
奥は自家製廃油石鹸、手前はハワイみやげの石鹸
私は仕事がら、とにかくたくさん手を洗います。合成界面活性剤で殺菌効果の高い液体せっけんでとにかくガシガシ洗っていました。
仕事だからしょうがない。そう思って。
普段家では、合成界面活性剤いりのものは使いません。石鹸が大好きなので、マルセイユセッケンを自分で作ります。最近は忙しいので、妹からもらったり、買ったり、洗髪の時も石鹸シャンプー(髪がつやつやになります。)だし洗濯も粉せっけんを使っています。
話を戻します。会社で手をたくさん洗っていたら、私の手が悲鳴をあげ初めました。手の甲、指がかゆくてかゆくて、掻いていたらゾウの皮膚みたいにカピカピになってきました。もちろんヴァレダの保湿クリームは使っていました。でも、外からつけていたのでは間に合わず、保湿クリームをぬってもしみてきました。
医者にいけばともいわれましたが、処方されるのはきっと副腎皮質ホルモン系の抗生物質です。
しょうがないので、妹にいい液体せっけんはないか相談したら、パックスのカリ系石鹸で精油入りのものを紹介してもらいました。それを持参して、会社で使うようにしました。使った瞬間からこれで私の手は治ると思いました。使用後、痒くならないんです。全然。優しい使い心地です。ラベンダー精油も入っているので自然な殺菌効果もあります。
まだ完全には治ってないけど、痒くはないです。
合成界面活性剤は環境にも負荷をかけます。石鹸はすぐに分解されるので、石鹸液の中では石鹸カスを魚が食べても死にませんが、合成界面活性剤いりの中の魚は即死します。いつまでも分解されず残ってしまうんです。
自然は巡廻しています。私たちが使った水が巡り巡って海にいき雨になって畑や田んぼに降り注ぎます。
下水道が完備されていても施設にいくまでの道すがらたくさんの生き物たちがいます。そして分解されないものを使い続けていいのか疑問です。けい皮毒も気になります。普段使うものから環境に負荷をかけないものにしていきたいです。 さいかち