後進国では空港の出入りは厳しくチェックされますが、そんなコトをしなくてもハノイ空港は旅客が安心して寝られる平和な場所でした。
空港から市内に向かうバスは6時頃に始発で、それに乗って7時頃に終着点のハノイ-バスターミナルに着きました。
そこからランソンという中国国境の街に行くのが最短経路ですが、そんなに急ぐ旅でもないのでハノイ駅まで歩いて、電車で国境へ向かうコトにしました。
見出し画像にしたのは朝のラッシュ時の小学校前で、ハノイはどこもバイクの洪水状態ですが、特にココは酷かったので撮りました。

この写真はお昼時の駅前繁華街の様子で、沢山のバイクが集まって店は大繁盛しており、みんなビールを飲んでいました。
ハノイのバイクはノーヘルが当たり前で、信号も平気で無視するので歩行者は気を付けなければなりません。

これがベトナムの首都の駅で、インドの様に路線を自由に歩けました。
それだけ本数が少ないというコトで、線路の上に椅子を置いてカフェを開いている通りもありました。

こうしたツーリスチックな通りは旧市街にかなり広がっていますが、そこでは外国人からボろうとする人達が居るので好きになれませんでした。
因みに今回はお菓子の押し売りのオバちゃんにちょっとボられただけでしたが、以前にサイゴンではバイクタクシーのオジちゃんにけっこうヤラレました。

ハノイで寛げるのは幾つもある湖の公園で、そこでは犬も放されています。
因みに野良犬や野良猫は全く見かけず、マニラよりもずっとキチンとした印象の街です。
公園ではダンスと足球が流行っていて、とくに足球はベトナムの国技のような人気です。

もう一つ印象的だったのはお墓で、これは沖縄や台湾と同じスタイルですが、デラックスさではその上を行っているモノを見かけました。

仏教寺院もハノイではちゃんと機能している様で、中国由来の仏教なので「南無阿弥陀佛」が主流ですが、そんなモノでも一応「葬式仏教」は存続させられるみたいです。

抹香臭い話はやめて子供に話を移しますと、ハノイは「子供の街」と言っていい程に子供達を多く見かけました。
園児のお散歩は日本でも見かけますが、ハノイのそれは保母さんの伴奏と園児の歌が聞けてより進歩的でした。

次はわたしの昼飯の写真ですが、工事現場の側の労働者達で賑わっている屋台で食べました。
大きなモチ米オコワとゆで卵2つとアイスティーで150円くらい、回りもみんなマッタリしているので1時間以上のんびり出来ました。

次に夜の街に移りますが、ベトナムでは中国に負けないくらいビールが沢山呑まれており、こうしたお祭り騒ぎの風景が多々見られます。

わたしも白酒(中国から入って来る、アルコール56%)を飲んでかなり酔っ払い、この猫が番をしているお店で流れていたボクシングのスーパーフェザー級タイトルマッチを見入ってしまいました。
後から主人のオジイちゃんが出て来て一緒に観ましたが、言葉は通じなくても一緒に熱くなれ、ボクシングも国境を超えられる点で悪くないと思いました。