の心中を思うと言葉を失ってしまう。

それでも下を向いてばかりはいられない。
みんなが元気をなくしたら終わりだ。

そう思ったのは地震から3日後の日曜日だった。

川崎へ行く用事があったので、ついでにチッタデッラへ行ってみるといつものようにマルシェが開催されていた。




人はさすがにいつもより少なめだったけど、活気溢れる青空市場の様子はなぜだか涙が出るほど嬉しくて、みんなの笑顔や明るい声や新鮮な野菜たちに心から感謝した。

オーガニック野菜を提供してくれるサニープロダクツさんのテントには美味しそうな野菜がズラリ。
プチベールと芽キャベツに魅かれて購入した。

ステキなイケメンお兄さんに、「名残にさしかかって少し大きくなったプチベールは通常(30秒)より少し多めに茹でて下さい」というアドバイスもいただいた。
おまけに「ブログでジャンジャン紹介して下さいね」なんて嬉しいことも言ってくれたので、写真まで撮らせてもらっちゃった^^;。




また買いに行きま~す!



さて、プチベールは、お兄さんに言われた通り、おしりに十字の切りこみを入れて熱湯で1分ちょっとゆでてみると、目にも鮮やかな緑色になった。

まずはそのままムシャムシャといただき青くほろ苦い味を楽しむ。

バーニャカウダ風に好きなソースと合わせるもよし、




からしと醤油とレモンを合わせたドレッシングで和えておひたし風にしてもさっぱりと爽やかで美味しかった。




ゆで過ぎないのがポイント。

芽キャベツはシチューにしたところ、味も形も主役級の存在になった。
ほどよい甘みがあってコロコロとかわいらしいが、丸ごとガブリと食らいついたら予想以上に熱々で舌をやけどしちまった^^;。




・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


プチベールと芽キャベツは小さいながらどちらもキャベツ以上に栄養価が高く優れた野菜なんである。
βカロテン、カルシウム、ビタミンC が豊富なので、計画停電による通勤の不便や買い占めなどでイライラやストレスを抱えているであろうこの時期に取るにはもってこいかもしれない。野菜不足解消の手助けもしてくれる。

そろそろ旬も終わるが、まだスーパーの野菜売り場で見ることができるので、私ももう少し楽しみたい。

こんな時だからこそ、元気に育った野菜を沢山食べたいと思う。
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カットフルーツ

2011年03月10日 | ベジフル日記
「カットフルーツ研修」 というものに参加してきた。
色とりどりのカラフルな果物たちに囲まれて、テンション上がりっぱなしの3時間。

講師はシニア野菜ソムリエの佐藤さん。




まずは、パイナップル、りんご、グレープフルーツ(ホワイト&ルビー)、オレンジ、キウイ、いちご、ぶどう、という順番で、見映えがして果汁の出ない切り方やむき方を手際良く教えていただく。

それはそれは鮮やかなナイフ捌きでマジックを見ているかのよう。
何て言ったらいいんだろう?ナイフを動かして切るのではなく、果物にスッと刃を入れて優しく転がしているうちに切れてる、って感じ。
みんなの目が講師の手元に釘づけになる。

カットから盛り付けまでの一通りの説明を受けた後は、いよいよ自分たちの作業。

大きなパイナップルを丸ごとこんな風に切るのはいつ以来だろう?なんて思いながら、牛刀とペティナイフを使い分けながらカットしていく。

りんごは固いのでむきやすいけど、グレープフルーツやキウイは結構苦戦した。

むっ、難しい。
どうしてもナイフの刃を動かしちゃうから形がイビツになってしまう。

ええい、こうなったら盛り付けでごまかしてしまえ~!Σ( ̄□ ̄;)

というわけで、最初は大きめのトレイへの盛り付け。

おお、結構うまくできた!




・・・と思ったら蓋が閉まらなかった(笑)。


続いて、もう少し小さいサイズのケースへの盛り付けのコツを教えていただく。




いちご、ぶどう、ブルーベリーなどは小粒ながらも色合いのアクセントに欠かせない。

難しいのは、なるべくカットしたフルーツには触れずに盛り付けること。
皮面に添えた手とナイフでそっと持ち上げるようにして手際よく作業するのはなかなか大変だ。

どれも食べ頃でとっても美味しかったので、気がつくとモグモグとつまみ食いしとった(^~^;;。


最後はパイナップルボートの作り方を見学。




いやはや、またしてもマジックショーだ。
これを作るのに10分とかからなかった。
説明を入れなければたぶん5分くらいで完成していたんじゃなかろうか。

コレ、見ているだけでストレス解消になる~!

目にも鮮やかな上、甘~い香りに包まれて、楽しい研修だった。
他の人の盛り付けを見るのもとっても勉強になったし、なんてったって実用的なのが嬉しい(^o^)/。
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デコポン

2011年02月24日 | ベジフル日記
毎年、柑橘系のどれかにハマってる。
今年はデコポン。




もちろん、果物はデザート感覚でそのままムシャムシャと食べるのが一番好きなんだけど、他にも美味しい食べ方はないだろうかと日夜あれこれと思いを巡らせたりしている。

といっても、思いつくのはいつもありきたりのものばかり。
もっと豊かな発想力が欲しい・・・。

【デコポンと水菜とツナのサラダ】




作り方(2~3人分):
(1) デコポン(大1/2個)は一房ずつ皮をむき、一口大に揃える。
(2) 3cm幅に切った水菜、薄切りにした玉ねぎ(1/4個分)、デコポン、ツナ缶をボウルに入れてドレッシングで和える。

 [ドレッシング]
 塩、こしょう・・・適量
 オリーブオイル・・・小さじ1
 マヨネーズ・・・小さじ1

デコポンは味がしっかりしているのでツナともよく合い、味も見た目も爽やかなサラダに。
コレ、思った以上に美味しかった!

次は、デコポンではないんだけど、"みかんが沢山あって食べきれないぞ~!" って時に試した一品。

【オレンジ蒸し鶏】

今人気の塩鶏を作る時の砂糖をオレンジに変えただけなので超簡単。
みかんを3個ほど使います。




作り方:
(1) 鶏むね肉1枚を開き、フォークなどで全体に穴をあけ塩小さじ1/2でよくもみこんで15分ほどおく。塩がなじんだらみかんのしぼり汁(1個分)につけて10分ほどおく。
(2) 鍋に輪切りにしたみかん(1個分)、1のむね肉、スライスしたみかん(1個分)、の順に重ねて酒(大さじ1~2)をふりかけて中火で蒸す。
(3) 鍋が煮立って鶏肉の赤みが消えたら裏返して弱火で中まで火を通してできあがり。

そのままで十分美味しいけど、ブラックペッパーをかけると大人の味に。
マスタードを加えたマヨネーズにディップしても美味しい。

鍋に残った汁もとってもうまみがあるので、かけて食べてね。

(上の写真は他のことに気を取られてちょっと蒸し過ぎに。本当はもっとしっとり仕上がります^^;。でも美味かったじょ~!

ただ、みかんに含まれるビタミンCは熱に弱いので、栄養価的には生で食べるのが一番。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



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