中国は自給自足できるのか?
現在の中国の食糧自給率は70%程だとされています。輸入に大きく頼っているのは大豆で(90%)、米麦コーンの主要穀物は自給自足できてるようです。中国の食糧不足はあるのか...
愛国心は教育できるのか?
先進国では昨今、ほとんど愛国心というテーマが学校で語られる事は無くなり、それは学校で宗教を教えないのと同じように暗黙の了解になっております。 これはかつての愛国教育が国家間の戦争...
民主主義はいつ勝利するのか?
これまで色んなイズム(主義)を論じて来ましたが、とうとう人類が作って来たイズムの中でも最高傑作とされる、デモクラシズム(民主主義)を取り上げます。 これは読んで字の如く民が主の社...
ラダックの冬
だいぶスピンオフが長引きましたが、物語の本流であるラダックでの最後の一年に戻ります。 秋の収穫祭が過ぎ去れば、すぐに永い冬がやって来ます。 1975年にはもうレーに空港が出来てい...
人生の 最期を飾る ホームラン 打てる小説 描いて行きたし
さて、いよいよSYNの物語はクライマックスに近づいて来ました。最後にはっきりとSYNの光がsinの闇を凌駕する結末を描こうと思います。 長崎クリスチャンが最も光を放った時代の生き...
十年後 二十年後と バトン継ぐ 私の生まれた 時代の紹介
前回までの「幸」で物語としては終わり、エピローグの「心」は私が生まれて育った時代(81年生まれ)についての総括的な紹介に当てようかと思います。 それはもちろん物語のバトンを引き継...
イズムたち 沢山生まれて 来たけれど 一体何を 残したろうか
秦天臣がおよそ半世紀ぶりに(60年代後半)帰って来た故郷は、大躍進と文化大革命の破壊の嵐の...
中国人による地下出版 (或る夫婦の闘争)
今回は或る特別な夫婦をフィーチャーします。 まずは奥さんからで、ツェリン-オーセルというチベット女性です。 彼女はチベットでの文化大革命についてアカデミックな研究をしており、そ...
オーウェルの「動物農場 」(共産革命の入門と卒業)
ジョージ-オーウェルは常に貧しく虐げられた人々を描いた英国の作家で、スペインの共産革命にも義勇兵として参戦したほど、社会主義の理想に身を捧げた人です。 しかし歴史上、共産革命は分...
「1984年」のチベット (革命と反革命と反反革命...)
オーウェルの「1984年」は、革命政権が権力を維持する為に軍国主義に走り、常に外の敵との戦...