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10月3日は犯罪被害者支援の日

2008-10-03 10:43:16 | ひとりごと時々老後のお話
橋下知事「判決が不当とは思わないが…」控訴の意向(朝日新聞) - goo ニュース

2008年10月2日(木)13:39

 山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹・大阪府知事が知事就任前の07年5月、
テレビで繰り広げた発言で2日、知事敗訴の判決が出た。

 橋下知事は
「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
と頭を下げた。
「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。
判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」
と述べ、控訴の意向を示した。


      


確かに、橋本知事の就任前のTVでのこの呼びかけは少し考えものだと思います。
でも、事件の大きさや残忍性、遺族の気持ちを考えると
殺害した事実も犯した罪も変わらないのに弁護団が変わった途端
今迄認めていた事をひっくり返して
「ドラえもんが・・・生き返るための儀式・・・」と主張し始め
記憶を都合の良いように修正しているのはなぜだろうと思ってしまいました。

1審、2審での審判は何だったのか。

「これは殺人事件ではなく、母体回帰」
という弁護人たちの主張はわけがわからなかったです。

このような主張と裁判の日を突然キャンセルなどして
遺族側への配慮が足りなかったし、
被告人の弁護団なのであり得ることだと思っても、素人からするとイヤ~な印象でした。

だからと言って、
TVの呼びかけで懲戒請求というのもどうかと思いますけど・・・

過激な発言をしてしまった橋本知事の気持ちもわからなくはないです。



変わって来たとはいえ、
日本はまだまだ加害者の人権を守ることばかり。

この事件に限らず、悔しくやりきれない思いをしている被害者、家族はたくさんいます。

えん罪を防ぐためにも、真実を知るためにも正しい裁判は絶対で
加害者の人権を守ることは悪いことではありません。

でも、それと同じように、いえ、それ以上に
被害者側へのフォローがあっても良いと思うのです。

被害者でありながら立ち直れない人がたくさんいます。
遺族となって一生逃れられない悲しみや苦しみに耐えていかなければいけない人がたくさんいます。

行き当たりばったりの犯罪も増えた今、
凶悪事件が多く発生している今、
被害者、遺族へのサポートはより重要になってくると思います。


10月3日は犯罪被害者支援の日です。

この国の被害者支援充実のために、犯罪被害者が置かれている実情と
社会による支援の必要性についてみんなが理解し
突然の不幸にあった被害者への支援が必要だと思います。

充実した支援はできれば国のレベルで・・・
いつか加害者ばかりではなく
犯罪被害者にもしっかりした支援ができることを望みます。

警察により犯罪被害支援
 http://www.npa.go.jp/higaisya/home.htm

全国被害者支援ネットワーク
 http://www.nnvs.org/index.html




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ご協力ありがとうございます。


個人的な意見ですが・・・
最近少しは変わって来たけど、
以前として加害者ばかりが守られて被害者や遺族が全然守られていないこの国の制度に疑問です。

加害者には出所後も立ち直るためのサポートがいろいろありますよね。
被害者は?遺族は???